※ Cloak(クローク)サイト統合後に対応済み
チケットを簡単に購入できる反面、受け取り方法の指定など様々な設定や確認が必要なのがネット購入の面倒なところ。
そこで、今回はチケットぴあ公式サイトでの購入とその後にやることを徹底解説!
紙チケットや電子チケットの発券や支払いのやり方、お得な購入方法などを分かりやすくご案内します。
失敗しないポイントも紹介しますよ!
チケットぴあ のシステムと会員登録
チケット販売最大手の「チケットぴあ」が2021年に全店舗を閉鎖。
さらに2024年、購入済みのチケットを管理するためのサイト「Cloak(クローク)」がぴあ公式サイトに統合。
インターネットでチケットを購入した後は「Myチケット」ページで管理する方法に変更されました。
これにより、チケットの購入から管理までのすべての機能が「チケットぴあ公式サイト」一つで行えるようになったのです。
【 チケットぴあ公式サイトでできること 】
- チケットの購入(紙チケット・電子チケット)
- チケットの受け取り方法の指定
コンビニ発券、郵送、電子チケット - リセール品(再販売チケット/二次販売チケット)の購入・出品
- 払い戻し/キャンセルの手続き
チケットぴあで購入済みチケットの分配・リセール・払い戻しについてはこちらの記事 をご覧ください。
電子チケットの引き取りについては、こちらの記事で指定アプリでの利用方法を解説しています。
動画配信「ぴあライブストリーム」についてはこちらの記事をご覧ください。
さて、いずれも利用にはインターネット環境が必要で、まずは会員登録(無料)が必要です。
アプリをダウンロードしてもいいですが、Google Chromeやsafariなどのブラウザを使って「ぴあ公式サイト」へ接続してもOK。
後者の場合はこちらのリンクからどうぞ!
チケットぴあ[チケット情報・販売・購入・予約] (pia.jp)
会員登録には氏名・生年月日・メールアドレス・電話番号などの入力が必要ですが、Google またはX(旧 Twitter)でログインすることもできます(アプリ利用時はAppleでのサインインも可)。
ちなみに会員登録は動画配信サービス「ぴあライブストリーム」と共通なので、どちらも利用できますよ。
チケットぴあ での購入方法
購入は「チケットぴあ」の公式サイトで行います。
ここではスマホ用アプリを利用して解説しますが、パソコンやタブレットでも同様です。
アプリまたは公式サイトを開いたら、まずログインしてください。
Googleなど他サービスでログインする時は下へスクロールさせましょう。
すると、SMS認証を要求されるので、「電話をかける」をタップして電話します。
ツーツーというお話し中のような音が流れたら、電話を切ってください。
画面にメニューが表示されれば認証完了です。
すべてはログイン後のトップページに集約されているので、困ったときはメニューを開きましょう。
さて、チケットの検索・購入はWeb上にある「チケットぴあ公式サイト」で行います。
アプリの場合、ホームタブが公式サイトの入口なので、タップして移動しましょう。
上部の検索ウインドウ(虫メガネ)にキーワードを打ち込んでください。
チケットぴあの検索機能はかなり優秀で、アルファベットのアーティスト名をカタカナで打ち込んでもOK。
人名だけでなく開催地などからも絞り込める上、お気に入りに登録しておくとチケット情報を提供してくれるんですよ。
チケットには、
- 販売
一般販売:通常の販売方法で、先着順にチケットを売っていく。
プリセール(先行販売):一般販売される前のチケットを優先的に販売する。 - 抽選
いち早プレリザーブ:ぴあプレミアム会員限定だが、最も早く購入できるチャンスがある先行抽選販売。
プレリザーブ:一般販売前に抽選でチケットを販売する。
などの申込方法があります。
では、一般的な手順を説明しますね。
購入のやり方は紙チケット・電子チケットともほぼ共通ですが、電子チケットはこちらの記事で詳しく紹介しています。
- 検索結果から目的のチケットをタップし、公演のページへ移動する。
- チケット情報が表示されるので、会場などを選び「詳細へ」をタップ。
- 公演日が複数ある場合は各日程・座席などの購入可能チケットが表示されるので選択する(画像参照)。
「販売中」の表示があるチケットが購入可能です。
座席などの選択ができる場合、矢印をタップすると残っているチケットが表示される。
希望のチケットの「枚数選択へ」をタップし、「+」ボタンを押して数字を入力後、「購入に進む」をタップする。 - 注意事項が表示されるので、一読し同意する。
- 決済方法と引き取り方法(次項参照)を選び、規約に同意してチェックを入れ「購入する」ボタンをタップする。
パソコンだと画面の表示が若干異なりますが、手順は同じですよ。
この中で重要なのは決済方法と引き取り方法。
決済の選択によっては手数料がかかりますし、引き取り方法を間違えると面倒です。
次項以降をよくご確認くださいね。
決済方法と手数料
支払い方法は公演によって異なりますが、次表の決済方法が代表的。
手数料が異なるので、よく確認するのがおすすめです。
支払い方法 | 詳細 | 決済 | 手数料(1件) |
---|---|---|---|
クレジットカード | ぴあカード、VISA、MasterCard、 JCB、Diners Club、NICOS、イオン、 American Express | 即時 | なし |
コンビニ支払い | セブンイレブン ファミリーマート | ― | 220円 |
イーコンテクスト | コンビニエンスストア、 Pay-easy取り扱い機関(銀行、郵便局)、 インターネットバンク、楽天Edy | ― | 220円 |
電子マネー ちょコム | ちょコムへの入会登録とチャージが必要 | 即時 | 189円 |
後払い powered by atone | 翌月にコンビニまたは口座振替で支払い | ー | チケット代金計5,000円以下は330円、 それ以外は583円 |
チケットぴあのメリットは、支払い方法の種類の多さ。
選択肢の多さは断トツで、電子決済にも幅広く対応しているのが特徴的。
特にクレジットカードは手数料が不要で、手間もかからないため、おすすめの決済方法です。
…が本人名義のクレカしか利用できない点が残念。
クレカを持っていない場合は、コンビニ支払いなどがおすすめです。
なお、2023年11月9日より、クレカ利用時の本人確認(3Dセキュア)が必須となりました。
本人確認サービスは各クレジットカード会社での登録手続きが必要なので、先に済ませてくださいね。
(カード会社により「J/Secure」「Visa Secure」など名称は様々です。)
他サイトと比べて、おそらく唯一対応していないのが❝キャリア決済❞。
携帯電話代金とまとめて通信事業者に支払う方式です。
お得な購入方法については後述しますが、手数料の有無と支払いのしやすさの両面を考えて選ぶのがおすすめです。
チケットの引取方法について
チケットぴあ利用でわかりにくいのが、チケットの引き取り方法。
ぴあ公式サイトで購入したチケットを、どのような方法で受け取るかを指定するのが「引取方法」の項目です。
引き取り方法は次の3種類。
このうち、配達以外の方法は決済後に引き取り方法を指定する順番なので、先に支払いを済ませてくださいね。
配送は紙のチケットのみ対応。
ゆうメールなので、受取時にサインや押印が必要です。
2~7日で届くので不在配達票に注意し、受取期限内に受け取るようにしてくださいね。
紙チケットにはコンビニ発券する方法もありますが、配送ならコンビニでの手間がかからないのがメリットです。
ただし、配送料が高いですw
後述しますが1件あたり770円かかります。
一方、リーズナブルなのはコンビニ発券の紙チケットとスマホ管理の電子チケット。
配送を希望しない場合は、とりあえず「購入後あとで選ぶ」を選択し、選んだ方法で決済を終わらせます。
そして決済後に「Myチケット」ページに移動し、引取場所を「紙チケット」または「電子チケット」のどちらかで手配します。
紙チケットを選んだ場合は、コンビニでの発券が必要です(次項参照)。
コンビニ発券と電子チケットの詳細は、続けて以下をご覧ください。
紙チケットをコンビニ発券するやり方
チケットを発券できるコンビニは公演ごとに指定されています。
発券手数料が1枚につき110円かかります(コンビニ決済手数料220円とは別で必要です)。
コンビニでの受け取り方法は次の2通り。
いずれも13桁の「引換票番号」が必要です。
コンビニ発券の手順を流れに沿って紹介しましょう。
- 購入したチケットは、ぴあ公式サイトの「Myチケット」ページに表示(有効なチケット側)されているので、発券したいチケットを選んでタップ。
- 「チケット詳細を見る」をタップして右下に表示されている「発券/分配」ボタンをタップ。
または、
オレンジ色の「発券方法を選択」ボタンをタップ。 - 「紙チケットで発券する」を選択。
- 発券場所を選択。
「セブン-イレブン」「ファミリーマート」のどちらかを選ぶ。 - 「チケットを発券する」をタップすると、「引換票番号(13桁)」が表示される。
※ 番号は「Myチケット」ページの「入場までにやること」欄に記載されるが、 スクショやメモなどで番号を保管しておくのもおすすめ。 - ④で指定したコンビニに行き、前述のようにセブンイレブンならレジ、ファミマならファミポートで発券する。
なお、コンビニでの引き取り開始のタイミングは決済方法で異なるので、次の点に注意しましょう。
- クレカ・ちょコム・イーコンテクストで支払い
購入日時の24時間後より引き取り可能 - ファミリーマート支払い
1時間後より引き取り可能
公演によって引き取り開始日の指定があったり、公演日3日前から即日可能だったりと、例外もあります。
コンビニ決済を選んで支払いを済ませても、コンビニにいるのに直後には発券できないので注意してくださいね。
「Myチケット」ページから該当チケットを選択すると、引き取り情報を確認できますよ。
なお、当サイト管理人Uniがおすすめする方法は、セブンイレブン!
理由は、レジで店員さんに「インターネット購入です」と告げ、引換票番号を言えばOKだから!
自分で操作する手間がないので、あっという間に引き取り完了です。
ただし、もう1つ注意があります。
どちらのコンビニを利用してもOKですが、自分が行きやすいコンビニを選んでください。
チケットが払い戻しになったときに困らないためです。
こちらについては後述しますね。
電子チケット(専用アプリ)で受け取るやり方
スマホの操作だけで入場まで一貫して行える便利さがメリットの電子チケット。
利用できるかは公演ごとに決められています。
同じ公演でも紙チケットと電子チケットで入場する人がいる場合もあります。
まずは、ぴあ公式サイト(またはアプリ)の「Myチケット」ページを開きましょう。
そして、購入済みチケットの「チケット詳細を見る」をタップし、「発券・分配」をタップ。
開いた画面にオレンジ色の「電子チケットで受け取る」ボタンがあれば電子チケットを利用できます。
紙チケットのみ対応の公演には電子チケットの表示はありません。
ただし、「電子チケットで引き取る」ボタンを押しただけでは、引き取りが完了していません!
ぴあの電子チケットを受け取るには、次のいずれかのサービスを利用します。
公演によって対応サービスが異なるので注意してください。
- tixeeboxアプリ(インストール必要)
アプリに電子チケットをダウンロードする方式。 - Bitfan Passアプリ(インストール必要)
アプリに電子チケットをダウンロードする方式。 - MOALA Ticket
スマホのインターネット用アプリ(Google Chrome、Safari)で電子チケットを表示させる方式。 - チケプラ電子チケットアプリ(インストール必要)
アリに電子チケットをダウンロードする方式
面倒な気もしますが、実際はあっという間に完了します!
やり方の詳細はこちらの記事をどうぞ!
お得な買い方
チケットぴあ での買い方によっては手数料がかかる場合があります。
手数料をうまく回避すればお得に購入できるわけ。
どのような手数料があるのか確認しましょう。
名称 | 内容 | 金額 |
---|---|---|
システム手数料 | チケットぴあのシステム利用料 | 220円/枚 |
発券手数料 | チケットを受け取るためのもの | 110円/枚 |
配送手数料 | 配送でチケットを引き取る場合 | 770円 |
特別販売利用料 | 先行販売などの特殊な販売時 | 公演により異なる |
決済手数料 | 代金支払い時に発生。方法により異なる。 (別項参照) | 0円~583円 |
チケットぴあの利用方法の1つに、❝スマホで購入 ➡ 紙チケット発券❞があります。
このケースでは、決済手数料はクレジットカード利用なら0円、コンビニ決済なら220円…となるので、一番安いクレカ決済を選ぶのがお得。
ですが、「Myチケット」への引き取り+コンビニ発券が必要なので、「システム手数料220円」と「発券手数料110円」の合計330円が手数料としてかかります。
つまり、公式サイトでチケットを購入すると、最低でも1枚につき330円の手数料が必要ということ。
でも、裏ワザがあるんです!
ここまでアプリでの利用を説明してきたのですが…どうせチケットを発券しにコンビニへ行くなら、スマホで手配せずに直接セブンイレブンへ行き、店頭のマルチコピー機(セブンチケット)を使ってチケットの検索・購入をするんです。
この方法だと、必要なのは発券手数料の110円のみ!
システム手数料を払わずに済むんですね。
マルチコピー機の使い方も簡単です。
トップ画面で『チケットぴあ』を選択し、あとは画面の案内に沿って進めれば大丈夫!
ただし、ファミマではこの手は使えない模様…。
詳細はこちらの記事でどうぞ。
ただし、この方法は一刻を争うような競争率の高いチケットの入手には不向き。
また、チケットぴあ公式サイトのみで販売されるチケットにも利用できません。
「ぴあ公式サイト」と「セブンイレブンで検索・購入」を上手に使い分けて、お得に購入してくださいね。
チケットぴあ問い合わせ先
さて、インターネット利用時に不安を感じるのは、聞ける相手が目の前にいないこと。
でも、ぴあでは、問い合わせ先として電話とWebの窓口を用意しています。
電話・問い合わせフォームのどちらも、ぴあ会員ID・チケット引換番号などの情報を準備してから始めるようにしましょう。
なお、問い合わせフォームは内容によって異なります。
主なリンク先をあげますので、購入・配送関連など近い内容で選びましょう。
似た内容のFAQから問い合わせフォームへ進むと、関連フォームを開けます。