行けなくなった公演などのチケットを転売できる『チケット流通センター』。
❝他サイトにも同時に出品できる❞、❝価格を自分で設定できる❞などメリットもありますが、注意も必要です。
そこで、チケ流での出品に重要なポイントを踏まえ、出品の流れやルールについて、詳しく解説していきます!
チケ流に出品するのに向いているケースやおすすめしないケースも紹介しますので、出品前にぜひご覧ください!
※ 情報は執筆時のものです。法令などが改定される可能性もあります。
チケ流に出品するメリット・デメリット
チケ流は売りたい人と買いたい人をつなぐチケット専門のフリマサイトのようなもの。
価格は出品者が決めますが、ここが難しい!
通称「チケット不正転売禁止法」が2019年に施行されたので、転売のルールに則った価格決めが重要だからです。
公式リセールと異なり、自分で転売価格を決めるチケ流では、不当な価格や売り方は不正と見られる可能性があります。
詳しくはこちらの記事にて解説していますので、気になる方はお読みくださいね。
また、公式リセール❞のような細やかなサービスもありません。
このため、出品する側が受けるトラブルとしては、
などがあり、払い戻しなどは当事者任せになることも。
一方で、チケ流に出品するメリットもあります。
公式リセールでは手数料は取り戻せませんが、チケ流なら諸費用を上乗せし正当な範囲内で転売価格を決められます。
さらに、一枚のチケットをチケ流と同時に別のフリマサイトに出品することも可能。
※ 在庫保証が必要な❝チケエク❞を除く。
出品数の多いチケットや人気が低いチケットは、売れ残りを回避できるかもしれませんね。
おすすめのケース・おすすめしないケース
チケ流では、『西武ライオンズ』『千葉ロッテマリーンズ』『オリックス・バッファローズ』『日本ハムファイターズ』の公認を受け、公式リセールを行っています。
これには専用ルールがあり、不正転売禁止法が適用されないので安心して利用可能!
これらの球団チケットは優先的にチケ流で取引するのがおすすめです。
また、チケット代金や購入にかかった費用を取り戻したい人は自分で価格設定できるチケ流がおすすめ。
ただし、不正と判断されないように注意して。
さらに、大手プレイガイドの公式リセールに出品できない紙チケットなどは、チケ流へ出品するのもありです。
一方、チケット代金の大半を回収しつつ、安全に取引がしたいという人は販売サイトの公式リセールや業界公認の『チケトレ』 を利用する方がおすすめですよ。
出品の流れ
それでは、初めてチケ流に出品する場合の流れを時系列で具体的に見ていきましょう。
顔写真付きの公的身分証明書を持っていない人は、住民票などを取得してから始めるのがおすすめです(初回のみ・手順⑤参照)。
銀行口座も作っておきましょう。
① チケ流にログインする。
チケット流通センター公式サイトへアクセスし、ログインしましょう。
初めての場合は無料の新規会員登録を!18歳からOKです。
登録したら、すぐに出品可能ですよ。
※ Xのアカウントも利用できます。
ただし、出品する側は手順⑤のように本人確認が行われます(後述)。
登録する氏名などの表記は公的身分証明書と同じにしてくださいね。
また、住所は身分証明書に記載されているもので、かつ、現在居住しているところを登録してください。
取引状況によっては住所確認のため郵便が届くので、必ず受け取れる住所を記入しましょう。勤務先など身分証明書に記載されていない場所では住所確認が行えないので、必ず自宅にしてくださいね。
② 掲載可能期間か確認し、受け渡し方法を決める。
在庫保証をする❝チケエク❞と通常の取引では、掲載できる期間が異なります。
さらに、チケットを郵送で送るか、発券番号で買い手が発行するのか、それとも電子チケットか…など、受け渡し方法やチケットの形態によっても変わってきます。
この点を確認して具体的な取引方法を考えていきましょう。
チケ流に掲載されているチケットの9割は❝チケエク❞ですが、これは買い手からの注文が入ったときにチケ流からの在庫確認を省略できるチケットです。
買い手は注文と同時に代金をチケ流に預けるというスピーディな取引のため、売り手側はチケットをすぐに渡せる状態であることが条件になります。
別のサイトに同時出品できないということですね。
このような条件はありますが、チケエクで掲載するなら公演ギリギリまで掲載が可能。
また、コンビニ発券タイプのチケットを持っているなら、未発券のまま発券番号で取引する方がおすすめです。
送料を上乗せする必要がなく、チケット代金を安く設定できるため、売れる確率が高まりますよ。
③ 出品したいチケットが登録できるか確認する。
「チケットを売る」タブから進み、チケ流に登録されている公演名と一致するものを選択しましょう。
チケットが出品できない時は公演が登録されていない時です。
もし、公演名が表示されなかったら❝公演名追加依頼フォーム❞より申請し、チケ流からの連絡と対応を待ってください。
登録・掲載できるのは、
- 国内開催のコンサート、演劇、スポーツなどの興行チケット
- 主催者公認の駐車券、キャンプ券
で、紙チケット(発券前・後どちらでも)・電子チケットともに出品OK!
代金が支払済みであれば、予約販売・未到着のチケットも掲載できます。
ジャニーズや宝塚歌劇団、東京ディズニーリゾートやユニバーサルスタジオジャパンは不動の人気チケットです。
転売目的、代金未払い、入場時に本人確認が必要なチケットは掲載できません。
また、球団公式リセールでは招待券や無料チケットなどは掲載できない場合があります。
詳しくは『チケット掲載のルール』や球団公式リセールにてご確認ください。
④ 掲載用のチケット情報を登録する。
チケ流のサイトで買い手が閲覧するチケット情報を登録していきます。
相手に伝わりやすく、チケ流のルールに則って記載しましょう。
不備があると買い手との質問のやり取りに時間がかかるし、違反があるとチケ流に削除されるため、丁寧に進めましょう。
チケットの売り文句と受け取られるような「良席」「おすすめ」「真ん中」「即発送」などの表現は禁止です!
次の情報をわかりやすく書きましょう。
ファンクラブ先行などで「購入済みだけれど座席が未確定」という場合は、その旨を記載して下さい。
難しいのは価格設定ですね。
チケット代金や購入時の費用と、転売価格(チケ流での価格)との差額が大きいと、不当な利益を得ていると捉えられかねません。
購入時と転売時の手数料・送料など諸費用を明記してチケット代金と合算し、❝良心的で損をしない価格設定❞を心がける方が良いでしょう。
なお、在庫保証のチケエクに設定すると、買い手は安心できるので取引が成立しやすくなります。
発送までの期日やキャンセルの規定が厳しいですが、対応できる人にはおすすめです。
そのほか、複数枚(連番)での掲載も可能です。
バラ売りの可否など、画面の指示に従って入力してください。
⑤ 本人確認
上記④のように情報を入力して転売チケットの掲載が始まると、並行して売り手の身元確認が行われます(初回のみ)。
7日以内に❝本人確認申請❞タブから進み、登録済みの氏名・住所・生年月日が確認できる公的身分証明書の画像をアップロードしてください。
使用できる証明書は、次のもの。
- 顔写真付き:1点でOK
運転免許証(表・裏)、パスポート(顔写真と所持人記入欄ページ)、マイナンバーカード(表のみ)など。 - 顔写真無し:次から2点
健康保険証(表・裏)、住民票・住民票記載事項証明書(6カ月以内、マイナンバー記載なし)、印鑑登録証明書(6ヵ月以内、全体)など。
証明書や画像の範囲などは公式サイトで詳しく案内されていますので、上記以外を添付する場合などご覧くださいね。
さて、この画像をチケ流が審査し本人確認を行います。
結果は数日以内にメールで知らされるので、不備があった場合は画像を送り直しましょう。
完了すると掲載中のチケットに「本人確認済み」のアイコンが表示されますよ。
チケ流では本人確認(場合によっては住所確認)が完了しないと、チケットを売ることはできません。
買い手が現れても、チケ流が預かる代金を振り込んでもらえないので、必ず手続きを済ませてくださいね。
登録内容に変更が生じた場合は、マイページから速やかに変更・修正しましょう。
なお、取引状況に応じて住所の確認が必要なことがあります。
チケ流より❝住民確認コード申請❞の案内があった場合は、マイページのメニュー「会員情報変更」から「住民確認コード申請」へと進みましょう。
すると2営業日以内に❝住所確認コード❞が記載された普通郵便が自宅の郵便受けに届きます(転送不可!)。
受け取ったら、発送日から21日以内に手紙に書かれているURL、またはマイページの「会員情報変更」から「住所確認コード入力」へと進み、手紙に記載されたコードを入力しましょう。
確認が行われた住所は1年間有効となります。
期限が切れる1ヵ月前から住所確認コードの再申請ができるようになるので、早めに手続きしておきましょう。
マイページの 「会員情報変更」から「住民確認コード申請」 へと進み、申請すればOKです。
有効期限を過ぎるとチケ流に出品できなくなり、再度コードの取得が必要になります。
気をつけてくださいね。
⑥ 注文&在庫確認
チケエクは掲載当初から在庫保証しているので、在庫確認のステップは省略されます。
チケエク以外のチケットは、買い手から注文が入ると、在庫があるかの確認メールがチケ流から送られてきます。
マイページから24時間以内に在庫の有無を連絡してください。
24時間以内に返事をしないと掲載が削除されるので、必ず返事しましょう。
ただし、❝在庫あり❞で返答すると、売り手側からのキャンセルはできません。
チケットを発送できないとキャンセル料(後述)が発生するので、注意しましょう。
別のフリマサイトに出品している場合は掲載を取り消し、チケ流へ❝在庫あり❞の連絡を入れるのがおすすめです。
在庫連絡が済むと、注文日から2日後の午後3時までに、チケエクの場合は注文後30分以内に、買い手が代金を支払います。
チケエク以外の場合、売り手は注文が入ったチケットを注文日から2日後の午後6時まで確保していてください。
この3時間の差はチケ流が入金を確認するための時間なので、6時まで必ず確保しておいてくださいね。
⑦ チケットの発送と発送完了連絡
買い手の支払いが確認されると、チケ流からチケットを発送するようにメールが届きます。
チケットの受取が完了するまで代金はチケ流預かりとなるので、買い手に確実にチケットを届けましょう。
チケットの発送(受け渡し)方法は取引の種類によって異なります。
チケ流から指示がありますが、次のようにイメージしてください。
紙チケット以外は❝連絡ボード❞を使ってのやり取りが必要です。
連絡ボードは当事者同士しか閲覧できないので、チケットの受け渡しに必要な大切な情報・画像を入力しても安心ですよ。
なお、連絡ボード以外の方法でやり取りをしないように!
トラブル時にチケ流が確認できなくなってしまいます。
そして、忘れてはいけない大切なステップが❝発送完了連絡❞。
紙チケットの場合は発送完了連絡とともに、簡易書留などの荷物引受番号(問い合わせ番号)を入力し、買い手に伝えます。
電子チケットや発券番号の取引は、チケット発券に必要な情報を提供した時点で発送完了連絡をしましょう。
ただし、同行募集の場合は同時入場した時に行ってください。
※ 買い手には同じタイミングで受取完了連絡をしてもらいましょう。
発送完了連絡をしたら、初めてチケットを売る人は併せて代金受取用の口座登録(本人名義)が必要です。
なお、❝あんしん配送サービス❞を利用したい旨の申し出があった場合は、発送方法が異なります。
別項「発送のルール」をご覧ください。
⑧ 受取完了連絡を待って入金の確認
無事にチケットを受け取ると、買い手はチケ流へ❝受取完了連絡❞を入れます。
受取完了のタイミングは、
です(買い手が❝受取完了連絡❞をします)。
そのあと、チケ流から売り手に❝受取完了連絡メール❞が送信されるので、必ず確認しましょう。
後日、❝送金完了のお知らせ❞というメールも送信され、この配信日の翌営業日にチケット代金から仲介手数料(別項参照)を差し引いた残額が登録口座に振り込まれます。
電子チケット・同行募集の取引は公演日を過ぎてから振り込まれるので、ご注意ください。
入金されたか口座を確認してくださいね。
なお、本人確認が完了するまでチケ流は振込をしてくれないので、買い手がチケットを受け取るまでに済ませておくと良いでしょう。
このチケ流からの支払い(入金)をもって取引は完了。
次項の発送のルールも理解して、売り手側にミスがなければトラブルがあっても代金は受け取れますよ!
発送のルール
紙チケット以外の取引は、連絡ボードを用いて必要な情報をやり取りすればOKです。
発券番号などは転記ミスがないよう、コピペやスクショを活用するようにしましょう。
一方、紙チケットには発送のルールが設けられています。
このやり方に従っていないと、トラブル時に責任を負うことになりかねません。
以下にまとめておきますので、しっかりと守って発送しましょう。
通常発送の場合
一番重要なのは、発送前に荷物引受番号(問い合わせ番号)などがわかるように、指定部位を剥がす・写真を撮るなどしておくことです。
この番号は発送完了連絡を入れるときに伝える必要があるので、なくさないように!
万が一、チケットを期限までに送れないときは、マイページの取引中チケット一覧にある❝発送遅延連絡フォーム❞から発送できる日と遅れる理由を連絡してください。
ただし、発送遅延連絡を入れても、下記の日にちまでに買い手に届かないと、売り手がキャンセル料を支払わなければならなくなります。
- 買い手の入金確認日が公演日の6日前まで:公演日の4日前までに買い手が受け取り
- 買い手の入金確認日が公演日の5日前:公演日の2日前までに買い手が受け取り
- 買い手の入金確認日が公演日の4日前:公演日の前日までに買い手が受け取り
買い手の入金日とチケット記載の公演日によってキャンセル料発生日が変わってくるため、注意しましょう。
なお、自分の住所・氏名を買い手に知られたくない場合、チケ流名義で発送できます。
これは差出人の名義を借りるだけなので、次項の❝あんしん配送サービス❞とは異なり、直接買い手宛に発送するだけです。
名義を借りる費用も掛からないので、負担は全くなし!
プライバシーを守りたい方はぜひ活用しましょう!
あんしん配送サービスを指定された場合
売り手がチケットを掲載するとき「あんしん配送サービス」にチェックを入れておくと、買い手が指定してくることがあります。
「あんしん配送サービス」とは兵庫県にあるチケ流配送センターを経由して発送する方法で、売り手は買い手の氏名・住所を知らされないため、買い手のプライバシーを保護できる方法です。
売り手がチケ流に送ったチケットはチケ流で撮影・保管され、チケ流から買い手の元へと届けられます。
プライバシー保護と同時に、チケットもチケ流のチェックを受けるわけです。
あんしん配送サービスの手数料は買い手が支払うため、売り手の負担はありません。
しかし、前項の通常配送とは若干異なる点があるので、指定された場合はあんしん配送サービスのルールに従って発送の手配をしましょう。
なお、1点(1通)の発送に入れられるのは1取引分(最大4枚)のみです。
また、あんしん配送サービスで売り手から発送するときにチケ流名義で差し出すことはできません。
チケ流から買い手に発送するときに封筒を入れ替えるので、売り手の個人情報も買い手に伝わりませんよ。
手紙やチラシの同封も可能ですが、定形郵便物の大きさ・重さを超えると作業費275円(税込)・送料を追加請求されます。
※ 請求額は入金予定の代金から差し引かれます。
また、期限内に発送できなかった時は通常配送同様にマイページの❝発送遅延連絡フォーム❞から報告する必要がありますが、連絡を入れても、
- 公演日の7日前までに配送センターへチケットが届かなかったとき
- 発送方法などに不備があり、公演日の前日までに買い手にチケットが届かなかったとき
は取引不成立となってしまいます。
売り手がキャンセル料を支払うことになりますので、間違いのないよう予定通りに発送しましょう。
出品の手数料
チケ流では、チケットを出品(掲載)しただけでは手数料は発生しません。
買い手がいなければ費用はかからないので、ダメ元で出品するのもOKです。
一方、買い手が見つかり、取引が成立すると手数料がかかります。
手数料には仲介料や特定のサービスに支払うものもありますが、売り手が負担するものは決まっているので出品前にわかります。
そして、チケ流では転売価格を自分で決められるので、必要な手数料を上乗せして価格設定をすれば損することはありません。
それでは売り手に関わる手数料を具体的に見ていきましょう。
無料も含めて紹介しますので、フリマ・公式リセールと比較してみてくださいね。
※ 価格はすべて税込み表示です。
このように、特に問題なく取引が完了すれば、売り手の負担は仲介手数料のみです。
この仲介手数料分を上乗せしてチケット価格を設定すれば、マイナスになることはありません。
公式リセールと比べると大きなメリットですね。
なお、これら手数料とは別にキャンセル料を支払うケースもあります。
次項も併せてご覧ください。
キャンセル料・払い戻しについて
キャンセルや払い戻しは、いわば特殊なケースです。
対応が当事者任せとなることも多いので、万が一に備えて流れを把握しておくのがおすすめ。
まず、キャンセル料ですが、発生するタイミングや売り手・買い手のどちらが負担するかといった点が利用規約の中で細かく決められています(第4条第1項第4号、第6条第1項第3号、第12条)。
いずれの場合も、取引成立後に一方的な都合で中断あるいは終了させたときに発生します。
売り手の場合、チケエク取引では注文が入るまで、一般取引では在庫ありの連絡を入れるまでは、掲載を取り消してもキャンセル料はかかりませんよ。
ただし、これ以降の売り手の都合による取引不成立は、キャンセル料の支払いに該当します。
なお、キャンセル料はチケット代金によって決まります。
取引が成立する前にチケ流のキャンセルポリシーを理解しておきましょう。
また、興行主や出演者の都合により公演が中止・延期・変更となった場合、チケット代金を返還する❝払い戻し❞の対象となることが一般的です。
チケ流での場合、チケットを売り手・買い手のどちらが持っているか、代金はチケ流預かりか・売り手に支払い済みか…など条件・状況が様々です。
このため、払戻しを❝誰が❞❝どのように行うか❞、わかりにくいケースもあります。
また、基本的にチケ流は介入しないのでチケ流が定めるケース以外では当事者同士が相談して対応を決めることになります。
キャンセル・払い戻しともこちらの記事にてわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
トラブルがあったら
チケ流での取引は、買い手が受取完了連絡を入れると代金が売り手に振り込まれ、完了します。
でも、「買い手が受け取れなかったり、受け取っているのに受取完了連絡をしてくれなかったらどうなるの?」という心配もありますよね?
まず、大前提なのが ❝買い手は代金をチケ流に支払った時点で自己都合のキャンセルはできない❞ということです。
買い手がチケットをどうしようと、売り手に非がなければ代金は支払ってもらえるのが原則なので安心ですね。
ただし、チケ流に報告が必要な場合もあります。
例えば、買い手が配送会社の期限内に受け取れない(受け取らない)と、チケットは送り主(売り手)に返送されてきます。
買い手の都合で受け取れなかった時は、チケ流を通じて再配達の依頼メールが来るので、送料着払いで再度送ってあげましょう。
この場合、公演日に間に合わなくても、相手の過失ですから問題ありません。
その後、相手が受取完了連絡をすれば売り手へ代金が支払われます。
一方、受け取らなかったり受取完了連絡をしなかった場合、ログインした上でチケ流の「お問い合わせフォーム」から報告しましょう。
その際、発送時の荷物引受番号(問い合わせ番号)も記載し、売り手がきちんと発送したことを証明してください。
この番号で配送会社の公式サイトから検索すれば、荷物の状況がチケ流にも明らかになります。
基本的に、買い手の受取完了連絡の期限は次の通り。
- 配送
チケット受け取り後2日以内 - 電子チケット・受け渡し指定
公演当日 - 発券番号
発送完了連絡(または発券開始)から2日以内
ちなみに配送でチケットを受け渡す場合、買い手が受取完了連絡を入れないとチケ流がメールで催促してくれます。
したがって、この期間内に買い手から正当なクレームや遅延の申し出がなければ、チケ流は売り手への支払い手続きに入ってくれます。
ただし、発券番号の場合は発券期間が確認できる画像やメールなどを添付して、チケ流「お問い合わせフォーム」から連絡することが必要です。
なお、チケ流の問い合わせ先についてはこちらの記事で紹介しています。
内容によって問い合わせ先が異なるので、注意してくださいね!