飛行機に乗る時の一番の気がかりは保安検査場での手荷物検査(笑)。
何度通っても緊張するし、空港のシステムもどんどん変わっているので、「この際、徹底的に調べよう!」と思い立ちました。
普段使っているからこそ飛行機に持ち込みたい物も、保安検査場でトレイに取り出す対象品目に追加されていて驚きです。
そこで、初めて飛行機に乗る人にもわかりやすいよう、保安検査での流れもコツも徹底解説!
航空会社によくある質問や国土交通省の公布にも目を通し、わかりやすくまとめました。
※ 掲載内容は主要空港・航空会社・政府広報および公式サイトを確認した執筆時点での情報です。最新情報や不明な点は各公式サイトなどでご確認・お問い合わせください。
保安検査とは?
飛行機の安全を守るため、機体や人体に悪影響を及ぼす物品を持ち込ませないためのセキュリティチェックが「保安検査」。
完全な閉鎖空間ですぐに助けを呼べず、少しの異変が大惨事に直結しかねない飛行機の特性から、搭乗する人・モノすべてに課される検査です。
元々あった検査ですが、テロやハイジャックのような犯罪を背景に、検査や罰則は一層厳しくなりました。
2012年には国際線でのボディタッチによる保安検査の実施に踏み切り、2019年には国内線でも上着や靴が単独検査の対象に(詳細は後ほど)。
2022年には搭乗前の保安検査が義務化され(今まで義務じゃなかったことが衝撃)、受検せずに保安検査場より先に進むと航空法違反で「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」が科せられる可能性があります。
さらに、機内持込制限品を航空機内に持ち込むと「2年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が適用される場合も。
国土交通省 公式サイトより
持ち込み禁止品は❝機内持ち込み手荷物❞と❝預け入れ手荷物❞で異なるので、気を付けて荷造りしましょう。
こちらの記事も参考にしてくださいね!
なお、本記事では保安検査場でのセキュリティチェックについて詳しく紹介しますが、該当するものを「持ち込まない」あるいは「正しく仕分けしておく」ことがスムーズに通過する最大のポイントです。
空港に行く前に、しっかり確認しておきましょう!!
保安検査の流れ
まずは空港での保安検査を行うタイミングについて確認しておきましょう。
保安検査場へは次の流れで向かいます。
国際線の場合は税関と出国審査を終えてから搭乗エリアに入ります。
空港到着→チェックイン(搭乗手続き)→預け入れ荷物の手続き→保安検査場でセキュリティチェック→(国際線の場合:税関→出国審査)→搭乗
このうち、一部の航空会社ではチェックインを便出発の24時間前からオンラインで済ませられるようになりました。
預け入れ手荷物(受託手荷物)もセルフサービスで簡単に預けられるようになっています。
詳しく知りたい方はこちらの記事🔗もご覧くださいね!
このように、空港のカウンターを介さなくても良いものが増え、時間の短縮が図られている一方で、どうしても時間がかかってしまうのが「保安検査」です。
保安検査は前述の規制が強化されたことに加え、検査のレーンや人手が限られていることもあり、繁忙期は長蛇の列ができることも珍しくありません。
自分の番が来たらスムーズに通過できるよう、保安検査の流れを理解しておきましょう。
なお、ファーストクラス・ビジネスクラスの利用者や航空会社の上級会員の人、身体障害者など配慮が必要な人は、多くの空港の保安検査場に❝優先レーン❞が設けられています。
案内に従って優先レーンを利用してくださいね。
保安検査のやり方
それでは「保安検査場の流れ」に焦点を当て、具体的な手順を見てみましょう。
赤ちゃん連れの人は必要なものを取り外した上で、抱っこしたままゲートを通過してくださいね。
抱っこ紐は付けたままで大丈夫ですよ。
- 保安検査場の入り口にある読み取り機に、搭乗券またはチェックイン時に使用したQRコードをかざす。
- 順番が来たら、上着類を脱ぎ、外せる金属類は外し、トレーに載せるべきものを手荷物から出す。
(詳細は別項にて) - ②の手荷物はベルトコンベアーなどで運ばれ、X線検査機に通される。
反応があった場合、反応したと思われるものを取り出して再検査。 - 搭乗者は金属探知器またはボディースキャナーのゲートを通る。
ボディスキャナーの場合はガラス張りの検査台に乗り、両手をあげたまま3秒静止。
※空港により違いがあります。
ピーっと反応があった場合は、同性の係員から探知機などを使ってボディチェックを受けます。 - 問題がなければトレーに出したものなどをすべて回収し、バッグなどにしまう。
- 国内線は搭乗口へ、国際線は税関&出国審査を経てから搭乗口へと進む。
セキュリティチェックを受けるための準備(後述)を行い、問題がなければ数分で終わる簡単な検査です。
しかし、取り出しておくべきものを出しておかないと検査に引っかかり、該当物を取り出して再検査…となります(②~④)。
パスできるまで何度でも検査が繰り返されるので、後述する準備をきちんと行い、最短で通過できるようにしておくのがおすすめです。
また、海外の保安検査場などでは手のひらの拭き取り検査をされることがあります。
これは抜き打ち検査なのでランダムに行われるため(おそらく爆発物の検査)、検査されたからと言って怪しまれたわけではないです。安心してくださいね。
ちなみに、我が娘は3歳の時、到着した海外の空港で抜き打ち検査に引っかかったことがあります(;^_^A
いきなり少し離れたところに誘導され、ジェスチャーと共に「Raise your hands!Stay!」と言われてスキャニングされました。
不思議なことに初めての英会話(?)だったにも関わらず、きちんと対応していた娘…。
ボディランゲージと気迫って伝わるもんだ…と思った瞬間です(笑)。
何分前から何分前まで入れる?
では、いつから保安検査場には入れて、何分前までに通過しておけば良いのでしょうか?
ざっくりいうと、
- いつから
チェックイン(搭乗手続き/オンライン含む)終了後の搭乗当日ならほぼOK。
※ 一部の空港では便出発の数時間前にならないと係員が配置されないこともある。 - いつまで
航空会社によって異なるので注意。
国内線の場合、ANA・JALでは便出発の20分前までに通過。LCCでは30分前に通過となっているところもあり。
国際線は搭乗口に30分前が多いので、逆算して最低でも1時間前には保安検査を通過するのがおすすめ。
※保安検査後に税関と出国審査もあるため。
といった感じ。
もちろんチェックインが完了していることが大前提です。
また、❝いつまでに通過するべきか❞という点についてはFSC(大手)は20分前、LCCは30分前と書きましたが、これは保安検査を終える(=通過する)時間。
そう、20分前・30分前に保安検査場に到着するという意味ではないんです。
保安検査場がガラ空きで、チェックに引っかからなければ1分前到着でも通過できますが、列ができていたらアウト。
保安検査の入り口には読み取り機が置いてあり、ここに搭乗券をかざした時にチェックイン済みか・便出発の20分または30分前を過ぎていないかを確認しています。
かなり厳密で、航空会社の指定時刻を過ぎていたら保安検査場に入ることすらできません。
さらに、保安検査後のチェックポイントとして、搭乗口の通過時刻があります。
これも航空会社により違いがあり、国内線のFSCで10分前、LCCだと15分前、国際線では30分前のところが多いです。
搭乗口の締め切り時間はぜっっったいに厳守!
特に海外では1秒たりとも待ってくれないのが当たり前です。
もし、保安検査場での待ち時間や、チェックに引っかかってなかなか通過できなかったら、飛行機に乗り遅れてしまします。
このため、保安検査場へは「早すぎるかな」というくらいの余裕をもって向かうのがおすすめです。
特に飛び立つ便数が多い時間帯(朝一番、午前10時から昼あたり、夕方)や繁忙期(年末年始、GW、お盆)は保安検査場が混雑しがちです。
早め早めを心掛けると良いでしょう。
準備をすればスムーズに通過できる!
セキュリティチェックのゲートや機器が反応して、何度もやり直し…となると、順番待ちの行列から冷たい視線が…。
「ボサッと並んでるから!!」と言いたげな顔で見られるのは辛いもの。
急いでいる人が多い空港だからこそ、保安ゲートはサッと通過したいですね。
それには順番待ちの間に準備しておくのがベスト。
取り出せなくても、イメージしておけばすぐに行動に移せるものです。
そこで、次の用意をしておくのがおすすめ!!
一つ一つは小さくても、たくさん身に着けていると引っかかる可能性があります。
怪しかったら、外しておくのがおすすめ。
国土交通省の指針に基づき、国内線でもセキュリティチェックが厳しくなっているので、少し捕捉しますね。
まず、上着はコート、ダウンのようなアウターだけでなく、カーディガンやパーカーのような羽織ものも脱いでおきましょう。
シンプルな服装が適してますが、機内で温度調節をしたい人は保安検査での着脱も考えておくのがおすすめです。
靴も形状によっては検査対象となるため、脱いでスリッパなどに履き替えることになります。
※ アメリカの保安検査ではどんな靴でも対象です。
特に紐タイプのハイカットスニーカーやブーツなどは脱げるように準備を。
スタッズがたくさん付いたパンプスやヒールが大きい靴なども要注意です。
ロングブーツは足がむくむと抜くのが大変。
できれば飛行機に乗る日は、シンプルな靴を履いてくるのがおすすめです。
また、人をスキャンするゲート式の金属探知機は、身についている金属の総量に反応します。
あらかじめポケットの中の財布や小銭、装身具、スマホなどはトレイに出せるようにしておきましょう。
経験的には「小ぶりのピアス+結婚指輪」を着けたままでも通過できましたが、仮に反応があっても外しにくいボディピアスなどは当日付ない方がおすすめです。
メガネも金属部品を含みますが、軽量化が進んだこともあってガッツリ金属フレームのものでなければ反応しないことがほとんど。
気になる人はトレイに載せれば万全ですが、視界がぼやけて不自由になる人はそのままチャレンジしちゃっても◎。
係員に言われてから外しても良いでしょう。
ブラジャーや洋服のホックくらいでは反応しないので大丈夫。
ウィッグ(かつら)に使われているピンや、歯列矯正用のワイヤーなども金属量としては少ないので、問題なく通過できることがほとんど。
その分、他の金属類はしっかり外してくださいね。
また、手回り品や手荷物バッグの中のものでも、トレイに出さなければ通過できない物品があります。
次項をご覧くださいね。
保安検査場でカバンから出すもの
前述のように、保安検査の目的は危険物を持ち込ませないこと。
特に、様々な危険物の構成物質となる金属類は徹底してチェックされます。
そこで登場するのが❝X線検査❞。
X線は多くの物質を透過できるため、モニターにはカバンの中身がすべて映し出されます。
いわばレントゲン写真ですね。
ところが、密度の高い骨や金属をX線は透過することができません。
このため、カバンの中に金属類が入っていると、重なっているものがあってもモニターで確認できないため、X線検査前に取り出しておく必要があるのです。
以下のものはX線検査の妨げになるので、カバンから取り出し、トレイに入れてくださいね。
このとき、トレイの中で品物同士が重ならないように並べるのがポイント。
カバンに入れたままだったりトレイの中で重なっていたりの状態で検査を受けると、やり直すことになりますよ!
タブレットは入れたままでもOKな場合があります(例:アメリカでは対象項目外)が、空港により対象となるので初めから出しておいた方が無難です。
ケーブル類は出さなくてもおそらく大丈夫(経験上)。
X線でPCやスマホ、デジカメなどが壊れたりデータが破損したりすることはないので安心してくださいね!
ただし、フィルムカメラは感光してしまうので、係員に申し出て手検査をお願いしてください。
ワイヤレスイヤホン・モバイルバッテリーなど充電器や充電式の電化製品は範囲内であれば持ち込みできますが、合致することを確認されたり、X線検査の邪魔になったりすることもあるので、予め取り出しておく方が良いです。
同じ理由で、アイコスなどの加熱式たばこ・電子たばこもトレイに出した方が無難。
国際線の場合、渡航先によっては加熱式タバコの持ち込みが禁止されていることもあるので注意してください。
寒い時期は使い捨てカイロを利用することも多いですね。
発熱するので持ち込み禁止かと思いきや、これは低温なのでOKだそうですよ。
液体については国内線・国際線で大きく扱いが違うので詳しくまとめますね↓
【 液体の持ち込みについて 】
国内線の場合、飲みかけのペットボトルもそのまま持ち込めます。
中身を確認されることがあるので、心得ておきましょう(嫌なら未開封で持ち込もう)。
ジュース・炭酸飲料などのいわゆる❝ノンアルコール飲料❞と、24度以下のアルコール飲料は持ち込み制限がありません!
缶ビールや缶チューハイ、瓶ビールや日本酒、ワインも大丈夫。
手荷物の持ち込み重量は決まっているので、そちらの制限を超えないように注意してくださいね。
ただし、機内で持ち込んだアルコールを飲めるかは航空会社により異なっています。
確認してくださいね。
また、ワインを機内で開けるつもりで「ソムリエナイフ」や「栓抜き」を持っていくのはNG。
長さによっては認められるケースもありますが、鋭利な先端や刃が付いたものは持ち込み不可なので、没収される危険性があります。
一方の国際線はかなり厳しく、ジェルやクリーム、ワックスなど水分を含むものが広く対象となっています。
歯磨き粉のようなペースト状も対象。
機内で使う必要がないものは預け入れ荷物に入れておけば大丈夫なので、荷造り時に対処しておきましょう。
固形のリップクリーム・口紅は対象外なので取り出さなくても大丈夫ですが、リップグロスのような液状のものは持ち込み制限の対象となります。
どうしても持ち込みたい化粧品や歯磨き粉などは、100ml以下の容器に詰め替え、上記のルールに従って持ち込みましょう。
冒頭の別記事も参考にしてくださいね。
また、ペットボトルは持ち込めないので、保安検査場を通り過ぎてから売店で購入するのがおすすめです。
ワイヤレスイヤホン・モバイルバッテリーなど充電器や充電式の電化製品は範囲内であれば持ち込みできますが、合致することを確認されたり、X線検査の邪魔になったりすることもあるので、予め取り出しておく方が良いです。
充電タイプは充電池を取り外すことが持ち込みの条件です。
きちんと取り外したことがわかるように並べておけばベスト。
これらのものをポーチや袋に収納している場合は、本体が見えるように出しておきましょう。
以上が、手回り品や手荷物カバンからトレーに取り出す必要があるものです。
ただし、羽田空港などで導入が進められている最新の❝CT型X線手荷物検査装置❞では3D(全方位)から画像で確認できるため、パソコンや液体ものを取り出さなくても良い保安検査場もあります。
さらに、複数の搭乗客が同時に保安検査の準備ができる❝スマートレーン❞も増えてきました。
スマートレーンなら自分がもたついていても後ろの人が追い抜けるので、だいぶ気が楽ですよ~。
保安検査場にある案内板などをチェックしてくださいね!
このほか、前項で準備しておいた物品を別のトレイに載せます。
トレイからはみ出してしまう大きさ(傘など)のものがある時は、係員に声を掛けましょう。
検査が終わったら、取り忘れがないようによく確認してくださいね!!
一方で、危険物と判断されたものは、その場で没収となります。
持ち込めないものは前述の別記事をご参照ください。
こんなときは申し出よう
X線や金属探知機の妨げになるものは、前述のようにトレイに出してチェックを受けます。
でも、医療用装具のように体内に金属があって取り出せないケースだってありますよね。
そんな時は保安検査場のスタッフに声を掛けましょう。
具体的には、次のものがあげられます。
これらの医療器具を装着している人が金属探知器のゲートをくぐると、かなりの確率で反応してしまうので、先に事情を説明してください。
すると、同性のスタッフが接触検査など他の方法で検査を行い、問題がないことを確認してくれます。
医師の診断書や処方箋(コピー可)、身体障害者手帳があればよりスムーズに通過できるので、用意できる人は持参しましょう。
預け入れ荷物にしまわないように注意してくださいね!
なお、従来の金属探知機ではなく、❝ボディスキャナー❞なら上記の医療用金属類は反応しません。
そのまま通過して大丈夫ですよ!
ちなみに補聴器は機内持ち込みOKです。
予備の乾電池は持ち込みでも預け入れでも大丈夫。
充電式の場合、充電ケースは持ち込み手荷物の中に入れましょう。
保安検査時はスタッフに申し出ると、筆談ボードなどで対応してくれますよ。
詳しくはこちらの記事をご覧くださいね(*^-^*)
保安検査場に間に合わないときどうする?
時間厳守!
保安検査場を通過する時刻は、航空会社の規定時間内でなければダメです。
特に国際線で海外の航空会社の場合はシビア。
締め切り時刻になったら、あと一歩のところまで来ていても閉店ガラガラです、笑。
その点、国内線、特に大手は親切です!
締め切り間際に搭乗客が現れないと、グランドスタッフが大声を張り上げて「○○行き△便にご搭乗のお客様~!」と探し回ってくれることも珍しくありません。
しかし、これはグランドスタッフに余裕があればの話。
繁忙期は目の前のお客をさばくのに必死です。
そのため、万が一、保安検査場に間に合わなそうなときは、近くにいる搭乗予定の航空会社のスタッフに搭乗券を見せ、自分から遅れそうなことを伝えましょう。
手が空いていれば、空港内を知り尽くしたスタッフが最短ルートで保安検査場まで案内してくれます。
時には走ってくれることも。
しかし、何とかたどり着いた保安検査場でに長蛇の列があったら、20分前に通過するなんて間に合わない!!
そんなときも諦めず、閉まっているレーンや保安検査を担当していない係員に声を掛けましょう。
搭乗券を見せると説得力が増します!!
運が良ければ案内してくれた航空会社スタッフが事情を説明してくれることもあります。
空いているレーンを開けて検査してくれるかも。
さらに、空港到着前にもう間に合わないことが予想できる場合は、航空会社のチェックインカウンターへ電話し、対応策を聞いてみましょう。
空港到着後の行動が変わる可能性もあるので、まずは問い合わせてみるのがおすすめです。
電話する前に便名や座席、予約番号などの情報がわかるようにしておいてくださいね。
以上は、締め切り時間の20分前の話。
でも、保安検査場の通過が便出発の20分前に間に合わなかったら、どうなるのでしょうか?
保安検査場が閉め切り後であれば予定の便は諦めて、別の便を取り直すしかありません。
冒頭で言った通り、時間厳守が大原則。
遅刻して検査してもらえなくても、自己責任ということです。
なお、交通機関のトラブルで大勢の搭乗客が間に合わないようなときは、飛行機の出発時刻を遅らせてくれることもあります。
同様に、天候による飛行機の遅延もよくあること。
遅刻だと思っていたのに間に合った…というケースもあり得ます。
飛行機の出発時刻の変更は、スマホや空港内の案内板・アナウンスなどでチェックしてくださいね。
保安検査後の制限区域
無事に保安検査場を通過できたら、搭乗客と一部スタッフのみが入れる制限エリア(出発ロビー/ゲートエリア)となります。
ここまで来たら一安心、搭乗口の通過時間まではフリータイムです!
空港やターミナルによって異なりますが、成田空港のように免税店やスタバ・タリーズなどのカフェ、マクドナルドや吉野家といったファストフード店が入っている所もあります。
羽田空港ならコンビニ(セブンイレブン)もありますね。
でも、ちょっと待って!!
保安検査が終わったら、先に搭乗口の位置を確認しておきましょう。
大きな空港では出発ロビーも広く、搭乗口もたくさんあります。
自分の便の搭乗口が保安検査場や店舗エリアから遠いことも(特にLCCは注意!)。
そのため、出発ロビーのエリアマップなどで確認しておくのがおすすめ。
また、よくあるのが「搭乗口」と「座席番号」を見間違えて、違う搭乗口に行ってしまうケース。
しっかり確認しましょう!!
搭乗口の場所がわかったら、集合時間までお茶をしたりショッピングしたりして楽しみましょう。
空港限定のお土産も売られているかも。
機内での飲食物を買っておくのも良いですね(もちろん、持ち込み可です)。
手荷物検査後の会員専用ラウンジを利用できる人は、ゆったりくつろぐのも良いでしょう。
ときどき時計を見たり、アナウンスを聞いたりして、乗り遅れないようにしてくださいね!!
なお、帰国時の手続きは事前登録できるサービス「Visit Japan Web」が超便利!
詳しくは上記リンク記事をご覧ください!