混雑しがちな手荷物カウンターではなく、自分で荷物を預けられるのが「自動手荷物預け機」。
設置台数も多く操作も簡単なことから、このセルフサービスを利用して荷物を預け入れるのが、スムーズに空港手続きを終わらせるポイントです。
でも、預け入れ荷物にはルールがあり、初めて利用する時は「どんなシステムなのか」「どうやって使うのか」など疑問や不安もあることでしょう。
そこで、ここでは大手航空会社を中心に「自動手荷物預け機」の使い方を徹底解説!
手荷物の基本から預け入れの流れ、利用前にすべきことや注意点など、わかりやすく紹介していきます。
併せてLCCやMCCの手荷物の扱いもご案内しますよ!
特に繁忙期に飛行機を利用予定の方、ぜひご一読くださいね!
記載内容は記事執筆時の情報です。
最新の情報は各公式サイトにてご確認の上、ご利用ください。
手荷物とは?
飛行機の手荷物には次の2つがあります。
この2つのうち、本記事で紹介する「自動手荷物預け機」で預けられるのは後者の❝預け入れ荷物❞の方です。
航空会社の規定を満たしていれば無料で預かってもらえますが、ジェットスターのように必要な分だけ有料で預ける場合もあります。
国内線は問題になることが少ないですが、荷扱いが雑だと破損が報告されることも。
念のため、スーツケースのように頑丈なタイプを使い、壊れ物は機内に持ち込む方が安心です。
また、預け入れ荷物には機内持ち込み手荷物とは異なる規制(ルール)があります。
別項をご覧くださいね。
自動手荷物預け機とは?利用できる人と注意点
飛行機に乗せる荷物には、機体のバランスと保安を維持するために様々な規制があります。
預け入れ手荷物(受託手荷物)の場合は、貨物室の大きさに限りがあるため、座席購入者1人あたりの重量や大きさなどにルールがあり、荷造りの際に注意が必要です。
以前は重量やサイズが適合しているかをスタッフがいる❝手荷物カウンター❞でチェックしていました。
しかし、カウンターでのチェックはどうしても混雑しやすく、コロナ禍で非対面・非接触が推奨されたこともあって、自動化の方向へ進みました。
こうして一気に普及したのが❝自動手荷物預け機❞です。
スタッフの数が限られる有人カウンターと異なり、今や大きな空港には自動手荷物預け機がずらっと並ぶ光景が見られます。
圧倒されるくらいの数が揃っているだけに、繁忙期でも混雑が少なく、操作も至って簡単なのが大きなメリット!
ただし、自動手荷物預け機を利用するには搭乗券などに記載された❝二次元バーコード❞や❝ICチップ付きクレジットカード❞などの準備が必要で、すべて自分でやらなければいけない点はデメリットといえるかもしれません。
でも、近くに空港スタッフがいるので、わからなかったら聞けば大丈夫です!!
航空会社により異なるので別項でご案内していますが、二次元バーコード(QRコード)はチェックイン(搭乗手続き)を済ませると発行されます。
一般的に、チェックインはオンラインであれば24時間前から可能ですが、空港であれば当日の手続きになります。
自動手荷物預け機で荷物を預けられるのは何時間前からなのか気になる方もいるかもしれませんが、オンラインチェックインをしたとしても搭乗当日に預けるのが流れです。
出発が早い便だといつから預けられるのか気になるところですが、空港により異なるので注意してくださいね。
ちなみに羽田空港の場合、カウンターのオープン時間は、
となっています。
早朝だと自動チェックイン機や自動手荷物預け機がオープンしていないこともあるので、スタッフのいるカウンターで各種手続きをしてくださいね。
チェックインについてはこちらの記事で解説していますので、ご覧ください。
また、機内に持ち込めない荷物は預け入れ荷物となりますが、次に挙げる特殊な形状のものは自動手荷物預け機ではなく、スタッフがいる手荷物カウンターでの扱いとなります。
【 自動手荷物預け機を利用できない例 】
1つでもカウンターを利用する荷物がある場合は、まとめて全部をカウンターで手続きした方がスムーズですよ。
さらに航空会社により自動手荷物預け機の仕様が異なるため、受付可能な荷物の条件が異なっています。
詳細は、各航空会社の項をご覧くださいね。
なお、手荷物は一人当たりではなく、搭乗客として座席を購入した人を1人としてカウントします。
このため、座席を使用しない乳幼児には無料手荷物の利用ができません。
ただし、本人が使用するものに限り、ベビーカーやチャイルドシートは無料で預かってもらえるのが一般的です。
車いすも無料で預かってもらえることがほとんど。
でも、バッテリーを搭載した電動車いすは事前に航空会社に問い合わせることをおすすめします。
これらは手荷物カウンターで手続きしてくださいね。
一方、航空会社や機体によりますが、2mを超えるものや幅があるものなどは貨物室に預けられないことがあります( 別項参照)。
このような場合は「特別旅客料金」を支払い、座席を1つ確保する必要が出てきます。
該当する荷物があるときは事前に航空会社に確認し、手続きしておくことをおすすめします。
なお、手荷物を預けた後は「保安検査」があります。
保安検査はANAやJALで便出発の20分前まで、LCCは航空会社により異なりますが、これよりも前に通過しなければなりません。
保安検査場は混みあうことが多いので、手荷物の預け入れも時間に余裕をもって行って下さいね。
全日空
全日空では2023年4月よりインターネット経由で搭乗手続きができる『ANAオンラインチェックイン』サービスが開始されました。
これに伴い、「eチケットお客様控え」に記載されていた二次元バーコードは廃止されています。
それに代わりチェックイン後に発行される「モバイル搭乗券」もしくは印刷された「紙の搭乗券」にQRコードが付くようになりました。
全日空では「eチケット控え」ではなく、チェックイン後に受け取るモバイルまたは紙の「QRコード付き搭乗券」がないと、手荷物の預け入れを含め、その後の手続きが一切できません。
チェックインはオンライン上で行っておくと空港での手続きがスムーズですが、空港到着後の自動チェックイン機や有人カウンターでも大丈夫。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
チェックインしてQRコード付き搭乗券を受け取ったら、手荷物を預けに行きましょう。
自動手荷物預け機を使う方は、続けて次項もご覧ください。
その他の空港を利用する方、または自動手荷物預け機を使わない方は、スタッフのいる手荷物カウンターへ。
混雑しやすい時期は余裕をもって空港へ行きましょう。
なお、ANAの自動手荷物預け機が設置されている空港は、2023年7月時点で、 羽田空港(第2ターミナル)、新千歳空港、福岡空港、那覇空港、伊丹空港となっています。
ANA BAGGAGE DROP とは?預けられる荷物について
全日空の自動手荷物預け機の名称は「ANA BAGGAGE DROP(アナ バッゲージ ドロップ)」といいます。
ほかの航空会社に先駆けて、全日空がいち早く導入した非対面・非接触の荷物預け入れサービスです。
自動手荷物預け機に入れらるのは、次の通り。
座席のクラスによって異なるので、注意してくださいね。
【 荷物の大きさ 】
横80cm以内 × 縦75cm以内 × 奥行き45cm以内
【 重さ 】
プレミアムクラス:1人あたり40kgまで無料
普通席:1人あたり20kgまで無料
※ スターアライアンス・ゴールドメンバーは上記重量にプラス20kgまで可
【個数】上記の大きさ・重さを満たせば制限なし
ANA BAGGAGE DROP の使い方
「ANA BAGGAGE DROP」は、読み取り機と荷物預け機(荷物を入れるところ)が一体になっているタイプ。
ずらっと並んだ預け機に圧倒されてしまいますが、操作はとても簡単です(^^)
手順は次の通りですが、基本的には画面表示に従って進めていけば大丈夫。
初めてでもあっという間に預けられますよ。
預け入れの処理は1つずつしかできないので、2個以上の荷物を預けたいときでも1個ずつ行ってくださいね。
- 手荷物をANA BAGGAGE DROPの中に置き、奥の壁に押し付ける。
スーツケースは横長になるように置く(床に寝かさない)。 - 画面パネルの下にある読み取り部分に、搭乗券のQRコードをかざす。
モバイル搭乗券・紙の搭乗券どちらでもOK。 - 手荷物タグが発行されるので、受け取る。
- 荷物の持ち手部分に手荷物タグを通し、貼り合わせる。
このタグには特殊な接着剤が付いていて、該当部分を貼り合わせると、強力な接着力でくっつくようになっている(剥離紙なし)。 - 手荷物タグを貼り終わったら、画面の「確認」をタップする。
- 自動的にシャッターが閉まり、荷物の計測とタグが貼られているかの確認が行われる。
- 大きさや重さが規定内なら、「手荷物引換証」が発行されるので受け取る。
目的地の空港で荷物をピックアップするまで大切にしまっておくこと。
規定を超えた場合は本文参照。 - 預け入れ完了!
シャッターが閉まると中のベルトコンベアーが動き出し、荷物は奥に運ばれていきます。
手荷物引換表が発行されると預け入れ完了となり、再びシャッターが開きます。
子供連れの人は子供が手を触れないように気を付けてくださいね。
ちなみに、上記⑦で預け入れ荷物のサイズや重量が制限を超えていたり、タグに不具合があったりすると、荷物を預かれない旨の表示が画面に出ます。
このような場合はスタッフがいる手荷物カウンターへ行って預けましょう。
預け入れ荷物の制限超過の対策は別項にて紹介しています。
併せてご覧ください。
日本航空
JALの場合、荷物を預けるには、
自動チェックイン機で手荷物タグを発行 → 自動手荷物預け機で預ける
という流れになります。
このとき必要になるのが、搭乗する便が確定していることを証明する❝認証コード❞。
JALでは航空券のほか、二次元バーコードやICチップが搭載されたものなど、下記のチケットやカード、スマホ画面を認証コードとして利用できます。
【 JALの認証コードとは 】
ANAはすべての機能を搭乗券に集約しているので使い方がシンプルでしたが、JALでは複数のアイテムで自動手荷物預け機を利用できるため、自由度が高いです。
その一方、二次元コードとICチップで認証コードを読み取る位置が異なるなど、利用時にちょっとした注意も必要です。
また、同一の航空券で複数の荷物を預け入れるときは、認証に使用したアイテムは同じものを使うようにしましょう。
同乗者がいたり、帰りの便などを確保したりしている場合は、間違えないように注意してくださいね。
なお、日本航空の自動手荷物預け機が導入されている空港は、2023年7月時点で、 羽田空港(第1ターミナル)、新千歳空港、那覇空港、伊丹空港、福岡空港です。
JAL Self Baggage Dropとは?預けられる荷物について
日本航空の自動手荷物預け機の名称は『Self Baggage Drop(セルフバッゲージドロップ)』といいます。
自動手荷物預け機に入れられるのは、次の通り。
座席のクラスによって異なるので、注意してくださいね。
【 荷物の大きさ 】
縦50cm以内×横60cm以内×高さ110cm以内
【 重さ 】
ファーストクラス:1人あたり45kg(ただし、1つ35㎏以内)まで無料
普通席:1人あたり20kgまで無料
【個数】上記を満たせば制限なし
なお、次項で紹介するように、手荷物タグは自動チェックイン機で受け取ります。
このとき、同行者を追加して手続きすると、まとめて荷物を預けられるのでスムーズですよ。
JAL Self Baggage Drop の使い方
JALの場合、手荷物を預けるときは自動チェックイン機と自動手荷物預け機の両方を使います。
チェックインが完了していない人は、下記手順①で初めにチェックインが必要です。
ICチップや二次元コードなど認証コードを持っていない人は、チェックイン後に発行される搭乗券に記載されたQRコードが認証コードとなります。
それでは手順を見てみましょう。
- 自動チェックイン機に行く。
ICチップ付きカード・QRコードなどの認証コード(上記参照)をかざし、手荷物を預けるか表示が出るので「預ける」をタッチする。
同行者がいる場合は追加しておくと、荷物を預ける手続きがまとめてできる。
航空券番号でチェックインした人は、チェックイン完了時に発行される搭乗券を使い、荷物を預ける。 - 自動チェックイン機から手荷物タグが発行されるので受け取る。
- 預け入れしたい荷物の取っ手部分に手荷物タグを取り付ける。
重ね合わせると強い粘着力でしっかりとくっつくようになっている(剥離紙なし)。 - 自動手荷物預け機「Self Baggage Drop」へ行き、所定の位置に①で使用した認証コードをかざす。
- 「Self Baggage Drop」のベルトの上に、タグを取り付けた荷物(③)を入れる。
2個以上ある場合でも必ず1つずつ置く。 - 荷物の中に危険物が入っていないか確認されるので、問題なければ「所持していません」をタッチする。
- 手荷物引換証が発行されるので受け取り、目的地の空港まで大切に保管する、
- 預け入れ完了!!
ちなみに、上記⑥で預け入れ荷物のサイズや重量が制限を超えていたり、タグに不具合があったりすると、荷物を預かれない旨の表示が画面に出ます。
このような場合はスタッフがいる手荷物カウンターへ行って預けましょう。
預け入れ荷物の制限超過の対策は別項にて紹介しています。
併せてご覧ください。
LCCやMCCにも自動手荷物預け機はある?
スマート化される空港にあって、手荷物預けが自動化されたのはANAやJALのようなFSC(フルサービスキャリア)だけなのでしょうか?
ここではMCC(ミドルコストキャリア)やLCC(ローコストキャリア)についての現状を紹介していきます。
導入されていれば当日の空港でスムーズに保安検査まで進めますね。
手荷物カウンターの混雑をすり抜けて、先へ進んじゃいましょう!
このように、LCCやMCCでは手荷物カウンターでスタッフに手続きしてもらうところも多いです。
ただ、どうしてもカウンターでの手続きは混雑しがち。
加えてLCCは保安検査場通過の締め切り時刻が大手航空会社よりも早いので、自動手荷物預け機が導入されていない場合はさらに時間に余裕をもって空港へ向かうことをおすすめします。
そんな中でもエアドゥとソラシドエアは関連会社である全日空の「ANA BAGGAGE DROP」を利用できるので、ありがたいですね!
また、JALが出資しているジェットスターも自動手荷物預け機を運用。
公式な記述は見当たりませんでしたが、ジェットスターはJALの「Self Baggage Drop」とシステム的には同じ方式なので、預け入れの流れは上記JALを参考にしてくださいね。
自動手荷物預け機が利用できれば時間短縮できる可能性大!
特に空港混雑時はかなりの時短になります♪
手荷物の優先受け取り(優先返却)は適用される?
飛行機を頻繁に利用する人の中には、空港で有利なサービスが付帯した会員資格を持っている人も多いことでしょう。
空港で使えるサービスとして有名なのは、搭乗までの待ち時間に利用できる会員専用ラウンジや、一般客より早い搭乗・降機時間などがありますね。
そして、到着時の空港で、優先的に預け入れ荷物を受け取れるサービスもその一つ。
ファーストクラスなど座席のクラスのほか、航空会社などの有料クレジットカードの会員も対象となります。
このような優先受け取りは手荷物タグにある二次元コードで区別され、優先度の高い順で到着地の空港のレーンに載せられていくのです。
もちろん、自動手荷物預け機を利用した場合も、優先受け取りは適用されます。
手荷物タグには優先受け取りの対象となっていることがわかるように「PRIORITY」などの優先順位が印字や色などで識別されますよ。
ちなみに、全日空の場合、荷物が出てくる優先順位は、
1. FIRST (CLASS)タグ
2. PRIORITYタグ
3. 一般の手荷物
また、日本航空の場合、荷物が出てくる優先順位は、
1. FIRSTタグ
2. PRIORITYタグ
3. EXPRESSタグ
4. 一般の手荷物
です。
一部の航空会社では、上記のような会員でなくても優先的に荷物を受け取れる❝手荷物優先返却オプション❞を設けていることもあります。
高い年会費を払わなくても、その日だけ利用できるのは便利ですね!
急いでいるときにおすすめのサービスです。
預け入れ荷物の制限を超えてしまったら
飛行機の運行上、機体のバランスと安全上の理由から、積載できる荷物には限りがあります。
そのため、一人当たりの荷物の重さもきちんと計量されています。
また、特に自動手荷物預け機を利用する場合、その装置のサイズの関係で預けられる荷物の大きさは制限されます。
❝自動❞であるがゆえに、大きさ・重さのどちらも杓子定規的に規格を満たしている必要があるんですね。
もし大きさ・重さのどちらか一方でも制限を超えてしまっている場合、自動手荷物預け機には「預かれません」の旨が表示されてしまうわけです。
しかし、自動手荷物預け機で預けられなかったからと言って、飛行機に載せられないわけではありません。
規定サイズを超えていても、貨物室のサイズによっては無料で預かってもらえるものもあります。
ベビーカーや車椅子は、預け機では不可でもカウンターでなら無料で預かってもらえる荷物の代表的な例です。
また、サーフボードのように極端に長いものでも、航空機の機種によって200~320㎝程度までは積載できることが多いです。
受け取りに時間的な余裕があれば、別のボストンバッグなどに詰めて、目的地や自宅などに宅配便で郵送してしまうのも一法です。
追加料金を払うよりも、宅配便を利用する方が安くなるケースも多いです(持ち運びの手間もないですし)。
どうしても飛行機に載せる必要があり、無料手荷物の制限を超えてしまう場合は、次に挙げるような対応をしましょう。
サイズが大きすぎる場合(サイズオーバー)
手荷物のサイズは事前にチェックしておくのが最善の対策。
しかし、空港に行ってから気づいた場合は規定のサイズ内に詰め直すしかありません。
大手航空会社なら預け入れの個数に制限はないので、空港で複数のバッグやスーツケースに詰め直せばすべて飛行機に乗せられます。
ただし、重量の制限を超えたらNG。
荷物の量が多いときは、軽い素材のバッグを使いましょう。
カーボンファイバー製のスーツケースなら軽くて頑丈なのでおすすめなので、こちらの記事も参考に選んでくださいね。
なお、LCCの場合はどんなに小さくても1個から有料というケースもあるので、注意してください。
ピーチアビエーションのように座席クラスによって無料で預けられる荷物の数が決まっているところもあります。
また、ジェットスターのようにサイズオーバーでも追加料金が発生する場合があります(1アイテムごとに2,500円など)。
事前に航空会社の規定を確認し、必要な場合は予約や荷物枠購入などの対応をしておくことで、不要な出費を押さえ、当日のスムーズな搭乗が期待できます。
しっかりチェックしておくのがおすすめです。
重すぎる場合(重量オーバー)
重量オーバーになった場合、まず一番にやることは、機内持ち込み手荷物の中に移すことです。
多くの航空会社では、持ち込み手荷物でも10㎏程度までなら無料の対象。
なので、預け入れ荷物から手荷物に移動してしまえば、クリアできることも多いです。
国際線での話ですが、当サイト管理人 Uni も重量オーバーになったことがあり、スーツケースの中からシュノーケリング用のゴーグルとフィンを機内持ち込み手荷物に移動させた経験があります…(;^_^A
空港でスーツケースを開ける事態に備え(笑)、荷物はキレイに詰めておきましょう。
奥の手として、ポケットに入れる等、身に着けてしまう方法もありますよ。
もっとも、これら重量の規定はあくまでも無料という前提なので、超過料金を支払って預かってもらう方法もあります。
ただし代金を払っても預けられる荷物の重量に規定はあります。
また、航空機の積載状況などの理由により航空会社から断られる場合もあるので、注意してください。
自分が乗る飛行機とは別の便で輸送される場合もあります。
※ 事前に連絡することで断られる可能性を軽減できる場合あり。
主な航空会社の超過料金をあげておきますね。
【手荷物重量オーバー時の追加料金(一部の路線で例外あり)】
※ 1人あたり総重量100㎏まで超過料金で預け入れ可能。
前項でも触れましたが、LCCの場合は手荷物自体が有料のケースもあるので、注意してください。
また、預け入れを申し込むタイミングで価格が大きく変動するのもLCCの特徴。
航空券のネット申し込み時などに手配しておくのが最もお得です。
なお、同行者が一緒の場合、全員分の荷物をまとめて手続きすることで無料手荷物の範囲に収められることもあります。
1人が重量オーバーしても、同行者に余裕があればその分を借りる、といったイメージですね。
自動手荷物預け機でも手続きできるので、ぜひ活用してください。