ローチケのチケット購入をわかりやすく解説!キャンセル・譲渡・払い戻し、手数料の最もお得な方法とは

コロナ禍で外出の機会が減り、インターネットで済ませることが急速に増加した昨今。
ライブやイベントなど各種公演のチケットもネットで手配することが多くなりました。
中にはネット販売のみのチケットもあり、利用する人も機会も増え続けています。
しかし、ネットでの手続きゆえに不安を感じる人も多いのでは?
そこで今回は、「ジブリ美術館」や「USJ」など限定取扱いのあるローチケの使い方を解説していきます。
お得にチケットを購入するテクニックや、支払い、リセール、ちょっとわかりにくい問い合わせ方法などについても丁寧に解説していきますよ!
なお、NFT付きチケットの特徴については、
をご覧ください!
目次
ローチケとは
コンビニ大手❝ローソン❞グループの一つ、㈱ローソンエンターテイメントが販売するチケットが「ローソンチケット」。
愛称が「ローチケ」です。
ローチケでは、
- コンサート、ライブ
- 演劇、舞台
- 映画
- スポーツ
- イベント
など様々なチケットを取り扱っています。
特に、ローチケでしか取扱いのない『三鷹の森 ジブリ美術館』へ行きたい場合は利用するしかありません!!
取扱いチケットは、ローチケ公式サイトや電話、ローソン店頭の『Loppi』やプレイガイドにて、予約または購入できます。
ただし、予約のみの場合は代金支払いのあと、次のいずれかの方法でチケットを受け取る必要があります。
- ローソン・ミニストップ店頭の『Loppi』でチケットを発券する。
- HMVなどのプレイガイドで引き取る。
- 簡易書留で受け取る。
- スマホなどで電子チケットとして受け取る。
①から③は紙のチケットの入手方法なので、当日に持参する必要があります。
馴染みはあるものの、紛失や持参し忘れるなどの心配もあり、受け取り方法によっては手数料や配送料がかかることも…。
今、注目の④電子チケットとして受け取る方法もおすすめですよ。
次項からは実際のスマホの画像と併せて、ローチケの利用方法をご案内していきます。
新規登録の方法
一般チケットの予約や電子チケットの購入には、ローチケにログインすることが必要です。

チケットの検索だけならログインの必要はありませんが、頻繁にチケットを購入するならメルマガなども利用できる会員登録がおすすめです。
ローチケ公式サイトのトップページ(画像参照)から新規登録をしましょう。
公式サイトへは上のボタンを押しても行けますよ。
それではローソンWEB会員 新規登録の手順です。
ローチケからのメール(@l-tike.com)が受信できるように設定したうえで、手続きしましょう。
①
まずは登録に使うメールアドレスを入力し、パスワードを設定します。
アドレスを入れると、自動で強力なパスワードが提案されますが、覚えにくいので好みのパスワードを決めると良いでしょう。
このとき、英字の大文字・小文字、数字、記号の4種類のうち、2種類以上を混ぜて設定してください。
下部にスクロールしていくと「文字認証」があります(画像参照)。
表示されている文字を入力しましょう。
最後に「ローソンWEB会員規約」があるので、「同意する」に✔を入れます。
問題がなければ「次へ」をタップしてください。

以上で仮登録が完了です。
登録したメールアドレスに「ローソンWEB会員 仮登録を受付けました」というメールが届くので、24時間以内に記載のURLへアクセスし、本登録を完了させましょう。
本登録では、氏名、住所、電話番号、性別、生年月日を入力します。
苗字と名前の間にはスペースを入れてくださいね。
このとき登録した「性別」「生年月日」は後で変更することができません。
間違えないように気を付けましょう。
問題がなければ「次へ」をタップし、本登録完了となります。
ログインの方法
ローチケでチケットを検索するだけならログインの必要はありません。
でも、購入予定なら初めからログインした方が手続きがスムーズです。
手順を見てみましょう。
①
ローチケには❝ローソンWEB会員❞としてログインします。
公式サイト トップページのログインをタップしましょう。

②
登録済みのメールアドレスとパスワード、そして文字認証用の文字を入力したら、下部にある「ログイン」を押しましょう。
③
ローチケの「マイページ」が表示されます(画像参照)。
初めての場合は「携帯電話番号未認証」と朱書きされており、続いて認証手続き用のリンク「>>こちら」があるので、タップしましょう。

④
すると、携帯電話番号認証のサイトが開きます。
下部にある枠にケータイ番号を入力しましょう。
ハイフンなしで数字だけでOKです。
機種によっては予め入力されていることもありますが、間違いないかチェックしておきましょう。
続いて確認用の枠にも同じケータイ番号を入力してください。

ただし!!
ケータイ番号は絶対に間違えないこと!
このあと、登録した番号においてSMS認証が行われます。
ケータイ宛に4桁の数字が送られてくるので、表示されている枠に正しく入力してください。
終わったら「次へ」をタップしましょう。
認証に成功すると、「マイページトップへ」のボタンが表示されるので、マイページへ戻ればOKです。
⑤
マイページでは、
- メールアドレスなどの会員情報の登録・変更
- 購入チケットの管理
- 支払情報の登録・変更
が行えます。
頻繁にチケットを購入するなら、支払いに使うクレジットカードの登録も併せて行っておくと便利ですよ。
支払方法や手数料については別項をご覧ください。
チケット検索
チケットの検索・購入はローチケ公式サイトで行います。
検索だけならログインの必要はありません。
マイページが表示されている場合、上部にある「ローチケ」のアイコンをタップすれば簡単に移動できますよ。
チケットの検索は、
- アーティスト名などフリーワード
- 興行識別番号であるLコード
- 公式サイト上部にあるジャンル別タグ
などの機能を使って探すことができます。
目的のチケットを見つけたら、とりあえずLコードを控えておくことをおすすめします。
なぜって?
それは最もお得にチケットを購入するときに必要だからです!
もちろん、あとで再検索するときの手間も省けますよ。
購入方法
ローチケで扱うチケットは、
- スマートフォン・パソコンで予約・購入
- Loppi端末(ローソン、ミニストップ店頭)で購入・発券
- 電話で予約
電話番号 0570-000-407(休止の場合あり )
受付時間 11:00~18:00 - プレイガイドで購入
などが可能です。
しかし、ご覧のように、方法やチケットの種類によっては予約のみの取り扱いとなり、Loppiでのチケット発券、または郵送による受け取りが必要です。
例えばスマホでチケット検索をした場合を考えてみましょう。
この場合、大きく2つの方法があります。
- そのまま即時決済で購入し、
①Loppiで発券
②郵送
③プレイガイドで受け取り
④電子チケットで受け取り(対応チケットのみ) - 予約だけ行い、
①Loppiで発券、支払い
②代金を所定の方法で支払い、簡易書留で受け取り
③プレイガイドで支払い、受け取り
…となり、購入方法とチケットの受け取り方法の組み合わせが多数できてしまいます。
そして、それぞれの手数料は異なっています。
このため、同じチケットを購入しても代金の総額に差が出てしまうのです。
スマホやパソコンでチケットを手配する方法は24時間OKで、決済もらくちんですが、意外と手数料が高くついてしまうケースもあります。
併せて次項もご覧くださいね。
なお、電子チケットは手数料がかかる可能性もありますが、紙チケットのように失くしたり忘れたりする心配がなく、万が一、公演に行けなくなった時にリセール(売却)できる可能性もあります。
リセールについては別項で解説しますので、そちらをご覧ください。
手数料とお得な購入方法
個人的に、ローチケの利用で最も複雑なのは手数料だと思います。
多様な購入・決済方法が可能な点はローチケのメリットですが、その反面、便利だからと色々組み合わせて利用すると割高になってしまうケースもあるからです。
そこで、ローチケでは次の項目に注意するとお得になります。
- 予約の要・不要
- チケットの受け取り方
- 決済方法
具体的な方法と金額は次項以降をご覧ください。
手数料の種類と金額
では、ローチケで発生する手数料の種類と内容、金額を見ていきましょう。
【 手数料の種類と概要 】
手数料の対象となるもの | 手数料名 | 手数料(税込) |
スマホやパソコンでの予約購入 電話での予約購入 | システム利用料 | 220円(1枚あたり) |
Loppiでの発券・入金 | 店頭発券(入金)手数料 | 110円(1枚あたり) |
先行発売チケットの手配 | 先行サービス料 | 公演により異なる (無料~550円:参考額) |
チケットを簡易書留で配送 | 配送料 | 公演により異なる (約400円~) |
電子チケットの利用 | 電子チケットサービス料 | 公演により異なる |
ケータイ電話のキャリア決済 | 決済システム利用料 | 220円(1件あたり) |
クレジットカード決済 | ー | 無料 |
※経験上のデータ
たくさんの種類がありますが、もちろん、これらの手数料がすべて合算されるわけではありません。
そのため、賢く利用すれば出費を抑えられることも事実です。
このうち、最も簡単に手数料を抑えられるのが「決済方法」。
表にある通り、クレジットカードを使えば決済手数料は0円ですが、キャリア決済を使うと220円。
さらにローチケのシステム使用料として、どちらも220円がプラスされます。
つまりキャリア決済だと合計440円必要となります。
ローチケ公式サイトで購入するなら、クレジットカードを選択する方がお得だとわかりますね。
しかし、チケット入手までの総額で考えると、必要な手数料はこれだけではありません。
実は、ローチケ公式サイトで予約購入するよりも、Loppiを使うほうが安く済むのです!
理由は、ローチケ公式サイトのシステム料。
予約購入するとチケット1枚につき220円かかってしまうんです。
さらに、チケットそのものをLoppiで発券したり電子チケットとしてスマホに登録したりしなければなりません。
前者は110円、後者は公演により異なりますが、プラスαの手数料が必要になります。
もちろん郵送も可能ですが、簡易書留になるので約400円ほどかかります。
つまり、ローチケで予約購入せず、Loppiを使って購入するのが最も安くチケットを買う方法となります。
しかし、コンビニ店頭でLoppiを操作して目的の公演を探すのは面倒…。
ましてや人気のライブや公演なら、発売開始と同時に手配しないとチケット入手は不可能ですよね。
そこでおすすめしたいのが、チケットの入手状況によって購入方法を変えるというものです。
入手しやすいチケットの場合
レジャー施設や美術館・博物館、入手しやすいイベントや公演などは慌てて入手することもありません。
このように予約の必要がないチケットは、Loppiで手配・購入するのがお得です。
ほとんどの場合、その場で支払い・発券できますから、店頭へ足を運ぶのも一回で済みます。
ただし、Loppiで目的のチケットを探すのは意外と面倒(私だけ⁇)。
そこでおすすめしたいのが、ローチケ公式サイトで❝Lコードを調べておく❞という方法。
- ローチケでLコードを検索、Loppiで発券・購入(ログイン不要)
➡ Lコード検索(0円)+ 店頭発券手数料(110円)= 計 110円
自宅でローチケ公式サイトにアクセスし、ゆっくりと目的のチケットを探しておきます。
見つけたら、Lコードをメモするかスクリーンショットを撮っておけばOK!
そして、都合のいいときに店頭のLoppiへ。
初期画面の「各種番号をお持ちの方」をタッチして、控えておいたLコードを入力すれば目的のチケットにすぐにたどり着けます!
これが手数料を抑え、手間をかけずにチケットを購入するベストな方法です。
中には電子チケットを選択できるものもあり、その場合は発券手数料は不要です。
さらに、電子チケットサービス料が110円より安ければ、それが最安値となりますね。
サービス料は公演により異なるので、購入時にチェックしてくださいね。
なお、万が一、公演中止などでチケットが払い戻し対象となった場合、払い戻しを受け付けてくれるのは同じコンビニチェーンです(別項参照)。
Loppiはローソンのほかミニストップにもありますが、ローソンで発券したチケットをミニストップで払い戻すことはできないんですね。
この点に注意して、発券店舗を選ぶとよいでしょう。
入手困難なチケットの場合
人気アーティストのライブや休日のレジャー施設・イベントなどは、発売と同時に手配しないと買い損ねる可能性が大!
そういうチケットは、24時間どこからでも手配可能なローチケ公式サイトで予約購入するのが確実です。
この場合、システム利用料220円が必須ですが、これは必要経費と割り切り、決済手数料で節約しましょう。
さらに、電子チケットはLoppiでの発券手数料が不要になります。
電子チケットサービス料が取られることもありますが、公演ごとに異なるため確認して安い方を選ぶのが賢明。
以上をまとめると、次の3パターンの購入方法がお得です。
予約の場合はログインが必要なので、前述の通り会員登録しておきましょう。
- ローチケで予約、電子チケットで受け取り(ログイン必要)
➡ システム利用料(220円)+クレジット決済手数料(0円)
+ 電子チケットサービス料(0円~)= 計 220円+ 電子チケットサービス料(0円~) - ローチケで予約、Loppiで発券(ログイン必要)
➡ システム利用料(220円)+クレジット決済手数料または店頭支払い(0円)
+ 店頭発券手数料(110円)= 計 330円 - ローチケで先行予約、Loppiで発券(ログイン必要)
➡ 先行サービス料(0~550円程度)+システム利用料(220円)
+クレジット決済手数料(0円)+ 店頭発券手数料(110円)= 計 330円+先行サービス料(0~550円程度)
なお、ローチケは支払方法の選択肢が広いのも特長。
店舗での現金払いやクレジットカード決済の他にも支払い方法があります。
詳しくは次項をご覧くださいね。
支払い方法
ローチケでは次の支払い方法が可能です。
支払い方法 | 手数料 | 手数料の 払い戻し | 備考 |
---|---|---|---|
店頭支払い (現金、クレジットカード、交通系電子マネーなど) | 無料 | ー | クレカは下記参照 期日内に支払い |
クレジットカード決済 (VISA、JCB、MASTER、Diners、楽天カード、他) | 無料 | ー | ローチケ公式サイトでの予約必要 即時決済 |
キャリア決済 (docomo、au、SoftBank) | 220円/1件 | 不可 | フィーチャーフォンは対象外 |
ちょコムeマネー決済 | 189円/1件 | 有料で可 | チャージが必要 即時決済 |
郵便振込 | 方法により 異なる | 不可 | 期日内に支払い |
Pay-easy (ネットバンキング/ATM) | 220円/1件 時間外手数料あり | 不可 | 上限10万円 期日内に支払い |
自分が使いやすい決済方法を選択できるのがいいですね。
注意点としては、
- 公演が中止となったとき、払い戻しできない決済手数料がある。
- ローチケ公式サイトでの予約など制限があるものもある。
- 即時決済以外は期限までに支払わないとキャンセルになる。
などが上げられます。
払い戻しについては、次項をご覧ください。
払い戻し
購入したチケットの公演が出演者・主催者側の都合で中止・延期になることもあります。
コロナ禍では多くの人が経験したことでしょう。
チケットが払い戻しの対象となった場合、ローチケでも払い戻しの手続きができるようになります。
自分が買ったチケットが対象になっているかわからない時は、こちらのリンク先で調べることができますよ。
なお、ローチケで払い戻しをする前に、公演そのものの公式サイトでも情報を確認することをおすすめします。
払い戻し方法には何通りかありますが、ここでは紙チケット・電子チケットでの代表的な方法をご紹介します。
紙チケットの場合
紙チケットであれば、郵送・Loppiでの受け取りに関わらず、コンビニ店頭で払い戻しができます。
※ CASH POSTを選択できる公演もあります。方法は次項「電子チケット」をご覧ください。
ただし、Loppiで発券したチケットは、利用したコンビニチェーンでないと払い戻しが受けられません。
ローソン・ミニストップのどちらで発券したのか、チケットを見て確認しましょう。
ちなみに、同じコンビニチェーンであれば、どこの店舗でも払い戻しOKです。

【 払い戻し手順 】
- 払い戻ししたいチケットを持って店舗へ行く。
複数枚購入した場合は、すべてのチケットを持っていくことが必要です。
・Loppiで発券したチケット ➡ 発券したコンビニチェーンのみ可
・郵送で受け取ったチケット ➡ ローソン・ミニストップどちらでも可 - Loppiに行き、初期画面の「ローチケ」をタッチする。
- 画面の「チケット払戻し」をタッチする。
- チケットに印字されているバーコードをLoppiの読み取り部分にかざす。
複数枚購入した場合でも、かざすのは1枚でOKです。 - 「確定する」をタッチする。
チケットの内容が表示されるので、必ず確認して手続きしましょう。 - 発券された払い戻しの「申込券」を持って30分以内にレジへ行き、チケットと一緒に渡す。
複数枚払い戻す場合は、すべてのチケットをレジ店員に渡してください。 - 払い戻し金を受け取る。
なお、払い戻しをするとチケットは店舗に回収されます。
チケットを手元に残しておきたい場合は、払い戻さないという選択肢しかありませんので、ご注意くださいね。
また、払い戻しにはチケットが手元にあることが条件となります。
クレジットカードやキャリア決済などでチケットが手元にない場合も、まずLoppiなどで発券することが必要です。
チケットを用意してから払い戻し手続きをしましょう。
電子チケットの場合
電子チケットの払い戻し方法は、公演・興行主によって異なりますが、多くの場合、用いられるのが「CASH POST(キャッシュポスト)」という方法です。
キャッシュポストとは送金サービスの一種で、ローチケの場合はLoppiを経由することでレジにて現金を受け取ることができます。
紙チケットでもキャッシュポストでの現金受け取りが可能な場合もあるので、利用しやすい方を選ぶといいですね。
では、電子チケットの払い戻し手続きの例を紹介しましょう。
今回紹介する方法は、
- サイトから印刷したバーコード
- スマホ画面のQRコード
のどちらかを使ってローソンのLoppi経由で手続きします。
手続き時間は7:00~21:30のみなので、注意してください。
バーコードの場合は予めプリントアウトしておき、QRコードの場合は店頭にいく直前にキャッシュポストにアクセス(下記手順参照)して表示させておくとスムーズです。
【 払い戻し手順(例)】
- ローチケ公式サイトの「マイページ」にログインする。
- 所有チケットが払い戻し対象になっていることを確認する。
- 払い戻し方法で「キャッシュポスト」を選び、払い戻しを申し込む。
- 登録済みのアドレス宛に「受付番号(英字4桁+数字6~8桁)」が記載されたメールが届く。
- キャッシュポストの受取手続き画面へアクセスする(画像参照)。
- メールの「受付番号」と、画面に表示された「画像認証キー」の数字を下段に入力し、次へを押す。
- 受け取り内容を確認し、バーコードを印刷、または、スマホでQRコードを表示できるようにしておく。
- ローソンへ行き、Loppiの読み取り画面に印刷したバーコード、またはスマホで表示したQRコードをかざす(画像参照)。
- 内容の確認・利用規約に同意の上、「次へ」を押す。
- Loppiより発券された「申込券」を持って30分以内にレジへ行き、「現金」と「お客様控えレシート」を受け取り、受領の署名をする。


(CASH POST公式サイトより)
Loppiでの払い戻しには上限があり、1回あたり29,999円までです。
3万円以上の返金がある場合は、チケット毎などで数回に分けるようにしましょう。
分割ができない高額チケットの場合はLoppi以外の方法がメールで案内されますので、そちらに従って手続きしましょう。
手数料の払い戻し
チケットの払い戻しが決定しても、
「払い戻し」=「全額返金」
ではありません。
原則として、払い戻しが可能な代金は、
- チケット代
- システム利用料
- 店頭発券(入金)手数料
- 先行サービス料:先行発売チケットの場合
のみです。
公演により異なる場合もあるので、ローチケ公式サイトでしっかり確認しましょう。
一方、払い戻しされない代金には、
- 決済システム利用料:キャリア決済を利用した場合
- 配送料:チケットを簡易書留で受け取った場合
などがあります。
最近は自然災害・感染症など様々な要因で払い戻しする事態も増えていますから、払い戻しの可否も考慮して入手方法を決めたいですね。
また、受取期間にも注意してください。
紙のチケットと電子チケットでは期間が異なっていることもあります。
必ず期限内に手続きし、受け取るようにしてください。
ほとんどの場合、受付期間を過ぎてしまうと払い戻しされないので、気を付けましょう。
なお、土・日の10:00~12:00はLoppiを利用しての払い戻しは避けた方が無難です。
土・日はチケットの発売初日に当たることが多く、特に午前中はLoppiに人が集中しやすい傾向にあるからです。
さらに、紙チケットの店頭での払い戻しは24時間、キャッシュポストは21:30まで可能ですが、21時から早朝6時までは防犯のため、レジの現金が制限されています。
これらの日時を避け、払い戻し期日に余裕を持って手続きするようにしましょう。
行けなくなったとき
楽しみにしていたライブやイベントも、急な予定変更や体調不良などにより行けなくなることがあります。
このような場合、購入したチケットはどうなるのでしょうか?
ここではチケットや抽選の「キャンセル」および「リセール(売却)」についてご案内します。
チケットのキャンセル
チケットのキャンセルは、代金の支払い状況により対応が異なります。
まず、代金支払い済みの場合はキャンセル不可能です。
予約・購入に関わらず、変更・返金・返品もできません。
クーリングオフも適用されないので、注意しましょう。
ただし、繰り返しますが、キャンセルできないのは❝支払い済み❞の場合です。
支払い方法で「店頭支払い」や「郵便振込」を選択し、まだお金を支払っていなければキャンセルできる
のです。
「店頭支払い」や「郵便振込」では引き取り期間が設定されているので、引き取り期間を過ぎるまで放置しておけば自動的にキャンセルとなるのです。
一方で、「クレジットカード決済」や「キャリア決済」で購入した場合は即時決済となるため、キャンセルできません。
チケットを受け取ったかではなく、代金の支払いタイミングで決まるわけですね。
でも、キャンセルはできませんが、行けなくなった公演のチケットを売却できる可能性があります。
詳しくは次項をご覧ください。
なお、公演の中止・延期などの場合は、チケットの払い戻しが行われることが多いです。
払い戻し時にはチケットが手元にあることが条件になります。
抽選のキャンセル
ローチケでは抽選で購入するタイプのチケットもあります。
抽選の申込方法には「Web(ローチケ)」と「電話」がありますが、
- Web抽選受付の場合
抽選期間内であればキャンセル可能
※変更の場合は一度キャンセルしてから再度申し込み - 電話抽選受付の場合
申し込み後のキャンセル不可
のようにキャンセルの可否が異なるので、注意してくださいね。
リセール(売却)

リセールとは自分が利用できなくなったチケットを第三者に売却すること。
不正転売ではなく、ローチケで購入したチケットなら公式サイト内で合法的に行うことができます。
ただし、
- 電子チケットとして購入していること
- リセールの対象となっている公演のみ可能
実施は公演ごとに決定される - 第三者への売却
友人など特定の人物へ売却することはできない
という条件があります。
もちろん、リセールに出しても買い手が付かなければ売却できません。
それでもチケット代金を捨てるよりかは、売却できる可能性に賭けてみる方が良いかもしれませんね。
リセールが実施される場合、その旨が記載されたメールが届きます。
また、ローチケ公式サイトでも案内がありますので、キャンセルすることを決めたら確認してみましょう。
ローチケでのリセールは「ローチケ電子チケットアプリ」のインストールが必要です。
SMS認証が必要なので、利用できるスマホで行ってくださいね。
リセールが可能であれば、アプリ内に表示される対象チケットの「︙」をタップすると、
「このチケットのリセール手続きを行う」
の表示が出ます。
あとは指示に従って行い、購入者が現れるのを待ちましょう。
譲渡・分配
友人・知人などにチケットを譲りたい場合、公演によりますが可能な場合もあります。
公演の詳細ページやチケットの券面に
紙チケットは直接受け渡せばOKなものが多いです。
一方、電子チケットはアプリを介して行う必要がありますが、相手と会う必要がないので簡単に受け渡しができるメリットがあります。
受け渡しには譲渡したい相手の連絡先などが必要です。詳細は、
をご覧くださいね。
なお、リセール同様、不正な譲渡は一切禁止です。ご注意くださいね。
問い合わせ方法

ネット予約・購入はわからないことがあったときに気軽に聞けないという難点があります。
ローチケでは問い合わせ先としてメールと電話を用意しています。
しかし、電話での受付は停止されていることもあるので、注意してください。
なお、件数の多い問い合わせについては、公式サイト内のFAQにて解決方法を案内しています。
問い合わせが殺到していると返答に時間がかかることも多いので、FAQで解決しない場合に問い合わせると良いでしょう。
メールの場合
メールで問い合わせたい場合は、まずローチケ公式サイト内のFAQページを開きます。
検索ウィンドウに調べたい内容を入力して、絞り込みましょう。
解決しなかった場合は次の手順で問い合わせられます。
①
まず、似た内容のFAQを選択し、下部にある「解決しなかったので問い合わせる」をタップします(画像参照)。
②
すると、問い合わせフォームが開きます。
このとき、最上部に問い合わせの種別を選ぶようになっているので、近いものを選んでおきましょう。
③
続いて自分の名前や問い合わせ内容、メールアドレスなどを入力します。
問い合わせ内容によっては、
- 公演・チケットなどの詳細
- 利用環境・デバイスの情報
などの入力を求められます。
このため、上部の「問い合わせの種別」は適切なものを選んでくださいね。
また、画像を添付することも可能です。
⑤
必要事項の入力が終わったら、「同意」に✔を入れ、「お問い合わせを送信する」をタップします。


以上で問い合わせは終了です。
ローチケからの返信を待ちましょう。
電話の場合
電話での問い合わせは、内容によって電話番号が異なります。
また、コロナ禍での感染症対策などにより、対応休止中のこともあるのでご注意ください。
問い合わせ用電話番号は次の通りです。
【 総合お問い合わせ 】
☎ 0570-000-777 (11:00~18:00)
【 紙チケットの配送 】
☎ 0570-000-635 (11:00~18:00)
※ 一部携帯電話、PHS、ケーブルテレビ接続電話(J-COMを除く)、IP電話は利用不可
なお、先行予約などの特典がある「LEncoreカード」に関する問い合わせは、ローチケではなくSMBCファイナンスサービス㈱となります。
【 LEncoreカード 】
※ クレジット紛失やカード暗証番号などに関すること
一般電話:☎ 0120-63-4646 (09:30~17:00/1月1日休み)
携帯電話:☎ 東京 03-5638-3211 または 大阪 06-6339-4074
電話対応休止中の場合は、ローチケ公式サイトよりメールで問い合わせるしかありません。
前項を参考にやってみてくださいね。
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