e-VISA?オンライン入国カード?ESTA?オンライン申請を詳しく紹介

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本や音楽など、様々なものが電子化されていく現代においては、渡航の手続きも例外ではありません。

飛行機の中で配られる入国カードも電子化され、オンライン入国カード」を採用している国が増えているんです。

また、電子化されたビザ「e-VISA」や、事前にインターネットで渡航の承認を得る「電子渡航認証もあります。

ここでは、どこの国で電子化され、どのように申請すればよいのか、詳しく紹介していきます。
行き先が決まったら、ぜひチェックしてください!  

電子化されたシステムと採用している国

従来は大使館でのビザ発給や、イミグレーションでの入国カードなど、紙媒体による入国管理が行われていました。

しかし、海外からの渡航者の入国を管理するシステムを電子化し、申請から発給・承認までオンラインで完結するシステムを採用する国は増加傾向に。

これらにはビザをオンラインで取得できるe-VISA」のほか、「オンライン入国カード」「電子渡航認証」などのシステムがあります。

採用している主な国を見てみましょう。
ただし、これらの申請には入国の目的が限定されていることが多いので、注意してください。

e-VISA

オンライン入国

アメリカをはじめ多くの国で採用されていますが、日本人の場合、短期の観光・商用であればビザ不要の国が多いです。

したがって、ビザやe-VISAが必要になるのは、

  • ビザ免除国であるが、長期滞在や現地で就労するなどの場合
  • 日本とのビザ免除協定が結ばれていない33か国へ入国する場合(2020年3月現在)

となります。

中には通常のビザを廃止し、e-VISAのみを発給している国もあるので、注意しましょう。

ビザが必要となる国や取得方法などの詳細はこちらの記事をご覧ください!

をご覧ください。

電子渡航認証

  • アメリカ
  • カナダ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • スリランカ
  • ヨーロッパのシェンゲン圏(2022年より)
オンライン入国

電子渡航認証はパスポート情報を事前に登録して審査し、入国を承認するものです。
アメリカなどのように、承認されていないと飛行機への搭乗を拒否されるケースもあります。

また、入国カードで行う入国審査が初の審査となる場合は時間がかかりますが、電子渡航認証で審査を受けていればスムーズに入国できるようになります。

(ただし、最終的な入国許可の判断は、現地の入国管理官に委ねられています。)

電子渡航認証の有効期限や申請方法などは、こちらの記事で解説していますので、併せてご覧ください。

オンライン入国カード

  • 台湾
  • 韓国
  • シンガポール
オンライン入国

着陸前の飛行機内で配られることが多い「入国カード(EDcard)」を、出国前にオンラインで行うものです。

入国カードの電子化は多くの国で採用されていますが、日本人に適用している国は上記の国々です。

もちろん、機内で配布される入国カードにその場で記入してもOK。
要は、現地空港のイミグレーションまでに記入できていれば良いのです。

でも、機内で書くにしてもゆっくり寝ていたいときもありますし、慣れない英語での記入に不安を感じる人もいますよね。

そんな時でもオンライン入国カードなら、自宅などでゆっくり記入できますし、ウェブサイトのマニュアルなどを見ながら記入できるので、安心です。

記入項目はだいたいどこの国でも同じ。

台湾へ行く前に!オンライン入国カードの登録方法をやさしく解説

新型コロナウイルス対応版!シンガポール電子出入国カード申請法を解説

を参考に事前に記入しておくことをおすすめします。

メリットとデメリット

このような電子化されたシステムは、大量の渡航者を素早く正確に管理し、自国の安全を守るために開発されました。

申請する私たちの側にも大きなメリットがありますが、その反面、デメリットもないわけではありません。

ここでは、電子化されたシステムを利用する際のメリット・デメリットを紹介しましょう。

メリット

  • 現地での手続きがスムーズ
  • 24時間「いつでも」「どこからでも」申請・登録可能
  • オンラインマニュアルなど調べながらゆっくり作業できる
  • 優遇措置がある

オンラインで行えるこれらの手続きは、インターネット環境があれば時間も場所も選びません

大使館から遠方に住んでいてもビザが取得できれば、仲介業者に手数料を支払ったり交通費が発生したりするなどの費用を抑えることもできます。

また、電子渡航認証は有効期限も長く、ビザよりも審査が緩いので、渡航者のメリットも大きいといえるでしょう。

さらに、自宅などの落ち着いた環境で調べながらゆっくり手続きできる点もおすすめです。
これらの書類は英語で書かれていることが多いので、オンラインマニュアルを見たり誰かに聞いたりしながら記入することもできます。

そして、入国審査時のチェックも電子化によりあっという間に終わります。
イミグレーションでのちょっとしたドキドキも短くて済みますね。

デメリット

  • オンライン環境とツール(デバイス)が必要
  • パソコンなどの操作に慣れていないと手間取る
  • 個人で申請が基本

当たり前のことですが、インターネットに接続できる環境と、パソコンやスマホなどの機器がそろっていることが前提条件です。

また、申請サイトにアクセスしたり、場合によっては写真をアップロードしたりすることも必要です。
慣れていないと時間がかかってしまうこともありますね。
時間制限を設けている国もあるので、気を付けましょう。

もちろん、本人が操作をする必要はないので、家族に頼んで申請してもらえばOKです。

ただし、身内以外の人が申請する場合(旅行代理店や代行業者など)は手数料を取られたり、中には悪徳サイトも見られたりするので、十分に注意しましょう。

また、各システムは予告なく変更されることがあります。
渡航先の国の要件を必ず確認するようにしましょう。

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