まるで駅の改札を通るように搭乗まで進めるJAL「タッチ&ゴー」サービス。
すべての手続きがQRコードか指定カードをかざすだけ…という優れものです。
でも、家族や同行者の搭乗券や乗り継ぎ便がある場合など、どうすれば良いのかわかりにくいケースも。
そこで、「タッチ&ゴー」のよくあるお悩みを解決!
今回は、手続き時に入力を求められる「認証コード」の調べ方や搭乗券の分配方法、赤ちゃん連れの旅行や乗り継ぎ・往復便などの利用方法についてご案内します。
公式サイトにはない裏技(⁉)も紹介しますよ♪
また、
・メールが届かない
・領収書の発行方法
・QRコードが読み取れない
・タッチ&ゴーできない・しなかったらどうなる?
など、トラブル解決や便利な使い方については【 解決編② 】で紹介していますので、併せてご覧くださいね!
なお、タッチ&ゴーの基本的な使い方やQRコードを保存する方法などを知りたい方はこちらの記事をチェック!
機種・媒体ごとにわかりやすく解説しています。
※ 記事の内容は執筆時点のものです。最新情報は公式サイトにてご確認ください。
JAL 認証コードの調べ方
インターネットでも空港でも、飛行機に乗るための様々な手続きに必要な「認証コード」。
認証コードとは、予約/購入した航空券が自分のものであることを証明する❝カギ❞として使うものです。
公式サイトを見ていると、単に「認証コード」と言われたり、特定のコード名を言われたりするので、認証コードが何を指しているのか混乱してしまうかもしれません。
実は「認証コード」には4種類あり、搭乗者がJALマイレージバンク(JMB)会員か否かによって使えるコードが異なります。
また、何を見れば認証コードがわかるのか、わかりにくい部分もあると思います。
オンラインでの手続きや空港に行く前に、次のリストを参考にして認証コードを確認しておくことをおすすめします♪
【 誰でも使える認証コード 】JMB会員・非会員ともOK
【 JMB会員のみ使える認証コード】
上記認証コードにプラスして利用できるが、購入前に「JMBお得意様番号」を登録し、ログインしておくこと。
※ JMBお得意様番号:JMB/JALカードに記載されている9桁もしくは7桁の数字
このように、JALマイレージバンクに会員登録していると、一般搭乗客よりも使えるコードが多くなります。
JMBお得意様番号がわからない人は、自分の持っているIC付きカードを見てみましょう。
記載されている7桁または9桁の番号が❝JMBお得意様番号❞です。
予め登録しておいてくださいね。
IC付きカードを持っていれば、数字の入力の手間さえ不要になることも。
そのほか、JALアプリや公式サイトの利用時にも、少ない手順で済むというメリットがあります。
JALをたくさん利用する人は、JMB会員に登録しておく方が便利ですよ。
さて、本題に戻りますね。
QRコードはスマホ・紙のどちらの媒体でも利用可能な便利さがありますが、認証コードの他にも重要な情報が記載されている「eチケットお客様控え」は何かと重宝します。
スマホ利用者は印刷する必要はありませんが、スクリーンショットなどで保管しておくと万が一の時に安心なのでおすすめです。
また、これらのほか、航空券を検索する時に用いる「予約番号」があります。
QRコードなど認証コードが発行されるまでは大切な番号なので、しっかりと保管しておきましょう。
※ JMB会員としてログインし予約/購入した場合は、予約番号がなくても会員ログインすればOKです。
家族分・同行者への分配方法
家族や友人の分など、航空券をまとめて手配することもありますよね。
JAL国内線の場合、搭乗には1人につき1つの媒体(スマホや紙)が必要なので、同行者にも利用前に渡しておく(=分配)ことが絶対です。
例えば、代表者がJMB会員でJMBカードを使ってタッチ&ゴーする場合でも、同行者にはそれぞれ二次元バーコードを渡しておかなければなりません。
同行者が家族・子供であったとしても1つずつ必要なので注意しましょう。
※ ANAのように「1つのスマホにモバイル搭乗券を順番に表示させて通過」はできません。
ここでは二次元バーコードの分配方法と、座席が不要な赤ちゃんの場合についてご案内します。
分配方法の前半はJAL公式のやり方、後半はちょっと注意が必要だけど最も簡単な裏技を紹介 ^^)
自分に合った方法を選んでくださいね!
モバイル搭乗券(二次元バーコード/QRコード)の分配方法
JALマイレージバンクの会員・非会員に限らず利用できる「二次元バーコード(QRコード)」。
- ウォレットアプリなどを利用して「モバイル搭乗券」としてスマホ端末に保管する
- 「eチケットお客様控」を紙に印刷する
のどちらかの方法で使います。
相手のニーズがわからない場合でも受け渡し可能なのは、両方の媒体用の二次元バーコードを一度に届けられる「メールで送る」方法です。
メールを受け取った相手が「モバイル」か「紙」を選択できるので、お任せできるわけです。
※ モバイル用二次元バーコードは、利用可能な便の場合のみ添付されます。
公式の方法と裏技的な方法があるので、両方とも具体的に見てみましょう。
家族分の航空券を手配した人で、赤ちゃんが含まれる場合は次の項の手順で行ってください。
【公式サイトの方法】
- 手元に「航空券番号」を用意する(記載場所は前項参照)。
- iPhoneなら「Safari」、Androidなら「Chrome」を使って、JAL公式サイトへアクセスする。
- トップページの「予約管理」をタップし、「航空券/特典航空券」を選択。
- すると「予約検索」画面が開くので、JMB会員または会員以外のどちらかを選び、必要事項を入力して航空券を検索する。
- 「予約詳細」画面に代わるので、該当する航空券を表示して下へスクロールさせ、「搭乗用バーコード」ボタンをタップ。
- 認証コード(航空券番号)を入力し、「次へ」をタップ。
※ JMB会員としてログインしている人は手順④へ。 - 発行方法の中から「メールで送る」を選び、送りたい相手(=搭乗者)ごとにアドレスを入力して送信する。
- 【メールを受け取った人】
メールにある「搭乗用バーコード」をタップすると、リンク先に飛び、搭乗用バーコードが記載された「eチケットお客様控」が表示される。
◆スマホの場合
画面に表示されたバーコードをスクリーンショットして保存する。
(保存先はどこでもOK)
◆紙に印刷したい場合
パソコンなどでメールを開き、リンクをクリックして「eチケットお客様控」を表示させ、接続済みのプリンターで印刷する。
または、PDFファイルにして保存し、コンビニなどで印刷する。 - 【モバイル搭乗券(二次元バーコード)の提示方法】
◆スマホの場合
手順⑧の保存先アプリ(❝Wallet❞や❝フォト❞など)を開いて、スクショを表示させ、読み取り機にかざす。
◆紙の場合
QRコード部分に折り目や汚れが付かないように空港へ持参し、読み取り機にQRコード部分をかざす。
注意点としては、手順⑦で搭乗者名とメールの宛先を間違えないようにすることです。
メールを受け取った人にも必ず搭乗者が自分の名前になっているか、確認してもらいましょう。
さて。
ひとつ疑問に思うのが「最終的にスクショが使えるなら、購入者が同行者のスクショを撮って、LINEとかで送ればいいんじゃない?」というもの。
JAL公式サイトを見ると、分配に使える一般的な方法として今回の「メールでリンク先のURLを送る」が紹介されているのですが、スクショそのものを送る方法は見当たりません。
でも!!!スクショでも搭乗できます!!
ただし、同行者がスマホを持っていることが条件。
また、注意点もあるので、手順の下の本文もご覧くださいね。
【 裏ワザ的な方法 (スクショを送信)】※iPhoneユーザー注意
同行者がスマホを持っている場合に使える方法です。
- 上記の手順①~⑥を行う。
- 発行方法は「Walletに追加」「Google Payに追加」など端末に合った方法でOKなので、とにかくQRコードを画面に順番に表示させ、スクリーンショットを撮る。
※ 全員分をスマホのウォレットに登録(保存)しても良いが、注意点あり(本文参照)。 - 同行者それぞれに②で撮影したスクショをLINEやメールに添付するなどして送る。
- スクショを受け取った同行者は各自のスマホに保存する。
- 当日は同行者自身が自分のスマホにスクショを表示し、読み取り機にかざす。
同行者は搭乗用バーコードをスクショで直接受け取れるので、公式の方法より確実に簡単。
スマホを難しいと感じている人でも、スクショでの管理なら楽にできますね。
ただ、JAL公認の分配方法ではないので、万が一のため、バックアップとして「eチケットお客様控え」などのスクショも撮っておき、空港で発券することも想定しておきましょう
さて、問題はここから。
iPhoneユーザーのみ以下をご覧いただき、「スクショでのタッチ&ゴーはやらない方が良い」という当サイト管理人Uniの意見をご一読ください↓
タッチ&ゴーの手続きがアンドロイド端末よりもシンプルで使いやすいiPhoneなのですが、ここで少々融通が利かないのが標準搭載されているアプリ「Wallet」。
JALのタッチ&ゴーだけでなく、電車の改札の読み取り機などでも、かざすと自動でWalletアプリが起動する便利な仕組みになっています。
手間いらずで有難いのですが、このシステムのため、iPhoneユーザーがスクショをかざしても❝エラー❞となってしまいます。
原因は、Walletが立ち上がってしまい、スクショが画面から消えてしまうからです(;^_^A
JAL公式がスクショでの分配を案内していないのは、iOSの仕様によるWallet優先性があるからなのかも??
このため、同行者にiPhoneユーザーがいる場合は「JAL公式」のようにメールでリンクを送り、同行者が自分のウォレットに保管するのが確実です。
同じ理由で、手順②で同行者分のQRコードを全部自分のiPhoneのWalletに保存した場合、複数人の搭乗券が入ったiPhoneを読み取り機にかざすことになるため、自分のQRコードを読み取ってもらえない可能性が出てきます。
一時的にWalletに保管するのは問題ないのですが、同行者分のスクショを撮り終わったら、Passの中から自分以外の搭乗券を削除してください。
iPhoneユーザーのWalletには自分用QRコードを1つだけ保管。
これが鉄則です!
赤ちゃんが一緒のとき
【 年齢の定義(搭乗時点で)】
- 搭乗不可:生後7日以内
- 幼児=赤ちゃん:生後8日から3歳未満(抱っこなら座席不要:大人1人につき1人無料)
- 小児:3歳以上から12歳未満(座席が必要)
- 大人:12歳以上(座席が必要)
赤ちゃん連れで飛行機に乗る機会もありますよね。
客室乗務員の行き届いたサポートが受けられるため、電車やバスに赤ちゃんを乗せるよりも楽だった…という人も多いようです。
ここでは座席を利用しない(抱っこした状態)で赤ちゃんが飛行機に乗る方法をご紹介します。
ちなみに、赤ちゃん用の座席が必要な場合、JAL公式サイトでは航空券の購入ができません。
「お問い合わせ窓口」に電話して購入することになります。
詳しくは【 解決編② 】の問い合わせ先をご覧ください。
さて、出生日を含め生後8日から満3歳未満の赤ちゃんについて、大人1人につき赤ちゃん1人は無料で飛行機に乗ることができます。
ただし、搭乗中、ずっと膝の上で抱いていることが条件です。
座席を必要としないので、抱っこする大人だけ航空券を予約/購入することになりますね。
では、搭乗用の二次元バーコードは1つだけ取得して、それを使ってタッチ&ゴーすれば良いのでしょうか?
答えは❝半分正解❞。
前述の通り、JALでは搭乗者1人につき、1つの搭乗用バーコードが必要だったんでしたね。
では、どのタイミングで赤ちゃんのバーコードを入手すれば良いのでしょう?
購入から搭乗までの手順と方法を紹介しますね。
JAL公式サイトでの手続きを中心に説明しますが、特記事項がない限りJALアプリでも同様です。
- JAL公式サイトのトップ画面を開く。
- 航空券タブ(多分初めからこのタブが開いた状態)の出発地をタップし、空港を選ぶ。
【JALアプリの場合】
「予約/空席照会」をタップし、出発地を選ぶ。 - ②で開いているウインドウに「人数」ボタンがあるのでタップする。
小さいウインドウが開くので、
・大人の人数:赤ちゃんを抱っこする人と同行者(いる場合)の合計人数
・幼児(0~2歳)の人数:抱っこして乗る赤ちゃんのこと
を入力し、「確定」をタップ。
※小児(3~11歳)は座席料金がかかります。
【JALアプリ】
②の「予約/空席照会」画面にある人型のアイコンをタップすると「人数選択」画面が開くので、上記と同様に人数を入力し「決定」タップ - その他の条件を入力し、「検索する」をクリック。
- 表示されたリストの中から便を選ぶ。
- お客様情報の入力画面になるので、赤ちゃんを抱っこして乗る人の情報を「搭乗者」欄に、赤ちゃんの情報を「幼児1」欄に記入する。
幼児の登録情報は「姓名」「搭乗時の年齢(0/1/2歳から選択)」「性別」のみ。 - 引き続き、メールアドレスなどその他の情報を漏れなく入力したら「次へ」をクリック。
- 確認画面が表示され、予約完了となる。
購入する場合は引き続き手続きを進め、座席の指定も済ませておく。 - 搭乗日までに「タッチ&ゴー」が利用できるか確認し、可能なら搭乗用バーコード(大人分のみ)を取得しておく。
確認および取得方法:【 基本編 】参照 - 当日の空港で…
【タッチ&ゴーが利用可能な場合】
① 手荷物があれば自動手荷物預け機かカウンターで預ける。
② 保安検査場の入り口にある「ピッと端末」に大人用の搭乗用バーコードをかざす。
③ 赤ちゃん用バーコードが記載された「ご搭乗案内」が出力されるので、受け取る。
④ 搭乗口の読み取り機に自分の搭乗用バーコードと、上記③の赤ちゃん用バーコードをかざして通過する。
【タッチ&ゴーができない場合】
空港のチェックインカウンターに行き、搭乗券を受け取る。
なお、次のようなケースでは、赤ちゃんを抱っこして搭乗できません。
このうち、前者の妊婦さんの場合は、赤ちゃん用の座席を購入して乗るのはOKです。
赤ちゃん用の座席はネットで購入できないので、電話にて手続きしましょう。
必要であればチャイルドシートの申し込みや、持参するベビーカーの預け入れについても手配しておくのがおすすめです。
往復便・乗り継ぎ便のタッチ&ゴー
航空券を手配するとき、行きと帰りの便をまとめて購入することって多いですよね。
また、島などへ行くときは飛行機を乗り継いで行くケースもあるでしょう。
このような場合でもタッチ&ゴーは利用できるので楽々!
※タッチ&ゴー対象路線は【 基本編 】参照
ただし、タッチ&ゴーの手続き、すなわち搭乗用バーコードの取得を1回で済ませるために重要なのは❝最初の便と同時に手配したか❞という点です。
これは航空会社が管理する予約記録というシステムのため。
同じタイミングで予約/購入した便は、1つの予約記録で管理されるため、搭乗用バーコードの取得は原則1回で済むというわけなんです。
ただし、例外がないわけではありません。
往復便・乗り継ぎ便それぞれを詳しく見ていきましょう。
往復便
搭乗用バーコード取得が1回で済むのは、「行きの飛行機(往路)と帰りの飛行機(復路)を同じタイミングで手配した」ケースです。
先にお伝えしますが、往復便をまとめて予約/購入した場合、「どのような受け取り方法で何回受け取ったとしても、搭乗用バーコードは同じなので、行き・帰りともどれを使ってタッチ&ゴーしても大丈夫」ということ。
つまり往復便の場合、往路も復路も同じ予約記録の扱いとなるため、発行される搭乗用バーコード(QRコード)は同じになるんです。
ただし、ややこしいことが1つ。
QRの受け取り方法は、ウォレットアプリに保管したり、JAL公式サイトから直接印刷したり、一度メールで送ってからウォレット保管や印刷したり…と、いろいろありましたね。
このうち、「メールで送る」方法を行うと、バーコード取得用のURLが往路と復路それぞれ別に届くんです。
はJALのシステム上、往路と復路それぞれでメールを配信するようになっているため。
でも、前述のようにリンク先の搭乗用バーコードは同じです。
なので、どっちを使ってもタッチ&ゴーできるというわけ。
搭乗用バーコードのリンクが2つ届くと、行きと帰りの便でそれぞれ取得しとかなきゃ…と思ってしまいますが、片方で往復とも使えますよ!
ちなみに、印刷用の画面(eチケットお客様控)をJAL公式サイトから直接開いた場合は1枚です。
JMBならIC機能付きカード1つで往復ともピッとするだけですから、最もシンプルですね。
なお、往路と復路を別々に予約/購入した場合は、それぞれ搭乗用バーコードを取得する必要があります。
予約記録が別になるので、間違えないようにしてくださいね。
乗り継ぎ便
搭乗用バーコード取得が1回で済むのは、「最初の空港から乗る飛行機(第一区間)と、乗り継いでいく飛行機を同じタイミングで手配した」ケースで、「タッチ&ゴーが利用できるのは最大3区間まで」です。
つまり、乗り継ぎ便を含め3区間まで(3便)であれば、搭乗用バーコード1つでタッチ&ゴーできるというわけ。
乗り継ぎ空港での搭乗手続きは不要となり、そのまま次の搭乗口へ向かえます♪
ただし、タッチ&ゴーが利用できるけれど、搭乗用バーコードを新たに取得しなければならないなど、イレギュラーとなるのが以下のケースです。
ちなみに、乗り継ぎ便を同時に予約/購入しなかった場合は予約記録が別になってしまうため、同じ日に乗り継ぐ便でもタッチ&ゴーできません。
もし、別の予約記録になってしまった場合は、予約を取り直す方がタッチ&ゴー対象になるので、おすすめです。
予約し直さない場合は多少面倒ですが、出発空港のカウンターか、乗り継ぎ空港にて出発時刻の20分前までに搭乗口スタッフに申し出れば大丈夫。
また、乗り継ぎ便がそもそもタッチ&ゴーの対象路線かどうかも確認してくださいね。
JALグループであればタッチ&ゴーの対象です。
※ 対象路線は【 基本編 】で紹介しています。
なお、特殊な受託手荷物(サーフボード、楽器など)がある場合は、乗り継ぎ空港で一度荷物を引き取り、改めて航空会社のカウンターへ預け入れなければなりません。
※ 第一区間の手荷物カウンターで確認しておきましょう。
その場合、乗り継ぎ時間がJALグループ間でも20~30分、別の空港で乗り継ぐ場合は150~180分必要になります。
所要時間は空港ごとに異なり、繁忙期はさらに時間がかかることから、余裕のある運航便を選択するのがおすすめです。
詳しくはコチラ↓↓↓
JAL | 国内線 乗り継ぎのご案内
座席の変更はいつまでOK?やり方は?
JAL国内線でタッチ&ゴーを利用する場合、座席変更は便出発の20分前まで可能です。
ここではWebサイトからの変更方法をご案内しますが、JALアプリもほぼ同じです。
- 座席変更のタイムリミット=便出発の20分前までに以下の手順で行うこと。
- JAL公式サイトのトップページにある「予約管理」をタップし、
・ツアー以外:国内線タブの「航空券/特典航空券」をタップ。
・ツアーのとき:「旅行会社で購入した国内ツアー商品」をタップ。 - 「予約検索」画面が開く。
・JMB会員:ログインする。
・非会員:「会員以外の方」の欄に姓名・搭乗日・航空会社・便名・予約番号を入力し「検索する」をタップ。 - 「予約詳細」画面が開く。
該当する便を選択し、「座席指定」ボタンをタップ。 - 座席変更希望者の「座席番号」を選択しなおし、「確定」ボタンをタップ後、「次へ進む」ボタンをタップ。
※ 必ずシートマップを開いて場所を確認し選択する。 - 座席指定の完了。
- 搭乗用バーコードを再度取得する。
取得方法は【 基本編 】を参照。
※ 原則として、どのような場合でも最新のバーコード取得が望ましいが、パソコンから印刷した「eチケットお客様控え」の二次元バーコードは予約変更後でも利用できる。
参考:
予約変更した場合、2次元バーコード(eチケットお客さま控)の再取得は必要ですか。 (jal.co.jp)
なお、座席の変更は何回やってもOKです。
座席変更のタイミングによって空席が変化するので、希望の座席がない場合は再度行ってみるのがおすすめですよ。
当然のことながら座席はどんどん埋まっていくので、航空券を予約したらその時点で最良の席をとりあえず確保しておくのが鉄則。
ただし、条件の良い座席が追加されるタイミングがあります。それは、便出発の48時間前!
これは、優先権をもつ搭乗客用に割り当てられていた座席に空きがあった場合、それを一般搭乗客に解放するのが「48時間前」だからなんですね。
48時間前を過ぎたら、ぜひ座席の空席チェックをしてみてくださいね♪
座席指定ができないとき
「座席指定ができない」…焦りますよね。
しかし、「空席がない」「座席指定に進めない」という場合もあるんです。
空席がなくて座席指定ができない原因は、機体のバランスや、配慮が必要な搭乗客のためなどの事情で、予め指定できる座席が限られていることが原因です。
この❝限られた指定可能な座席❞が先着順で埋まってしまうため、一時的に空席がない状態になってしまうのです。
ただし、前項の通り、48時間前に空席の追加が行われます。
空席が見当たらなかった場合でも、48時間前を過ぎれば空席が増えるので、このタイミングでもう一度トライしましょう。
それでも座席が確保できなかった場合は、空港のカウンターなどで先着順に席を選んでいく方式になります。
席を選びたい人は、早めに空港に行くのがおすすめです。
また、座席指定に進めない原因は「搭乗日2日以内なのに航空券の運賃を支払っていない」可能性があります。
早い段階であれば、予約しただけでも座席の指定が可能ですが、2日前を過ぎたら購入済みにしないと座席の指定ができなくなります。
代金を支払えば座席指定ができるようになるので、速やかに決済しましょう。
座席指定なしだとタッチ&ゴーできないので、必ず行ってくださいね。
なお、航空券の予約や予約変更をしたあとに続けて座席変更を行うとエラーが表示されることがあります。
このような場合は、予約・予約変更を最後まで行って一度❝完了❞させ、そのあとで座席変更をやってみましょう。