【海外旅行の持ち物(前編)】忘れちゃいけない必需品グッズ

楽しい海外旅行に行く前の大きな難関が「荷造り」。
何を持っていくべきかとあれこれ考えていると、意外と時間がかかるものです。
でも、旅に持っていくものは誰でもほとんど同じ。
行き先によって変わるものがあるにせよ、ほぼ共通と言えるでしょう。
そこで、当サイト管理人の『旅の必需品リスト』を大公開!
最後にチェック表も添付したので、プリントアウトしてご利用くださいね。
なお、こちらの記事、
も併せてご覧いただければ、旅先で「…しまった!」ということがありませんよ。
はじめに
冒頭でも書きましたが、海外旅行に持っていくものは似たり寄ったり。
いろんなサイトで紹介されていますが、同じようなものが多いでしょう。
実は、当サイト管理人も旅行準備のときに見る自作の❝マイリスト❞があるのですが、毎回8~9割は同じ物を持って行きます。
でも、その中には他のサイトにないものもあったので、ご紹介したくなりました。
この記事では、海外旅行のときに「これはないと困る」というものを、ジャンル別にお届けします。
補足がある場合は各項のリストの下に添えていますので、ぜひご覧ください。
お急ぎの人は本ページ最後の『チェックリスト』にて項目のみ挙げていますので、そちらをご覧くださいね。
貴重品

まずは最重要ともいえる持ち物「貴重品」からスタート。
収納する場所も考えながら用意していきましょう。
- パスポート、パスポートのコピー
パスポートは取り出しやすく盗まれにくい所(口がしっかりと閉まるバッグの内ポケット等)、コピー(顔写真のページ)は全く別の場所(スーツケース等)にしまっておきましょう。 - 航空券(eチケット控え)
パスポートと一緒に挟んで持ち歩くと良いでしょう。
インターネットで購入した場合はeチケット控えが発行されるので、必ず印刷して持参しましょう。 - 電子出入国カード申請控え
出入国カードの電子申請、電子渡航認証などを利用する国の場合、念のため控えや申請番号を印刷またはスマートホンにダウンロードしていきましょう。 - 海外旅行保険証券または付保証明書
できれば付保証明書(英語もしくは公用語)を持参しましょう。 - クレジットカード
国際ブランドを持参しましょう。盗難時も現金より安心。 - 現金・現地通貨
財布を2つ持ち、日本円と現地通貨で分けておくと便利。
クレジットカードなどをメインで使い、現地通貨はチップや小売店などで利用する分だけ両替しておけば十分。
少額なら空港で両替するか、現地のATMを利用するのがおすすめ。 - スーツケースの鍵
家に置き忘れたり、どこにしまったかわからなくなったりすると大変!
暗証番号タイプは設定番号を忘れないようにしましょう。
パスポートは言うまでもなく海外旅行のマストアイテム。
海外で唯一身元を照会できるものです。
そのため、コピーも持っていくことをおすすめします。
万が一、パスポートが盗まれた場合でも速やかに再発行や帰国の手続きに入れるからです。
コピーは全く異なる場所にしまっておくと良いでしょう。
ちなみに、管理人は海外ではパスポートをホテルのセーフティボックスに入れ、コピーを持ち歩くようにしています(ホテルのセキュリティにもよりますが)。
買い物などでパスポートの提示を求められることがありますが、コピーでNGだったことは未だありませんよ。
また、意外と忘れがちなのが、eチケット控えの印刷を忘れて空港まで行ってしまうこと。
必ず印刷して持参してくださいね。
最近ではオンラインで飛行機を予約する機会が増え、空港で初めにすることが「eチケット控えを航空券に替えること」になってきました。
以下の記事で詳細をお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
なお、電子化された入国カードや渡航認証ですでに申請済みの場合、それを証明するものが必ずしも必要なわけではありません。
ただし、現地の入国審査を通らなかった場合は申請の受付メールや申請番号、申請内容についての控えがあると提出し直さなくて済みます。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
また、万が一のため、旅行保険へ加入しておきましょう。
諸外国の医療費は非常に高額なため、自己負担しきれなくなることがあります。
医療機関によっては治療前に支払い能力があるか確認されることがありますが、英語や現地の公用語で書かれた「付保証明書」を持参していれば問題ありませんし、保険会社のキャッシュレスサービスがあれば立て替えずに済むこともあります。
保険証券は大切なものなので、自宅に保管しておくと良いでしょう。
旅行保険についてはこちらをご覧ください。
最近ではキャッシュレス化がすすみ、ヨーロッパでは現金の出番が少ない国も増えています。
クレジットカードは今やマストアイテムと言えるでしょう。
海外で利用するなら国際ブランドと呼ばれる「VISA(世界シェア56%)」「Master Card(同23%)」が活用度が高く、おすすめです。
日本発の国際ブランド「JCB(同1%)」は海外では利用できないケースもありますが、JCBプラザなどでのサービスが手厚いというメリットがあります。
管理人は普段使いのJCBを海外でもメインで使ってポイントを貯め、使えない店舗だけVISAを利用しています(笑)。
クレジットカードには海外旅行保険(下記参照)が付帯したものもあるので、1枚作っておくと便利ですよ。
カバン・衣類

続いて「カバン」などの持ち運びグッズや「衣類」など。
かさばるものなので、厳選しましょう!
通常の旅行なら、洗濯はおすすめしません!時間がもったいないですよ~!
- スーツケース
預け入れ荷物サイズ・重量に注意! - ボストンバッグ・キャリーケース(折り畳めるもの)
旅先で購入したものがスーツケースに入らなくなったときに。 - 衣類・下着など
旅先の気候にあったものを。 - 羽織もの
暑い国・寒い国に限らず、脱ぎ着するのが楽な前開きの服を持参しましょう。
これがなければ荷造りできない「スーツケース」!
最近はカラフルで機能も充実したものがたくさん出回っています。
高級品やレンタル品など選択肢も豊富。
インターネットで購入もレンタルも簡単にできますから、用意しましょう。
飛行機の預け入れ荷物には規定があるので、スーツケースのサイズ選びは重要。
レガシーキャリアとLCCでの違いもあるので、こちらの記事、
を参考にしてくださいね。
管理人のおすすめは、
- 閉じ方はTSAロック付きファスナー(軽量タイプ)
- キャスター4つ・360度回転するもの
- 上記条件を満たす5,000~8,000円くらいのリーズナブルなスーツケースと、TSAロック付きベルトを購入する
という方法です。理由は上記リンク記事にて。
![]() | 価格:850円 |

事実、管理人はネットで購入した6,000円弱のスーツケース(Mサイズ)を愛用していますが、まったく問題なし!
乱暴に扱われて旅先で壊れてもベルトで急場をしのげるように、バックアップも万全です。
レンタル品も良いですが、早めに荷造りできないのでミニマリストにおすすめ。
そして、スーツケースには折り畳めるボストンバッグやキャスター付きのキャリーケースなどを忍ばせておきましょう。
旅先で買ったお土産品は意外とかさばるもの。
帰国便では手荷物として機内持ち込みできるサイズのバッグを持っていくと安心です。
また、衣類に加え、体温調節がしやすい前開きの羽織ものを持参しましょう。
寒い国でも屋内はかなり空調が効いているので、半袖の人もいるほど。
脱ぎ着しやすい重ね着スタイルがおすすめです。
ニットのカーディガンやボアパーカー、薄手のダウンなどがいいですね。
一方の暑い国ではクーラーが効きすぎて屋内は寒く、外では日射しが強すぎて肌がジリジリ痛むほどに。
冷え対策&日よけ替わりに、通気性の良い薄手の羽織ものを持参しましょう。
ストールもおすすめですが、アクティブ派は袖を通す物の方が楽。
長袖なら虫除けとしても重宝します。
男性は薄手のパーカーもいいですが、程良いキチンと感があるコットンシャツが便利ですよ。
また、寝るときにはパジャマではなく、そのまま外に出てもおかしくない程度の「ルームウェア」がおすすめ。
特に家族や友人などと一緒の旅行で複数の部屋を行き来するときは、そのまま出られるので便利ですよ。
女性ならワンピースやオールインワンもいいですね。
![]() | 価格:2,980円 |

電子機器・生活用品

ここからは旅先での生活に関するグッズで、管理人が必ず持参するものをご紹介します。
なお、機内持ち込みや預け入れ荷物として制限がある物品もあるので、下記サイトも参考にしてくださいね。
- 携帯電話と充電器
手荷物に収納するのがおすすめ。変換プラグや変圧器が必要か確認すること。 - リップクリーム&保湿用クリーム
男女関係なくマストアイテム。 - 筆記用具
ボールペンが一番。消せるタイプはNG。
機内で出入国カードが記入できるよう、持ち込みましょう。 - ウェットティッシュ
- ポケットティッシュ
- サングラス
海外は日本よりも日射しが強いところが多いので、緯度の高い地域でもあると便利です。 - 整腸剤
- マスク
新型コロナウィルス流行以降はエチケットとしても必須。
機内の乾燥対策にも効果的です。
いまや携帯電話は必須アイテム。充電器もセットで忘れず持っていきましょう。
機内の座席にコンセントやUSB電源が設置されていることもあるので、小さければ持ち歩くのも良いでしょう。
スマホならアプリをフル活用して、旅を便利に楽しみたいもの。
特にオフラインで使える地図アプリや翻訳アプリは場所を選ばず役に立つので、こちらの記事を参考にインストールしておきましょう。
なお、海外で利用するときに気になるのが電圧の規格。
合っていないとショートして壊れることもあります。
自分の携帯電話の充電器規格を確認し、必要なら変圧器を用意しましょう。
詳しくは、
にて紹介しています。
なお、多湿な国でも飛行機の中やホテル内は非常に乾燥しがち。
リップクリームは常に持ち歩くのがおすすめです。
乾燥肌の人は保湿クリームやオイルも。使い慣れた商品が安心です。
液体は機内持ち込みに制限があるので、詰め替え容器などを利用すると良いでしょう。

また、ウェットティッシュもお忘れなく!
衛生面に大雑把な諸外国では、結構いろいろなものがベタベタ(!?)です。
さほどきれい好きでもない管理人ですが、海外ではショッピングカート、ドアノブ、カフェのテーブルなど、触った瞬間に手を洗いたい衝動に駆られることがよくあります。
こんなときはウェットティッシュでササっと拭き取り。
除菌ジェルでも良いですが、機内持ち込み制限に引っかかることもあるのでご注意を。
もちろん食事前のおしぼりとしても重宝します。
海外ではおしぼりはあっても有料のことが多いので、持ち歩くと便利ですよ。
さらに、トイレの設備に不安がある海外では、トイレットペーパーがなかったり有料だったりすることも。
ポケットティッシュがあれば代用品として使えるので、バッグに少量、スーツケースに多めに入れておくといいでしょう。
水に流せるティッシュなら、水洗トイレにも使えるので安心です。
トイレットペーパーそのものを持ち歩くのもOK!
芯を抜いておくと意外とかさばらないので、多用するエリアを旅する場合はおすすめです。
そして、お腹の具合が悪いときに役立つのが「整腸剤」。
管理人も必ず1瓶持っていきます。
旅先では生活のリズムが乱れるので、便秘になりがち。
また、現地の衛生事情から下痢になることもあります。
そのどちらにも効果があるのが「整腸剤」なんです。
整腸剤の主成分は乳酸菌などの善玉菌なので、腸内環境の乱れを整えてくれるんですね。
海外で下痢になったとき「下痢止め」を飲む人がいますが、これは危険なこともあるので止めましょう。
原因が細菌性やウイルス性である場合、私たちの体は細菌やウイルス・それらが作り出した毒素を排出しようとして下痢を起こします。
下痢を止めるということは、原因を体内にとどめることになってしまうんです。
酷い場合は病院で点滴が必要なこともありますが、軽度なものなら水分補給と整腸剤で様子をみるのが管理人のパターンです。
ちなみに、腸内フローラ関連の研究をしていた管理人おすすめの整腸剤は、こちら。
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整腸剤には下剤や下痢止めのような即効性はありませんが、体調を整え、その後の旅を過ごしやすくしてくれます。
細粒タイプなら生後3ヵ月の赤ちゃんから飲めますよ。
水分補給用の飲み物についても、
の記事にて役立つものを紹介しています。
目的別アイテム

旅行先によって必須アイテムとなるものもありますね。
自分のニーズに応じて、必要な項をご覧ください。
暑い国のアイテム
- 日焼け止めクリーム
液状は持ち込み制限があるので、スーツケースに入れましょう。
現地で買うのもOKですが、使い慣れたものがベター。 - 虫除け
デング熱など虫が媒介する病気の予防にもなります。
スプレー品含め機内持ち込み可ですが、ジェルやミストタイプは液体としてカウントされます。
現地に着くまでは使わないので、スーツケースに入れておきましょう。
参照:厚生労働省 公式ウェブサイト「病気にならないために」 - 帽子
島など風の強い所では日傘は風に煽られます。帽子クリップがあると便利。
女性ならツバの広いタイプが日焼け止め対策にも◎。
寒い国のアイテム
- 使い捨てカイロ
腰用と靴下(足裏)用に貼るタイプを両方持っていくのがおすすめ。
現地で購入するのは難しいです。 - マフラー・手袋・帽子(折り畳み傘)
防寒対策はもちろんですが、ヨーロッパなどではあまり傘をさす習慣がなく、雪でも帽子でしのぐ人が多いです。 - 暇つぶし
雪が多く積もるところは、公共交通機関がストップすることもしばしば。
専属の車で移動できるツアー以外なら、本などあると良いです。
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