フクロモモンガと暮らす【飼育突入編】お迎え当日~飼育1週間のビギナー体験記:仲良くなる方法も実践中

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生き物大好きの当サイト管理人 Uni がついにフクロモモンガを飼うことになりました!
人気急上昇中のペットですよね♪

ただ、フクモモ飼育の情報は溢れているけれど、うちの子に当てはまるとは限らない…

また、ベタ慣れのフクモモはブログやYouTubeでよく見かけますが、威嚇しまくりのフクモモとどうやって付き合っていけば良いのかは、教科書的な記述が多いように感じました。

そして、Uni宅 のフクモモは全く人慣れしていない状態でお迎えした子です。
だからこそ、Uni の情報も活用していただければと思い、体験記を書くことにしました(^-^)

今回はペットショップからフクロモモンガをお迎えした当日から1週間のお世話と様子をお届け!
飼育本の情報に納得の事柄や想定外の事態まで、リアルな体験をお伝えしていきます。

かわいいんだけど、威嚇が悲しい(;^_^A
でも、いつか仲良くなれる日を夢見つつ…フクロモモンガとの生活、スタートです!

その後のベタ慣れ進捗具合はこちらでチェック!

どこからお迎えする?

飼育するにあたり、どこでフクロモモンガを入手するかは大きなポイント。
里親募集サイト、ブリーダー、ペットショップなどが代表的ですね。

繁殖は一年を通して可能なので、国内のブリーディング個体もタイなどからの輸入個体も一年中売られています

ただ、寒い時期は少し減るかな…というのが Uni の印象。
2月過ぎくらいから徐々に店頭で見かける数が多くなるように思えました。

里親募集サイトを見ると、飼い主のアレルギー発症や転勤などで飼えなくなる方も多いようでしたが、応募者も多く競争率が高かったです。

一方、ブリーダーさんのフクモモは素性(血統)がはっきりしていること、ベタ慣れしているなど、メリットが多いのが特徴です。

ただ、リューシやモザイクなど高価な毛色が多く、我が家が希望するノーマルやホワイトフェイスは少ない傾向。

そこで、最終的にペットショップで購入することにしました。
ペットショップといっても全国展開している店や犬猫専門店、個人経営の店など色々あります。

Uni は熱帯魚飼育もしているのですが、フクロモモンガや爬虫類のようなエキゾチックアニマルは熱帯魚店でも取り扱いがあります。
熱帯性の生き物という共通点や仕入れ先の関係なんですかね。

最近は店舗の大小に関わらずペットの在庫検索ができる公式サイトを持っているところもあり、Uni はこれを活用しました。

ただ、更新のタイミングはずれるので、最新情報は電話がベスト
在庫検索ができなくても、電話で教えてくれる所も多かったです。
混雑する土日を避けて電話しましょう)

お迎えする準備をしながら近くの複数の店舗をチェックし、条件にあう子が入荷してくるのを待ちました。

お迎え準備編はこちらの記事をどうぞ!

ペットショップにて

ショップの入荷情報もさることながら、お迎えするタイミングも大切です。

時間にも精神的にもゆとりのある日程を選んで、ショップに行くことにしました。
これって結構重要なことだとフクロモモンガをお迎えして実感です。

できれば暖かい季節の方がフクモモ初心者には安心。
お迎え当初からフクモモをしっかり観察できるとは限らないので、体調を崩しやすい寒い時期だと気づけない可能性もあります。

タイミングと入荷状況をみつつ、購入するペットショップは Uni が熱帯魚飼育で利用している店舗に決定。

毛色はホワイトフェイスかノーマル希望、最終決定は実際に見てから決めることに。
ただ、最寄りの店での入荷がなく、ちょっと遠いショップ2軒に絞り込み、午前中に車で向かいました。

しかし!
一軒目のショップは前日の夕方に売れてしまったとのこと(T_T)
在庫検索では❝有り❞だったのですが、更新されていなかったんですね(あるある)…。

そこで、チェックしていた2軒目のショップへ行くことに。
今度は電話をかけ、ホワイトフェイスが一匹いるという在庫確認をしたうえで向かいました(笑)。

ショップに着くとすぐに担当の店員さんが案内してくれ、お目当てのホワイトフェイスの子に会えました。

ただし、ものすごい威嚇の嵐…。
店員さんが手を入れるなり「ジコジコジコジコ…!(威嚇の鳴き声)」、掴むと噛みつくような状態。

店員さんは慣れていて「血が出るほどは噛まないんですけど、威嚇がすごいんですよねー(にこっ)」と。

別のケージにいたリューシはベタ慣れで、店員さんがポーチに手を入れて持ち上げると肩によじ登ってくる状態でした。

あまりの落差に一瞬迷ったものの、検索時点で気に入っていたホワイトフェイスの子に決定♪♪
子どもたちと「ベタ慣れにできなくても、一緒にいるだけでいいよね」とその場で話し合いました。

購入決定後は、ペットショップでの説明を受け、同意書生体の確認書(病気やケガの兆候がないか)などを記入
ペット保険の説明もありました。

ペット保険は購入時のみ加入でき、解約は随時できるそうですが、Uni は加入しませんでした。
これについては別の機会に触れたいと思います。

書類を記入後、フード類のコーナーへ。

エサは食べ慣れたものでないと下痢をすることがあるため、ペットショップで食べていたフードと同じものを購入しました。
特にフクモモは偏食が強いので(実感してます)、始めのうちは変えない方がいいです。
ごはん食べないというブログもよく目にしますしね。

ペレットはそのままだと年齢的にまだ食べられない…とのことだったので、店員さんにエサの与え方など教えてもらいました。
また、高さのあるケージに入れても大丈夫な月齢か、この子の好きなおやつは…なども確認。

ただ、ふやかしたフードしか食べない理由は離乳中だったからではなく、この子の好みなのだと後ほど判明しました(この時点ですでに11ヵ月前後だったらしい…)。

この子を一番よく知っている店員さんと話せる機会はないかもしれませんから、聞くべきことを予め考えておくのがおすすめです。

とりあえず、フクモモ専用ペレット、ゼリー、ミルワームを購入。
フクモモは穴の開いた段ボールに入れた状態で引き渡されました。
かなり大きい箱で、ちょっとびっくりですw

ペットショップに着いてから購入終了まで約30分
ペット保険に加入してたら、もう少しかかったかもしれませんね。

車の中では娘が膝の上に段ボールを抱えて連れ帰りました。
渋滞に巻き込まれ、帰宅まで1時間…。
ですが、車中で名前を相談しながら帰ってきたので、(人間には)長くは感じませんでした。

名前は男の子なのでモモタロウ、通称「モモちゃん」に(#^.^#)

箱の中で動き回っていたようで、抱えている娘は「暴れてる~」を連発しながらも、無事帰宅です。

フクロモモンガ
モモちゃん「よろしくね」
  • 名前:モモタロウ(モモちゃん)
  • 性別:オス
  • 年齢:5か月くらい
    ところが飼育1ヵ月後におでこにハゲができたたため、この時点で少なくとも生後11ヵ月程度だったと思われる。
    ショップでも分からなかったみたい…
  • 大きさ:ゴールデンハムスターくらい(尻尾を除く)
    体重は威嚇されて測れない…
  • 毛色:ホワイトフェイス

新しいケージと初日の様子

ケージは別記事のようにセッティング済みだったので、モモちゃんを箱からすぐにケージに入れました。

段ボールはガムテープで留められていたので、表面の一部をカッターで開封。
上蓋を折り曲げて三角形の小さな出口を作り、そこをケージの入口に押し当てて、しばらく待ちました。

すると、モモちゃんが元気にケージの中へダイブ!
素早く扉を閉めて、引っ越し完了です。

モモちゃんはしばらくケージの中をせわしなく動き回り、落ち着かない様子
そこで、私たちは別室に行くことにしました。

これが大成功!!
しばらくして様子を見ると、ポーチの中で丸くなり、眠っていました(#^.^#)

モモちゃんからすれば短時間で劇的な環境の変化ですよね。
店員さんに捕まえられ(悪意はないにしても)、箱の中に押し込められ、長旅をして見知らぬケージに入れられたわけです。

きっとぐったりしていることでしょう。
初日は構いたくなりますが、グッと我慢してフクモモを休ませることを優先してあげてください。

そして、夜になって目を覚ましたモモちゃん。
子どもたちの写真撮影会が始まりましたが、程よいところで切り上げて、ごはんの支度です。

ペレットがひたひたになる程度のぬるま湯を入れ、冷ましてからそっとケージに入れました。

すぐに「ジコジコ」言われましたが、お腹が空いていたのか、なんと近寄ってきました!

そしてエサ入れを置く前に食べ始めたので、驚かさないようにUniがフリーズw

モモちゃんはそのままご飯を食べ続けたのですが、さすがに手がしびれたので、ケージ内にエサ入れを下しました。
モモちゃんは途端にすっ飛んで逃げていきました…。

フクロモモンガ
短時間のふれあいタイム!
あの威嚇が嘘のよう

でも、ペットショップでの威嚇の光景が頭にあったので、想定外の展開にびっくり
この一件で、ますますモモちゃんにメロメロになりましたw

その後の1週間

お迎え翌日からは、なるべく普通に過ごしました。

日中はケージにタオルを半分掛けておき、部屋のドアの開閉は静かに、大声などは出さないようにしました。

その一方で、テレビの音や話し声などの生活音はいつも通りに。
たまにポーチを覗いてみましたが、ガン寝してましたw

夜に餌やり、朝にケージの掃除…とお世話の時間帯を決め、絶えず声を掛けながら行いました。

ケージ下部の引き出し部分には新聞紙を入れて掃除を楽にしています。
新聞紙の吸水力でも十分のオシッコ量でした。

ペットシーツを敷く人が多いみたいですが、新聞紙に含まれるセルロースも吸水力が高く、何よりも惜しみなく使えるので、排泄物を見つける度にポイポイ捨てることも可能。

一応、一番下に冷蔵庫用の消臭シート(100均)を敷き、新聞紙を数枚重ねて入れています。

平日は子供たちのお弁当や洗濯、自分の出勤準備などで忙しいので、掃除だけ…と考えていたのですが、4日目の朝からはお世話サイクルが変わることになりました。

理由は後ほど。

お迎え翌日 (2日目)

翌日、ケージを見るとフードはほとんど空になっており、新聞紙の上にはウンチとオシッコがあったので一安心。

「食べて出して寝る」という動物の最低限の生活ベースはできたみたいです。

食器を取り出し、引き出しを抜いてご飯の残りと排泄物をチェック
汚れた新聞紙を丸める音がしたとき、ポーチの中から「ジコジコ」威嚇されました。

でも、威嚇されてもモモちゃんに「キレイにしようね」「怖くないよー」と話しかけ続け、声の主(Uni)がしていることはモモちゃんに害のないことだと理解してもらおうと思いました。

次のステップはケージの外の環境…つまり我が家での生活に慣れてもらうこと。
でも、これに対しては意外と順応力があったみたいです。

フクロモモンガ
2日目…被膜がハート型に

ペットショップでも慣れていたのか、雑音にはほとんど無反応
ときどきポーチが揺れているので「あ、起きたのかな?」という程度です。

夜、ご飯を入れるときのカバーと扉を開閉する音に反応して「ジコジコ」威嚇されましたが、暴れるほどのパニックは起こさなかったです。

ご飯を上げたあとはケージを薄手の布ですっぽり覆い暗くしておきました
(まだ、部屋の灯りを付けていたので)

でも、私たちが起きている間に出てきてはくれませんでした。

3日目

朝、Uni が起きた時点でモモちゃんはすでにポーチの中で丸くなっていました。

前日はケージの外で姿を見られなかったものの、フードは完食、水も減っていたので元気な模様。

3日目も最低限のお世話だけしました。

昨日に引き続き掃除中にジコジコ言われましたが、この日の朝の威嚇は短く、少し慣れてきたのかなと思えるほどに。

「モモンガポーチ」という彼にとっての安全領域を確立できたことで、ケージの中に手を入れても不安を感じにくくなっているのかもしれません。

夜、ご飯を上げるときもジコジコ言われましたが、タオルをかけ暗くしていたらケージの中で動いている音が!

気付かれないように隙間から覗いてみると…遊んでる~!!
モモちゃんの全身を見たのは2日ぶりでした。

4日目

モモちゃんと遊びたいのをひたすら我慢してきた、この4日間。
ついに報われる瞬間がやって来ました!

朝、Uni が起きたときにモモちゃんがまだポーチの外にいたのです。
私が覆っていたタオルをそっと外すとケージの奥で固まってしまいました。

でも、それ以上逃げる様子もなかったので、おやつをあげてみることにしたのです。

おやつは「メープルシロップ」と決めていました。
100%天然で、甘い香りが強く、モモちゃんを呼び寄せるのに最適(Uni の好物でもある)。
野生のフクロモモンガは樹液を主食にしているので、安心な食材でもあります。
ついでに指のニオイも覚えてもらえますしね!

早速指に少量つけ、ケージに手を入れてモモちゃんの鼻先に近づけてみました。
ジコジコ威嚇されましたが、じっとしていたらクンクンと匂いを嗅ぎはじめ、ついにペロッとなめてくれました!

しかし舐め終わると同時に指を食べ物と勘違いしたのか、カプッと噛まれてしまい…(;^_^A

そこで、ケージの外からメープルシロップの付いた指を差し出すことにしました。

フクロモモンガ
4日目の朝、近寄ってきて…
フクロモモンガ
ペロペロしてくれた!

画像のように近寄ってきて再びクンクン。
そしてペロペロ舐めてくれました。

フクモモの舌はとても長いので、噛まれないように距離をとっても舐められます。

❝噛む❞といっても出血するような強さではないのですが痛いですし、噛み癖やUni自身に変な恐怖心が芽生えるのも嫌だったので、無理はしないことにしました。

まだ慣れていない動物におやつを与えるときには、ちょっとしたコツがあります。
相手の恐怖心を減らし、自分も噛まれないためのコツです。

詳しくはこちらの記事で触れていますので、良かったら参考にしてくださいね。

その後の朝のお世話や、夜の餌やりのときは相変わらずジコジコ言っていましたが、やはり短くなったような気が…。

ちょっぴり仲良くなれた4日目でした。

5日目&6日目

初めてメープルシロップをあげた翌日の5日目。

朝、ケージのタオルを取ると、ポーチの外にいたモモちゃんが近寄ってきました。

もしかして、昨日のこと覚えてる??
すかさずメープルシロップの付いた指をケージ越しにかざすと、逃げ腰ながら近寄ってきてペロペロ。

さらに、容器の底にこびりついているメープルをあげようとケージの中に手を入れたところ、Uniが持っている容器に首を突っ込んで来て、きれいに舐め取ってくれました。

そして6日目。

タオルを外した時はポーチの中にいたモモちゃんでしたが、私が片付けをしていると出てきてくれたんです。

メープルシロップをもらえる「時間」と「人」を完全に認識しているとしか思えない行動。
フクモモは賢い動物なのだと、改めて認識しました。

相変わらず掃除や餌やりの時、短い威嚇はあります。

でも、人は怖い生き物じゃないってわかってくれる日が来る…と希望が持てた日でした。

そしてこの❝朝おやつ❞が習慣化し、忙しい朝の時間を縫ってモモちゃんと戯れる時間を取ることになったのです。

朝はご機嫌なのに、夜にメープルシロップをあげようとすると威嚇の嵐…なぜでしょう??
相手も生き物、こちらの思惑通りにいかないのは当然ですね(笑)

一週間(7日目)

モモちゃんを迎えてから1週間。
この数日でおやつを食べてくれるようになり、グッとステップアップしたように思えました。

この日もUni が起きたとき、モモちゃんはポーチの中から出てきてくれたので、メープルシロップを少量あげました。

そこで、もう少し仲良くなりたいと思い、サトウキビをあげてみることにしました。

このサトウキビはウサギやハムスターなどの❝げっ歯類の齧り木用❞として売られている乾燥品ですが、インドネシアにも生息するフクモモならきっと食べるだろうと思ったわけです。

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Uni もタイやシンガポールなどを訪れたときにサトウキビを買って食べたことがあります。
フレッシュなサトウキビは、噛むとジュースのように甘い樹液が出てきておいしいんですよ。

手渡しでサトウキビをあげてみると…

フクロモモンガ
手から受け取り、その場で食べ始めた!
フクロモモンガ
目の前で初めての水飲み

一生懸命カジカジするじゃないですか!

フクモモは有袋類なのでかじり木は不要ですが、甘みがあるのでおいしいのでしょうね。

このとき「プププ」という満足気な声を聞きました。

硬い繊維を食べ散らかしながら(笑)、目の前でずっと食べてました。

そのあと、初めて人が見ている前で水を飲みました
あー、癒される…。

でも、相変わらず夜はご機嫌斜めです。
おやつで誘っても出てきません。

でも。

まだまだ威嚇はされますし、金網越しの付き合いだけですが、一週間前よりもグッと距離が縮まった気がします。
特にお迎え後の数日間、そっとしておくことに徹したのが良かったのかもしれません。

ペットショップでの店員さんとの様子を見て不安を覚えずにはいられませんでしたが、焦らずゆっくりと仲良くなれればと思っています(^-^)

その後のモモちゃんとの悪戦苦闘の日々はコチラをご覧ください!

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