絶対に必要ではないけれど、あればすごく便利というグッズ、ありますよね。
同じことが旅行中に起こると、その有難さはひとしおです。
また、「現地で買えばいいや」と思ったら、海外では見かけなかった…ということもあります。
そこで、ここでは海外旅行での「あると便利なグッズ」を管理人Uniの経験から厳選して紹介していきます。
必需品については【海外旅行の持ち物(前編)】をご覧くださいね!
貴重品関連
日本人はスリやひったくりなどのターゲットにされやすいので、ファスナーでしっかりと口が閉じられる斜め掛けのバッグにしまうのが基本。
しっかり対策をして持ち歩きましょう。
- セキュリティポーチ
盗難されにくいような対策が施されたポーチ。
外から見えないように持ち歩けるものがあると便利。 - 学生証
海外でも学割でお得に!
できれば英語版の学生証や在学証明書、国際学生証などがあると便利。
海外で持ち歩くバッグは犯罪に遭わないよう、肌身離さず目の届く部位で持ち歩けるものを選びましょう。
前述のような斜め掛けバッグのチャック付き内ポケットも利用して、パスポートや財布などを分散して収納すると良いでしょう。
リュックのように背負うものは両手が使えて便利ですが、視界に入らないため、ナイフで切り裂かれて貴重品を盗られても気づかないというリスクがあります。
そんな海外で、持っていると便利なのが「セキュリティポーチ」。
軽量でしっかりと口が閉まり、ナイフの刃が通りにくいもの、クレジットカードのスキミング防止が施されたものなどが市販されています。
斜め掛けやウェストバッグなど形も豊富。
ただ、あまりにも「貴重品が入っている」のがわかってしまうので、逆に狙われやすいということも。
治安が悪いエリアでは、脅したりケガを負わせたりしてバッグごと奪い盗る…という事例も少なくありません。
そこで、管理人一押しのバッグは薄手で斜め掛けOKのポーチタイプ。
パスポートポーチとも言い、パスポートや予備のカード類だけを入れて持ち歩くためのコンパクトなバッグです。
なぜ薄手が良いかというと、上着の中でも斜め掛けでき、持ち歩いていることに気づかれにくいから。
頻繁に取り出さない貴重品なら、シャツの下でもいいくらいです。
薄着になる暑い国やビーチでは難しいですが、スリの多いヨーロッパ旅行なら本当におすすめのグッズです。
デザイン性の高いものなら、国内でもビーチやプールで活躍しますよ。
価格:2,090円 |
そして、あなたが学生なら、学生証を持参するのが超おすすめ!
海外でも学割は使えます!
中学生・高校生・大学生・専門学校生など、在籍していることが証明できればOKです。
こちらの画像はアメリカの『シカゴ美術館(公式ウェブサイトより)』。
入場料金表に「Students」と「Teens(14-17)」がありますね。
この場合、18歳以上の学生は学生証を提示しないと大人料金になるので、6ドル(約660円)高くなります。
13歳以下なら無料ですね。
学生証が必要な場合、日本語の学生証のままでもパスポートと一緒に見せればOKの所もありますが、厳しい所だと英語表記の学生証か在学証明書が必要になります。
在籍中の学校に頼めば作ってくれますし、大学なら事務局で発行してくれることが多いです。
もちろん学生証がなくても一般料金で入場すればよいので、必ずしも必要なわけではありませんが、美術館・遊園地などを巡りたい人は、学割を使えばお得になることが多いです。
ただし、海外では年齢で料金を区切ることも多く、25歳くらいまでなら中学生でも大学生でも同料金ということもあるので、パスポートやコピーを見せれば済む場合もあります。
こちらはフランスの『ルーブル美術館』(公式ウェブサイトより)。
18歳以下は無料で入場できますが、IDを提示することが求められています。
年齢の確認ができれば十分なので、学生証ではなくパスポートでOK。
ルーブル美術館の当日券は15ユーロ(約1,800円)ですから、かなりお得ですね!
なお、「絶対に学割料金を利用したい」という人に確実なのが、英語表記のユネスコ『国際学生証(ISIC Card)』。世界で通用する学生証です。
大学生協または直接ISICジャパンへ申し込みましょう。
発行手数料1,800円~で、スマホに表示する「ヴァーチャルカード」や通常形式の「プラスチックカード」が作れます。
ちなみに優待額は一般の学生証と同じです。
電化製品
海外旅行で困るものの一つに電化製品の規格違いがあります。
旅の過ごし方によっては必要ないものも多いですが、持参する場合は確認が必要です。
- カメラ、ビデオカメラ
最近は高性能なスマホがあるので、持ち歩かない人も増えているそう。
持っていくなら、手荷物として機内に持ち込みましょう。 - 変圧器
100-240V対応でない電化製品を使う場合、電圧を変えることが必要。
対応していないものを使うとショートして発火・破損の可能性も。 - 変換プラグ
日本と違う形状のコンセントへ挿し込むときに必要。
そのまま使える国もあり。 - モバイルバッテリー
現地の街歩きでスマホを多用する人はあった方が安心。 - モバイルWi-Fiルーター(レンタル)
いつでもどこでも通信環境を維持したい人に。
出発前に手配しておきましょう。
海外に行く前に、現地の電圧の規格とコンセント(プラグ)の形状は必ずチェックしておきましょう。
少なくともスマホは持参すると思うので、充電器の規格が対応しているかを確認しましょう。
充電器などの対応電圧の確認方法
➡ Input(定格入力/入力/輸入などの表記もあり)と記載された部位をチェック
「100~240V(ボルト)」と記載があればほとんどの国で使用可(変圧器不要)。
電圧が対応していないドライヤーの場合は変圧器が必要になりますが、大型で重いタイプが多いので、ドライヤーはホテル備え付けを利用するのがおすすめです。
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一方、100~240Vの対応であってもプラグの形状が合わない場合は、変換プラグが必要になります。
プラグの形状
日本のプラグ形状「Aタイプ」が使えるか確認。
ただし、100~240Vの対応であること。
- アメリカ(ハワイ・グアムなど含む)・多くのEU圏・中国・韓国などであればそのまま挿し込みOK。
- 香港・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどではプラグの形状が異なるため、「変換プラグ」が必要。
ちなみに、世界中で使われているiPhoneの充電器は100~240V対応なので、プラグの形状(=Aタイプ)があえばどこの国でも使えます。
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そして、昨今は必須アイテムといっても過言ではないのが『モバイルバッテリー』。
実は、管理人は海外での必要性を感じていないのですが、愛用している子供が「持って行かないなんて有り得ない!」というので、❝便利アイテム❞として載せました(笑)。
実際、我が子は街中や海辺などで❝映える❞写真を撮りまくり、あっという間に電池を消耗するので、海外でもモバイルバッテリーのお世話になっています。
ただし、モバイルバッテリーは飛行機の受託手荷物に入れるのは厳禁。
電化製品の持ち込みにもルールがあります。
詳しくはこちらの記事をご覧くださいね。
また、スマホで頻繁に検索したり通信したりする人は「モバイルWi-Fiルーター」も必要。
海外でのパケット通信はとてつもない金額になるので、「世界対応ケータイ」や「海外パケ・ホーダイ」を利用していない人は日本でレンタルしておきましょう。
一方、管理人は海外では常に機内モードに設定し、写真もムービーも少し撮るくらい。
マップはダウンロード版を使うため、ポケットWi-Fiもバッテリーも不要なタイプ。
その代わり、ホテルやカフェなどはFree Wi-Fiが利用できるところを選び、そこで検索しまくるようにしています。
ちなみに、海外でのスマホの便利な使い方についてはこちらの記事をご覧ください!
オフラインで使える便利なアプリの情報が満載です!
生活用品
持っていくか悩むのが雑貨類。
ニーズに個人差があるものなので、人との差が出やすいグッズです。
なくても何とかなる(!)ものなので、スーツケースの容量を見つつ、こだわりがあるものだけ選びましょう。
- 圧縮袋
衣類や下着をコンパクトに収納できるグッズ。
スーツケースを最大限使うには、あると絶対便利! - ネックピロー
長時間のフライトなら、あった方がよく眠れる。
飛行機の持ち込み荷物に仕舞おう。 - フォーマルウェア・靴
ちょっといいレストランや観劇の予定があるなら用意しておくのがおすすめ。 - エコバッグ
海外ではレジ袋がない所も多いので、折り畳みできるものを持ち歩く便利。
現地らしいデザインのエコバッグをお土産として購入するのも◎。 - 折り畳み傘またはレインコート
雨・雪でも徒歩で移動する予定がある人は持っていこう。
日本のようなビニール傘は売っていない国も多い。 - スリッパ
飛行機やホテルの中でリラックスしたい人に。折り畳み式やスポンジサンダルなどがおすすめ - 洗濯ヒモ・洗濯バサミ
水着を持参するなら必需品。旅先で洗濯したい人も。 - 携帯ウォシュレット
世界一と呼ばれる日本のトイレを海外でも利用したい人はあると超便利。 - 輪ゴム・ジップロック・ナイフなど
- 歯磨き粉・歯ブラシ
- シャンプー・リンス・ヘアブラシ
- ボディタオル
管理人は現地で洗濯するのは時間がもったいないので、衣類は着回し、旅程分の下着を用意します。
少なめにしたつもりでも、意外とかさばりますよね。
そこで大活躍するのが圧縮袋。
驚くほどコンパクトになりますよ。
管理人愛用の圧縮袋はバッグタイプのもの。
ファスナーを閉めるだけで50%も圧縮できる優れものなんです。
一般的なビニール製のものは安価ですが、気付いたら膨らんでいるなど圧縮に失敗したり、何度か使うと破れたり。
また、袋の口が狭いので、入れにくいですよね。
その点、バッグタイプはがばっと大きく開き、キレイに畳んだまま収納できるので、シワもつきにくいんです。
ポリエステル製なので耐久力も抜群です。
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また、フライト時間が長い場合は『ネックピロー』があるとゆっくり眠れるし、疲れがたまりにくいもの。
安価なものでも使うとだいぶ楽ですよ。
厚め・薄め・ホールド力など好みで選ぶのが良いですが、個人的なチェックポイントは「プッシュ式」で空気を入れられるタイプ。
機内で頬を膨らませて吹き込むよりもスマートですし、何より衛生的なのでおすすめです。
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旅先でおしゃれなレストランや劇場などへ足を運ぶなら、ドレスコードがあるか確認を。
必要ならきちんと感のある服も用意しましょう。
男性ならジャケットにシャツ、ネクタイをするとグレードアップします。
女性ならシワになりにくい素材のワンピースがおすすめ。女性の方がドレスコードは緩い傾向にあります。
靴はあまりかさばらないものが良いですね。
女性はハイヒールも素敵ですが、収納しにくいのでローヒールでも。
ちなみに、イギリスのとあるホテルでは、朝食でさえネクタイ着用でないとダイニングルームに入れなかったです。
6歳くらいの男の子もネクタイとジャケット姿で食事していました…。
また、高級ブランドショップでは服装で対応が変わることも。
DFSやアーケードなどに出店しているところなら問題ないですが、路面店だとTシャツ・ジーパンはマナー違反と思われることもあるんです。
TPOをわきまえた服装を用意していきましょう!
一方、ホテルなどの室内ではリラックスしたいですね。
靴を脱いでスリッパなどに履き替えると足の負担も減らせます。
とにかく軽くてペシャンコにできるものがおすすめです。
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EVA樹脂やスポンジ素材のサンダルならお風呂上りの濡れた足でもOK。
ビーチでも使えますね。
さらにビーチやプールなど水着を使うなら、持っていきたいのが「洗濯ヒモ」と「洗濯バサミ」。
トラベルグッズとして売っているものもありますが、管理人は普通のビニールひもを10mほど切って持っていくだけです。
濡れたままの水着を翌日着たくないので、タオルに挟み込んで固く絞った後、浴室などにビニールひもを張って干しておきます。
洗濯バサミなら自由自在に留められますよ。
ベランダがあれば低い位置に張ってもいいですね。
南国なら翌朝には乾いていますよ(スコール注意!)。
また、日本では当たり前のことが海外では難しい…というものの代表がトイレ事情。
特に、先進国に行っても洗浄機付きトイレにはなかなかお目にかかれません。
日頃の習慣になっていると、気持ち悪く感じることもありますよね。
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そういう人は、携帯型の洗浄機を持っていくと安心です。
市販のペットボトルに取り付けられるタイプなら衛生的。
非常用にも使えます。
ただし、海外仕様のペットボトルは口径が合わないことがあるので、気を付けてくださいね。
また、食べかけの食料品を保存するのに、輪ゴムやジップロックがあると便利。
ナイフを持っていると封を切ったり、フルーツをカットするのにも役立ちます。
管理人は朝・昼の食事は現地スーパーマーケットで食材を調達し、サンドイッチなどにして楽しみます。
もちろん見たことのない菓子類や酒、つまみも一緒に。
ただ、日本よりサイズが大きく、袋の軟弱なものが多いので、食べ残しを保管するのに輪ゴムとジップロックは絶対必要(個人的に)。
さらに、熱帯ならフルーツは絶対食べまくる!
驚くほど美味しく珍しいものが安く手に入ります。よく洗って、ナイフでカットしましょう。
その他、あると便利なものは歯ブラシやシャンプーなどのアメニティ類です。
日系のホテルなら用意してあることも多いですし、なければ現地調達という手もあります。
こだわりのある人は持参しましょう。
ただ、「ヘアブラシ」とシャワーを浴びるときの「ボディタオル」は用意されていないことが多いので、持参した方が良いかも。
食品・医薬品
旅を楽しめるかどうかは「食」と「体調」に左右されます。
旅先での万が一に備えて、持っていくと良いでしょう。
- 常備薬
(解熱鎮痛剤・目薬・酔い止め)
使い慣れたものを。
飛行機や屋内の乾燥対策に目薬もおすすめ。 - 湿布
(トクホン・サロンパスなど) - スポーツドリンクや緑茶の粉末
- インスタント麺、即席粥
持病がある人はもちろん、無くても解熱鎮痛剤や風邪薬、胃腸薬などは持っていると便利。
整腸剤は必需品の記事に掲載したので、そちらをご覧ください。
また、乗り物酔いする人は酔い止めを持っていくと安心。
現地のバスやタクシーは日本ほど乗り心地が良いものばかりではありません。
管理人は水なしでも飲めるチュアブルタイプを愛用しています。
海外は医療費が高額なので、重病でなければ薬で小康状態を保ち、帰国してから医療機関にかかるケースもあります。
解熱鎮痛剤があると便利ですよ。
なお、薬の持ち込みには税関での申告が必要な国もあります。
こちらも参照してくださいね。
なお、海外では普段よりも長い距離を歩くので、足が疲れることもしばしば。
専用の足用ジェルもいいですが、湿布を足裏やふくらはぎに貼ると翌朝だいぶ楽になります。
打ち身や肩こりにも使えるので、管理人はもっぱら湿布派です。
また、必需品ではないけれど、ぜひ持参してほしいのがスポーツドリンクや緑茶の粉末。
日本は緑茶・ウーロン茶など無糖のさっぱりした飲み物が手軽に買えますが、海外で無糖というとコーヒーか紅茶、しかもホットということが多いです。
お茶があっても輸入品であることが多いので、現地ではいいお値段になっています。
でも、かさばらない粉末の緑茶を持っていけば、現地のミネラルウォーターに入れるだけで、あっという間に出来上がり!
ただし、炭酸水や硬水(硬度の高い水だとおなかが緩くなること)も多いので、間違えないようにしてくださいね。
暑い国ならスポーツドリンクの粉末もおすすめ。
ですが、日本でお馴染みのブランドは、意外と見つけるのが大変だし、割高です。
すごい色のスポドリもあるし…。現地ムードは楽しめますけどね(笑)。
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スポドリなら現地の食事が合わない、下痢をした…などで体内の水分が失われたときにも重宝します。
加えて、現地の食事が合わなかった、日本食が恋しい…という場合に持っていると便利なのが、「インスタント麺」や「即席粥」など、お湯を注ぐだけでOKの日本食。
味噌汁も定番ですが、食事代わりにしたい場合を考えると、お腹を満たせるものがベスト。
管理人のおすすめは、ミニカップのうどんやマグカップに入れて作るインスタントラーメン、胃腸が弱っていても食べ易いフリーズドライのお粥などです。
子供やお年寄りが一緒だと食事が合わないことも多いので、少し持っていくと安心ですよ。
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