チケトレとは?ログイン方法や使い方、メリットから問い合わせ先まで完全ガイド【基本編】

急に行けなくなったら、苦労して手に入れたチケットでも紙同然…そんな時代は過去のこと!
チケット業界公認の「チケトレ」を利用すれば、無駄になる前にチケットを売ることができるんです。
もちろん、買い損ねた幻のチケットを買える可能性だってあります。
チケットを売りたい人と買いたい人、それをマッチングさせるサービスが「チケトレ」。
特に、いろんなチケット販売サイトを利用する人にぴったりのサービスなんですよ。
ここでは「チケトレ」が提供するサービスの概要やログイン・ログアウトのやり方、困ったときの問い合わせ方法などを解説しています。
安心して利用でき、活用度の高い公式チケットトレードサービスをお探しの方、必見です!
すでにチケトレに登録済みの方でチケットの出品や落札方法がわからない場合は、こちらの記事をご覧ください⇩
目次
チケトレとは?
チケトレとはエンタテイメント業界団体公認の『公式チケットトレードリセール(二次売買)』のこと。
チケットを売りたい人と買いたい人をマッチングさせ、チケットのニーズと代金の橋渡しをしてくれるサイトなんです。
2017年にスタートした新しいサービス形態ですが、運営はチケット販売大手『ぴあ』なので安心感もありますね。
チケトレについて、もう少し詳しく言うと、次のようになります。
- 行けなくなったチケットを売ったり、買い損ねたチケットを買ったりできる。
- 正規の販売価格で取引できる。
- 代金の受け渡しは「チケトレ」を介して行うので、当事者同士のトラブルがない。
- 業界公認の「購入証明書」付きで安心。
万が一、入場できなかったときは全額返金の保証付き。
でも、「公式リセールやトレードは、チケットを購入したサイトでやってるから十分」という方もいるかもしれませんね。
確かに多くのチケット販売サイトは、独自のリセールやトレードを行っています。
でも、売買の方法はそれぞれで、電子チケットのみが対象となることもしばしば。
いろんなサイトを利用する人は、そのサイトのシステムでその都度 売り買いしなければなりません。
そこでおすすめしたのが「チケトレ」!
業界団体の販売サイトが扱う紙チケットなら、どこのサイトで販売されたものでもリセール(トレード)できるのがチケトレ最大のメリットなんです。
つまり、出品や落札の方法は、チケトレのシステムだけ理解しておけばOK!
サイトごとに異なる独自の手順を知らなくても、チケトレのやり方さえ知っていれば済むわけですね。
いろんなアーティストのライブに通う人なら、出品・落札の手間も楽になることでしょう。
さらに、元々の販売サイトでは入手できなかったけど、チケトレにも出品されていた…というケースも十分にあり得ます。
落札のチャンスが増えるとも言えますね。
各種プレイガイドを横断する公式のリセール(トレード)のシステム、…それがチケトレというわけです。
一方で、デメリットもあります。
それは、発券した紙チケットの場合は、出品者が落札者に発送しなければならない点です。
発券前なら不要なステップですが、発送手配をするのは少し面倒かもしれませんね。
落札者からすればちゃんと届くのか心配ですが、チケットは追跡可能な宅配・郵送サービスで発送されるので大丈夫。
出品者にはチケットが発送された旨の連絡が来るので、その辺りも安心できますよ。
もちろん、チケットが届かなかったなどのトラブル発生時には全額返金保証!
届いたチケットが正規のチケットではなかった場合も補償対象です。
ちなみに、代金の受け渡しは「チケトレ」が仲介してくれるので、金銭トラブルに巻き込まれることはありませんよ。
利用にあたっての注意
チケットを購入したサイトに限定せず、正規のチケットを幅広く売買できるのが「チケトレ」の良いところ。
しかし、注意しなければならない点もあります。
必ず確認しておきましょう。
スマホは必須
チケトレで扱うのは紙チケット。電子チケットではありません。
でも、スマホは絶対に必要です。
まず、利用登録の際にSMS認証が必要なこと。
このため、スマホを持っていても電話番号の契約をしていなければ利用できません。
そして、万が一、チケトレで買ったチケットで入場できなかったときに正規のチケットであることを証明する「購入証明書」の表示には、スマホが不可欠だからです。
ちなみに、ガラケー、フューチャーフォンなどには対応していませんのでご注意を。
また、紙に印刷した購入証明書は無効で、必ず現地でスマホに購入証明書を表示させる必要があります。
したがって、通信可能なスマホを持っていても、充電切れや通信制限などにより購入証明書を表示できない場合も、入場できない可能性があります。
未成年者の利用について
チケトレへの登録は未成年でもOKです。
ただし、保護者の同意を得ることが条件です。
チケトレでチケットのやり取りを行うことは、いわば❝契約❞です。
そのため、20歳に満たない人(=未成年)は親権者などの同意が必要ということです。
また、18歳未満の人はチケットの落札はできますが、出品はできません。
代金を支払う落札は個人で負うべき責任としての❝買い物❞の要素が大きく、年齢を問わない行為ですが、出品は自身が❝売り手❞となる販売行為。
落札者に対する責任を負いきれないという判断もあるのでしょう。
これらはチケトレの「利用規約 第8条(未成年者による利用)」に明記されています。
ただ、2022年に民法の一部が改正されるので、利用規約も変更になるかもしれません。
18歳前後の方は利用前に確認してみてくださいね。
未成年者の利用については次項をご覧ください。
会員登録と登録内容の変更方法
では、早速チケトレを利用してみましょう。
出品されているチケットの閲覧は会員でなくてもOKですが、売買するには会員登録が必要です。
これはチケットの不正利用を防止するために、どうしても必要な作業です。
初回は少々手間ですが、無料なので登録しておきましょう。
ステップ① 新規会員登録
会員登録はどちらかを選択し登録することができます。
- メールアドレスを直接登録する
- SNSアカウントを利用する
(Google、Facebook、Twitter)
どちらを選択しても、「@pia.co.jp」からメールが届きます。
まずは、受信できるように迷惑メール設定を解除しておいてくださいね。
メールアドレスで登録した場合は、本登録用URLが記載されたメールが届きます。
記載のURLにアクセスして、続けて本登録をおこないましょう。
他方、SNSアカウントのID・パスワードでログインすると入力の手間が省ける項目があり、次回からのログインが簡単なのでおすすめです。
いずれの方法でも、次の画面に移動したら必要事項に入力していきましょう。
- メールアドレス、パスワード
- ニックネーム、氏名(漢字・かな)、生年月日
- 会員規約への同意、メールの通知設定
なお、会員登録は20歳未満でもOKですが、保護者の同意が必要です。
また、18歳未満の人はチケットの落札はできますが、出品はできません。
それなら保護者が会員になって出品すれば…と思う人もいるかもしれませんが、きちんとした手順を踏むことが必要です。
チケトレでは出品するときに本人が購入した正規のチケットである確認が行われるため、出品者(親)と券面記載の名義(子)が一致していないと受け付けてもらえません。
未成年者が購入したチケットの出品方法はこちらの記事で案内していますので、ご参照ください。
ステップ② 利用開始の手続き
さて、上記の必要事項を記入し登録すると、チケトレから登録したアドレス宛に登録完了メールが送られてきます。
でも、実は完了ではないんです!
チケトレでチケットの譲渡・購入をするには、引き続き登録作業が必要なんですね。
まずは前項(ステップ①)で登録したアドレスとパスワード、またはSNSアカウントでチケトレにログインしてください。
SMS認証が行われるので、普段利用しているスマホで行うことをおすすめします。
すると、Myページが表示されますが、
「まだ出品・購入に必要な手続きが完了しておりません。アカウント情報の登録をお願いいたします」
というメッセージがあるはずです。
そのまま画面を下へスクロールさせると「アカウント情報」が表示されています。
パソコンの場合は上記文言をクリックするとアカウント情報へ切り替わりますよ。
入力が終わっていない項目には「未認証」「未登録」と書かれているので(画像参照)、青地の部分をタップして入力しましょう。

チケトレ公式サイト
特に「電話番号を認証する」は出品・購入する前に絶対に必要な作業です。
前述のSMS認証が行われるのですが、海外からの番号で届いたSMS(ショートメッセージ)で行います。
そのため、通信料が100円ほどかかりますから、スマホの請求書が来たときに驚かないようにしてくださいね。
特に、ソフトバンク契約のスマホは海外からの受信が受け取れない設定になっていることがあります。
少し待ってもSMSが届かない場合は、My Softbankなどで受信設定を確認してみましょう。
また、「住所」の登録もチケトレを利用するのに絶対必要です。
チケットの受け取りが可能な住所を記入してくださいね。
一方、チケットを出品する人は「銀行口座」の登録も必要です。
リセールが成立した場合の代金は銀行振込となるからです。
購入のみの利用なら、登録は不要になります。
「クレジットカード」の登録は、好みで行えば良いでしょう。
会員登録した人の名義のカードであることが原則です。
ここまでやれば登録作業は完了!
アドレスやパスワードなど登録情報の変更をしたいときも、このMyページで行ってくださいね。
名前などの登録情報を変更したい
登録した情報のうち、
住所・クレジットカード・銀行口座・メールアドレス など
については、いつでも変更可能です。
Myページにて変更や修正をしてくださいね。
ただし、苗字・名前や生年月日など個人の特定に関わる情報を変更したいときは、手続きが必要です。
まず、チケトレ ❝Myページ❞にアクセスし、❝アカウント情報❞にある「お客様情報の登録」を開きます。
登録済み情報の上部にある「こちら」をタップし(画像参照)、 下部にある❝撮影した本人確認書類画像のアップデート❞の欄に証明書類をアップしましょう。

最後に「審査を依頼する」をタップして申請してください。
チケトレでの審査が完了するとメールが届き、Myページの「お客様情報の登録」が❝審査済❞と表示されていればOKです。
なお、本人確認書類として有効なのは、
運転免許証・健康保険証・パスポート・マイナンバーカード
のいずれか1点あれば大丈夫です。
ただし、結婚などによる改姓の証明書として運転免許証を利用する場合は、必ず裏面もアップロードしてくださいね。
マイナンバーカードを利用するときは、番号部分が映らないようにしましょう。
電話番号の変更・機種変更の場合
別の電話番号に変更したときは、SMS認証をもう一度行う必要があります。
まず、登録済みのメールアドレスやID、またはSNSアカウントを使ってMyページを開きます。
このとき、ログインするデバイスは、パソコンでも新旧どちらのスマホでも構いません。
ただし、新しい電話番号のスマホを手元に置き、SMSが確認できる状態にしておいてくださいね。
次に「電話番号を認証する」をタップして、新しい電話番号を入力してください。
すると前述のようにSMS認証が行われるので、届いた認証コードを入力すればOKです。
一方、機種変更の場合、電話番号が同じ(ナンバーポータビリティ利用)であれば、今まで通り利用可能です。
もし、契約の変更などによりメールアドレスが変わる場合は、前々項で紹介したようにMyページで新しいメールアドレスを登録すればOKです。
変更先の迷惑メール設定などを確認し、チケトレからのメールが受け取れるようにしておきましょう。
ログアウト・退会の方法
個人のスマホで利用するときでも万が一の紛失に備えたり、ネットカフェなど他人が使うパソコンでログインしたりしたときは、その都度ログアウトするようにしましょう。
チケトレの場合、Webのページを閉じただけではログアウトしません。
そのため、こまめにログアウトするのがおすすめ。
スマホの場合は右上にあるメニューボタン「≡」をタップすると、❝ログアウト❞が現われます。
パソコンの場合は右上にある「Myページ」ボタンをクリックすると、表示されますよ。
一方、退会したい場合も同様です。
スマホの場合は「≡」、パソコンの場合は「Myページ」をタップし、下部にある❝アカウント情報❞の中にある「退会する」を選択します。
すると、退会処理後は取引の履歴などすべてのデータが削除されることへの同意を求められます。
出品中だったり、購入したチケットをまだ使っていなかったりする場合は、すべての取引が終わってから退会するのがおすすめです。
問題がなければチェックボックスにチェックを入れて、退会ボタンを押し下げましょう。
問い合わせ先
利用していて分からないことがあったとき、まず確認したいのが❝よくある質問(FAQ)❞のページ。
チケトレの場合は、チケトレ公式サイトから❝Q&Aのコミュニティサイト『OKWAVE』❞へリンクされています。
『OKWAVE』内でジャンルごとに質問と回答が掲載されているので、探してみてくださいね。
キーワード検索もできますよ。
しかし、よくある質問以外の内容や、個々の購入・落札に関するトラブルなどは『OKWAVE』で解決するのは難しいですよね。
そんな時はチケトレに直接問い合わせるしかありません。
いくつかの方法があるので、紹介します。
お問い合わせフォームで問い合わせる
チケプラでは、内容に応じて専用のフォームを利用するようになっています。
このフォームを使うと、回答に必要な情報をチケトレ側へ漏れなく提供できるので、適切な回答が迅速に得られます。
「お問い合わせフォーム」の開き方は何通りかあるのですが、次の手順で進むのがおすすめです。
分からない方は、手順のあとにリンクボタンを設定してありますので、そちらから進んでくださいね。
①
チケトレ公式サイトを開き、ログインする。
②
ページ下部にある「ヘルプ・お問い合わせ」をタップ(画像参照)。

③
❝「チケトレ」内のFAQ❞が表示されるが、下までスクロールさせてフォルダ「お問い合わせ」をタップ(画像❝手順③❞参照)。

④
質問したい内容に合わせて、
画像内「A」にある「登録情報変更」「取引中の問い合わせ」「サービス・利用方法について」「その他」から選択
上記に該当しない内容の場合は、
画像内「B」の「お問い合わせ」ボタンをタップ
する。

チケトレ公式サイト
⑤
質問に必要な項目が記載された問い合わせフォームが開くので、洩れなく記入し送信する。
なお、わかりにくい場合は下記のボタンからも問い合わせフォームを開けます。
一般的な内容は、こちらのフォームをご利用ください。
また、出品・落札など取引中の公演・チケットに関する問い合わせには、こちらのフォームをご利用ください。
入力に必要なのは、
【共通】
氏名(漢字・カナ)、メールアドレス、電話番号、件名と質問内容
【取引中のチケットに関する内容の場合】
上記に加えて、対象となる公演の名称・日程・会場などの公演情報と、問い合わせの種類を選択
などです。
必要に応じて画像も添付できるので、分からない部分を具体的に伝えるようにしましょう。
記入が終わったら下部の「入力内容を確認」をタップ(表示はスマホとパソコンで異なります)。
表示された問い合わせ次項に問題がなければ、「送信する」ボタンをタップすればOKです。
フォームを利用できない方は、次項も併せてご覧ください。
メールで問い合わせる
チケプラの公式サイトで案内している問い合わせ方法は、上記の通り、所定のお問い合わせフォームを利用するやり方です。
しかし、公式サイト内の❝特定商取引法に基づく表示❞の中で、メールでの問い合わせ用に次のアドレスが掲載されています。
【メールでの問い合わせ先】
tiketore-customer@pia.co.jp
どうしても上手くいかない場合は利用してみると良いでしょう。
フォームと違って必要記入項目がないので、チケプラ担当者に質問事項がきちんと伝わるようにしましょう。
会員IDも記載しておけば、チケプラ側が取引状況を把握することも可能です。
差し支えなければ併記しておくことをおすすめします。
問い合わせ用 電話番号
メールアドレス同様、❝特定商取引法に基づく表示❞には電話による問い合わせ先も記載されています。
フォームやメールと異なり、オペレーターの受付時間が決まっているので、注意しましょう。
【 電話での問い合わせ先 】
TEL 03-5774-5386
営業時間 10:00~19:00 (土・日・祝日および年末年始は休業)
人数に限りがあるため繋がりにくさは否めませんが、こみいった内容や急ぎで返答をもらいたい場合は有効かもしれません。
直接人に聞く方が早い…という気持ちもわかりますが、何度も呼び出し続けるのは意外と骨の折れる作業です。
まずはFAQをよく確認し、解決しなければ問い合わせフォームを使うのが、実は解決への最短手順となることが多いです。
電話での問い合わせは最終手段とした方が良いでしょう。
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