ローチケ電子チケット【基本編】とアプリの使い方 SMS認証できない・分配・譲渡・受け取りのやり方を徹底解説

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アプリを使って電子チケットの管理もリセールも簡単にできるのが、チケット販売サイト「ローチケ」。

しかし、操作が分からなくても聞けず、注意が必要な点もあります。

そこで今回は「ローチケ電子チケット」の基本やアプリを利用して友人に分配・譲渡するやり方を、画像と共に徹底的にわかりやすく解説していきます!

キャンセルや払い戻し、リセールや機種変更に関する内容は【こちらの記事】をご覧くださいね。

なお、ローチケで扱うチケット全般の基本についてはこちらの記事 をどうぞ!

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電子チケットとは

スマートフォンに購入済みのチケットを表示させる方式が電子チケットです。

紙チケットと違って、電子チケットのメリットには、

  • コンビニ店頭での発券や郵送による受け取りが不要
  • 紛失や忘れ物の心配がない
  • 即時決済なので支払い忘れの心配がない
  • まとめて購入したチケットをネット上で分配できる
  • 行けなくなったチケットを転売(リセール)できる

などがあります(例外あり)。
一方で、デメリットとしては、

  • 会員登録・初期設定(SMS認証)が必要・できない
  • 機種や電話番号を変更した時がめんどくさそう
  • 操作に不安を感じる
  • 問い合わせしにくい

…といった口コミが多いのも事実。

さらに電子チケット用の手数料がかかることも。
もっとも紙チケットでも発券手数料がかかりますから、その点は相殺と言えるでしょう。

しかし、紙チケットよりもメリットが多いのでスマホ利用者なら電子チケットを選択するのがおすすめです。

ローチケアプリの初期設定(SMS認証)

ローチケの場合、電子チケットはアプリ「ローチケ電子チケット」(以下、アプリと記載)で管理します。

電子チケットを購入したら、App Store や Google Play からアプリをダウンロードしてください。
SMS認証(後述)ができるスマホで行ってくださいね。

なお、2024年より不正利用防止のため、スマホと電子チケットの結びつきが強固になりました。
このため、タイミングを選ばずに機種変更・電話番号変更をすると、購入済みチケットが削除され、使えなくなる可能性があります。

変更を予定している人は、こちらの【解決編】を必ずお読みください。

さて、アプリの利用にはSMS認証が必須なので、下記の手順で行いましょう。
間違えやすいのはここ↓

  • 手順①~②で表示される背景が黒の画面はすべて説明用なので、ボタンがあってもタップできない!
    【対応】説明を読んだら下部の「次へ」をタップして読み進めればOK。
  • 手順③で青い画面が表示されたあとに立ち上がるSMS画面は、モタモタしていると消えてしまう!
    【対応】何も変更せず、SMS画面が現れたらすぐに送信ボタンを押せばOK。
    ※ 消えてしまったら、青い画面の「国際SMSを送信する」ボタンをもう一度タップしよう。

それでは、iPhoneを例に解説していきます。
アンドロイド端末も流れは同じですが、最後に補足説明しますね。

手順①
初めてアプリを立ち上げると黒い背景に注意事項などが表示され、「次へ」をタップすると、国際SMSによる認証の説明が表示される。

この説明は「電話番号認証フロー1/2」「電話番号認証フロー2/2」と続くので流れを確認しながら、「次へ」をタップしていく。

手順②
最後に「お知らせ・注意事項に同意する」のチェックボックスに✓を入れると、「お知らせ・注意事項を終了する」のボタンが白くなるので、これをタップ(画像①参照)。

ローチケ
画像① 黒い背景は説明画面です

手順③
画像②のように「国際SMSを送信する」のボタンが表示されるので、これをタップ。

すると、画像③のようにわずかな時間だけSMSアプリが立ち上がるので、何もせずに送信ボタンをタップ。

ローチケ
手順② SMS送信画面
ローチケ
画像③ 一瞬立ち上がるSMS画面

手順④
SMS送信後、少し待つと、画像②の画面でタップできなかった「認証して利用を開始」ボタンの色が変わるので、タップする。

アンドロイド端末の場合は、手順③のところで「SMSを受信する」ボタンが表示されるので、これをタップ。

インフォメーションが表示されるので「認証を開始する」ボタンをタップし、しばらくするとiPhone手順④のように「認証して利用を開始」ボタンの色が変わるので、タップすればOK。

以上で設定は完了です。
SMS認証がうまくできなかった場合は、後述する別項をご覧くださいね。

なお、このSMS認証により、スマホで購入申し込んだ電子チケットと、スマホの所有者が紐づけられます。
スマホの変更などはリスクを伴うので、機種変更時は【 こちらの別記事 】をご参照ください。

ローチケ電子チケットアプリの使い方

チケットを購入した後は、「ローチケ電子チケットアプリ」でのチケット管理が簡単です。
本アプリでできることは、以下の通り(一部の機能には条件あり)。

  • チケットを表示して利用する(イベント当日)
  • 所有する電子チケットの一覧と情報が確認できる。
  • 直接会わなくてもチケットの受け渡し(分配)ができる。
  • リセール(売却)ができる。

安全に手軽に電子チケットが管理できるので、基本を理解しておきましょう。

チケットの表示方法

購入した電子チケットは自動的にアプリに反映されますが、アプリ内での表示は各チケットの表示開始日以降になります。

公演により異なりますが、公演日の1週間前頃から表示されることが多いようです。
電子チケットを表示させる手順は簡単!

  1. アプリ内の購入済み電子チケットのうち、表示開始日を過ぎたものが一覧で表示される。
  2. 公演日と名称から該当するチケットを選びタップする。
    購入者名、金額、所有している該当チケットの枚数、座席(指定されている場合)や入場ゲート、ブロックなどが確認できます。
  3. さらに詳しく知りたい場合は、右下の「チケット詳細/分配/受取」をタップする。
    会場・開演時刻や予約番号、入場にあたっての注意事項など、すべての情報が表示されます。

あとは当日を楽しみに待ちましょう!
入場の方法は続けて次項をご覧くださいね。

なお、電子チケットをまとめて購入し、友人などに渡したいときは後述する「分配」の項をご覧ください。

入場の方法

公演当日、電子チケットで入場するには「ローチケ電子アプリ」で購入済みのチケットを表示すればOKです。

前項の①②と同じ方法で、アプリのトップページから該当するチケットを選んでタップするだけ!

入場手続きは係員が行いますから、チケットを表示させておけばOKです。
当日はスマホを忘れないようにしてくださいね。

同行者がいる場合は事前に分配しておくのがおすすめです(次項参照)。
別々に入場できますし、会場での分配は回線が混雑して時間がかかることが多いからです。

なお複数枚購入したけれど分配せずに入場する場合や分配できないチケットは、アプリの所有者と一緒に入場してください。

ローチケ
入場チケットの例
ローチケ公式サイトより

チケットの分配・受け取り

ライブやコンサートなどのイベント、テーマパークなどへは家族・友人と一緒に行くことも多いですね。
代表者が人数分のチケットをまとめて手配することもあるでしょう。

紙チケットの場合、一緒に入場できないときは何らかの方法で相手にチケットを渡しておく必要がありますが、電子チケットならインターネットを介して簡単に相手とチケットの受け渡し(=分配)ができます。

この❝分配❞を行うのも「ローチケ電子チケットアプリ」です。

ただし、チケットを受け取る人もスマホに本アプリをダウンロードし、SMS認証を完了しておく必要があります。

なお、まとめて購入したチケットのうち、自分が使用する分(❝本人❞と書かれたもの=親チケット)は分配・譲渡できません。
※ リセールは可能です。

アプリの準備ができたら、分配してみましょう。
チケットの譲り方を「送る側」と「受け取る側」に分けて説明しますね。
※ 公演により分配できないチケットもあります。

分配チケットの送り方(購入者)

  • アプリのトップ画面を開く。
    分配できるチケットには「未分配のチケットがあります」の表示があります。
  • 分配したいチケットの右下にある「︙」をタップする。
    (画像参照)
  • 「このチケットを分配する」の表示が現れるので、そこをタップ。
  • 表示されたチケットの2枚目以降にある「同行者指定」をタップ。
    1枚目(最上段)は購入者本人のチケットなので分配できません。
  • チケットを渡したい相手の名前と電話番号を入力し、確認をタップ。
    間違えないように注意!
    電話帳から指定することもできます。
  • 確認画面に問題なければ「分配する」をタップ。
    分配が終わったら、相手に受け取り手続きをするように連絡をする。

なお、チケット購入時に分配者を予め登録しておくこともできます。

上記④のあと、登録済みの同行者リストが表示されるので、1人選んでタップすればOKです。
あとは同様に進み、分配しましょう。

分配チケットの受け取り方(同行者)

チケットを分配された人は、購入者が上記の分配を行った後に受け取り手続きが必要です。

  • ローチケ電子チケットアプリを開く。
  • トップ画面に購入者が分配したチケットが表示されているので、それをタップ。
    受け取り可能なチケットには「▲分配されたチケットがあります。受け取りを完了してください。」の表示があります。
  • 表示されたチケットを確認し、「チケットを受取る」のボタンをタップ(画像参照)。
    上部に受け取れるチケットの公演情報と購入者が明記されるので、確認しましょう。
  • もう一度確認し、右下の「受け取る」をタップ(画像参照)。
    画面が切り替わり、チケット情報の詳細が表示されるので、最終確認をしましょう。
    座席指定の場合などは注意してください。
  • 「分配されたチケットを受け取りました」の表示が出たら完了。
    手順③で「チケットを受取る」となっていたボタンが、「チケットを返却」に変わっていればOKです。
ローチケ
手順③ 受け取り画面
ローチケ
手順④ 最終確認
ローチケ公式サイトより

このように分配しておけば、公演当日に同行者と待ち合せしなくても、別々のゲートから入ることができます。

自分が遅刻しても同行者を巻き添えにしなくて済みますし、座席に座って待っていてもらうことも可能ですから、お互いの負担を軽減できますね。

チケットをまとめて購入した場合は、万が一を考えて予め分配しておくのがおすすめです。

チケットの譲渡や代理購入

購入した電子チケットが複数枚ある場合、家族や友人に譲渡することは可能です。
前項の「分配」という方法でチケットを受け渡しできます。

相手がスマホを持っていない場合は分配できないので、購入者が同行する場合に限りチケットを使用できます。
※ 分配不要のチケットに限ります。
※ 同行者指定がある場合は不可

しかし、電子チケットを購入者名義…いわゆる親チケットは譲渡できません
ローチケ電子アプリ内のチケットを見ると「本人」とのみ表示がされていて、分配ボタンがないからです。

したがって、自分が利用しないのに自分のアカウントで代わりに電子チケットを購入してあげることも不可能です。

電子チケットは購入者の電話番号と紐づいているため(SMS認証)、本人以外が使うのであればスマホごと電子チケットを渡すしかありません。
しかし、会場で本人確認が行われていたら入場できないので、非常にリスクが高い行為。
おすすめしません。

自分用に購入したチケットは譲渡できないので、公式リセール(こちらの別記事参照)を活用する方が現実的です。

また、1枚だけ購入し、それが自分のチケットでない(代理購入する)場合は、紙チケットを選択しましょう。
※ 本人確認のない公演・イベントに限る。

SMS認証できない場合

SMS認証とは携帯電話のショートメッセージ(SMS)を利用した個人認証システムです。

つまり、特定の電話番号宛にSMSを送れば、「それを受信できるスマホを使っている人」=「本人」であることを証明できるというわけです。

逆にいうと、電話番号を変更してしまうとSMS認証(=本人確認)を行えなくなります。

この問題を解決する唯一の方法は、購入した電子チケットがある状態で電話番号を変更しないことです。

SMS認証ができなければ電子チケットもできないので完了は必須事項。
しかし、何らかの不具合でSMSが届かず、認証に失敗する事例も少なくありません。

失敗の原因で多いのは、SMSの設定が受信拒否になっていること。
ローチケでは国際SMS認証を行うため、セキュリティに引っかかることもあるんです。

まずは、契約回線の設定を通信会社のマイページなどで確認してみてください。

それでも上手くいかない場合は、SMSではなく電話で認証を行うことができます
下記の手順に従ってやってみましょう。

【 電話による認証方法 】

  • 前述『初期設定(SMS認証)』の手順で進み、SMS認証に失敗すると「認証状態確認エラー」が表示される。
  • ①の画面にある「電話発信で認証する」をタップする。
  • 青い画面に切り替わったら「電話発信」をタップ。
    ※「ご利用端末の電話認証を行います」の画面が表示されるので、一読の上、タップしましょう。
  • スマホに電話がかかってくるので応答し、自動音声案内に従って認証を行う。

このときの通話料は自分持ちなのでSMS認証の方がお得ではありますが、電話認証でも本アプリの初期設定は完了します。

SMS認証がうまくいかなかったら試してくださいね。

【 関連記事 】

ローチケの電子チケットを便利に使う方法や、トラブル時の対処法などは下記の記事にて解説しています。
ご利用ください(^-^)