大人のフクロモモンガを迎えた我が家(想定外w)。
ペットショップで店員さんを威嚇しまくっていたモモちゃんと、仲良くなりたい一心でお世話を続けた当サイト管理人Uni。
ベタ慣れ目指して頑張ってきた6か月め、ちょっとした進展があったことをご報告します!!
信頼の絆が確実に生まれています!!
そのためにはフクモモの特性だけでなく、個体ごとの性格も見定める必要があることをこの数か月で痛感しました。
大人のフクロモモンガを飼い始めた人に「諦めないで!」と伝えたい…
今回は、グッと距離が縮まった生後4か月~6か月までをレポートします。
フクモモのベタ慣れ飼育を目指している人の参考になれば嬉しいです。
フクロモモンガの過去記事はコチラ↓↓↓
生き物大好き | 世界で1つのワガママ旅へ (uni-voyage.com)
飼育4か月目(推定1歳3か月)
毎日5~10分程度のなでなでタイム。
当初は寝付いても目覚めると私にびっくりし、ポーチの奥に頭を突っ込んでしまいました。
でも、4か月ごろには目覚めても、そのままじっと見つめることが増えてきました。
手にじゃれつく
このように慣れてきた感覚が増してきたので、モモちゃんが起きている時間帯にもスキンシップしてみることにしました。
具体的には、モモちゃんがポーチから出て遊んでいるときに手を入れてみる、というものです。
基本的にケージの前に誰かが行くと、モモちゃんは一番奥に身を潜めます。
でも、おやつを持っていると少しずつ寄ってきます。
そこで、まずは手におやつを持って近づけ、食べ終わった後もそのまま手を入れ続けてみたのです。
すると、意外にもすんなり手に乗ってきました。
…というよりも、ハチミツを探している様子。
ハチミツを手に塗って手なずけた効果が発揮されましたね(笑)。
そのあと、ハチミツがないと知ったモモちゃんは手から降りるのですが、再び飛び乗ってきて、手にぶら下がったり爪をかじったり興味津々。
気付くと手はミミズ腫れに!
まるで子猫と遊んだ後のようです(苦笑)。
毎日ではありませんが、時々このようにして遊び、爪の伸び具合も確認することにしました。
子供たちは痛がるので、ホームセンターで購入した「猫じゃらし」を使っています。
プラスチックの棒の先にフワフワの毛が付いているタイプ。
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柄の部分がバネやヒモの物もあるのですが、フクモモの指が挟まったり絡まったりすると危ないのでプラの棒にしました。
猫用なので何かあっても自己責任になりますが、食いつき(?)がいいのでお試しあれ♪
謎の音
このころの日中、ポーチの中から「ぷしゅぷしゅぷしゅ…」という鳴き声が頻繁に聞こえてきました。
断続的に数十分ほど聞こえ、しばらく静かになるのですが、再び…という状態。
鳴いている…というよりかは意図せず出ている声のような感じです。
そして、「ぷしゅぷしゅ」言っているときは大抵ポーチが激しく揺れています。
あまり寝られていないのでは…と心配になるくらいの頻度の日もありました。
そのとき思ったのは、ノミかダニが付いて痒がっているのでは…という不安です。
でも、見た限り湿疹や掻いた跡なども見当たりませんでした。
持っている飼育書でも答えが見つからず、ネットを検索しまくったあげく辿り着いたのが「毛づくろい」…?
そのサイトによると、フクロモモンガが唾液を体に塗りながら毛づくろいをするときに出る音らしいのです。
人間なら「ぺっぺっ!」という感じでしょうかw
我が家のモモちゃんはポーチの中で音を発しているので、毛づくろい中なのか確認できません。
でも、ポーチの動き方と合致する部分もあります。
その後、しばらく続きましたが取り敢えず困っているわけではなさそう。
…そんなわけで、放置となりました。
今でも時々聞こえますが、あの時ほど頻繁ではありません。
体に変化がないのに「プシュプシュ」という音が聞こえてきたら、毛づくろいを疑ってみてください!
飼育5か月目(推定1歳4か月)
撫でているうちに眠ったように見えても、私がちょっとでも動くと「ハッ」と目を覚ましていたモモちゃん。
かわいい寝顔を見せてくれても、安心しきっていないんだなぁ…と思っていました。
ところが、毎日ポーチを取り出してホッペをなでていたら、かなり熟睡するようになってきたんです。
Uni が体勢を変えても、あまり目を覚まさなくなりました。
そこで、そっと体の下に手を差し入れてみると…そのまま寝ているではありませんか!
毎回成功とはいきませんが、頭がポーチの奥側にあるときは成功率が高いです。
もちろん爆睡時限定ですが、手のひらに感じるモモちゃんの体温が嬉しい♡
でも、目覚めると手から降りてポーチの奥で丸くなってしまいます…泣。
無理強いせずに、少しずつ距離を詰めていくことが大切…と自分に言い聞かせましたw
さらに嬉しい変化が!
後半もぜひお読みください♪
鳴き声に悩む→理由と解決法を考えてみた
ちょうどこの頃、あまり夜鳴き(夜泣き?)していないかったモモちゃんが、毎晩鳴くようになりました。
例の「アン!アン!アン!」です。
年齢的にも成熟し、一人前のフクロモモンガとして活動し始めたのかもしれません。
モモちゃんの場合、鳴く時間帯は夜中の1~3時が多いです。
大半は1回起こされるだけですが、明け方にも鳴き、2回のときもあります。
窓を開けている季節だったので、近所迷惑になるかも…と思い、気づいた(起こされた)ときはモモちゃんの元に行きました。
さて、どうしよう??
対処法も人によってそれぞれで、遊んであげる人もいれば放っておくという人もいますよね。
当たり前ですが、一番大事なのは❝フクモモが何を訴えているのか❞ということです。
寂しいのか、怖いのか、困っているのか、ストレスを発散したいのか…鳴く原因は様々みたいですから。
そこで、起こされた日は状況を観察することにしました。
モモちゃんの場合、足音などの気配がすると大抵はそれで鳴き止みます。
…ということは、仲間を呼んでいるのかな。
そこで、夜鳴いたときは近寄って名前を呼び、「どうしたの?ちゃんといるよ」などと声を掛けてそのまま立ち去る(=寝室に戻る)ようにしました。
夜鳴きの当初は前述の猫じゃらしで相手をしたこともあったのですが、遊んであげなくても上記の対応で鳴き止むことが圧倒的に多いです。
たまに、声を掛けても鳴き続けることがあり、そのうちの何回かは、朝、エサ入れが空っぽになっていました。
もしかしたら、エサが足りないなどの不満があったのかもしれませんね。
つまり、モモちゃんの夜鳴きの多くは❝寂しい❞という不安から発しているのではないかと思うんです。
しかも、そんなに激しい寂しさではなく、「誰か近くにいる?いるよね?」といった安否確認のような。
だから、誰かの気配や声掛けで安心し、そのあと鳴き続けるようなことはしないんだと解釈しています。
以下はUniが集めた情報からの推測です。
そもそも野生でのフクロモモンガにとって、夜間はエサを探し求め、食事をする時間。
多くの野生生物がそうであるように、フクモモも活動時間帯のほとんどを、樹皮をはがしたり昆虫を探したりと採餌に費やしているのではないでしょうか。
生態は不明な点も多いようですが、集団で狩りをするわけではなく、1キロ四方ある縄張りでの採餌行動は基本的に単独だと思われます。
そう考えると、夜間常に群れで行動しているわけではないので、そんなに仲間(あるいは飼い主)との接触を密に求めるわけではないのじゃないかと…。
だとすれば、フクモモが巣穴にいる時にグルーミングなどで仲間とスキンシップを図るように、飼育下でも活動時間になる前にスキンシップをとってあげる方が大事なのでは…と思ったりするわけです。
当面、モモちゃんには、
・起きだす前のポーチでのスキンシップ(なでなで)
・朝、ポーチに入る前のおやつタイム(ポーチの外)
で、コミュニケーションを取り、夜間は声掛けだけにとどめました。
夜間は撫でたりおやつをあげたりなどの積極的なスキンシップは図っていません。
その代わり、エサ(専用ペレット)が不足しないよう若干多めに入れるようにしました。
正解はわかりませんし、個体差もあります。
でも、声掛けだけで9割以上鳴き止んでくれるので、これで様子を見ようと思います!
飼育6か月目(推定1歳5か月)
さて、飼育3か月め頃から、❝仲間として認めてくれたのでは…❞という実感が湧いてきていたのですが、大きく前進したのが飼育半年を過ぎた頃です。
前述のように、熟睡したころを見計らって体の下に手を入れていたところ、そのままじっとしていてくれる日が増えるようになったのです♪
この画像は大成功の例。
目を覚ましていますが、撫でられてウトウトしています。
右手でスマホを構えても半分夢の中…。
大抵はポーチから体を出す前に起きて、手から降りてしまうのですが、時折このような無防備な姿を見せてくれるようになりました。
フクモモとの付き合い方に❝正解❞はないと思いますが、仲良くなれることを信じて触れ合ってきた甲斐があったと思います!
スキンシップを図っていてもポーチの奥に逃げられることが減ったので、日々のなでなでタイムが15~30分と長くなりました。
スキンシップがモモちゃんの負担になっていない範囲だと思い、少し伸ばしてみた次第です。
だいぶ理想に近づいたけれど、朝の掃除と夜のエサやりでは相変わらずジコジコと威嚇されています、泣。
もっと仲良くなりたい…という欲望は増すばかり。
さらなるベタ慣れ目指して頑張ります(*^-^*)
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