【2023年夏】館山・沖ノ島で子供と遊ぶ完全ガイド!シュノーケリングも探検もできる特別な海水浴場へ行こう

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首都圏からのアクセスも便利な千葉県 館山市
そこにはネイチャーランド、陸続きの❝沖ノ島❞があります。

都心から車で約2時間の距離にありながら、海岸線から数mでもシュノーケリングができる海がここにはあるんです。

南房総でも屈指の透明度を誇る海ならではの、美しい魚たちと豊かな自然!

今回は毎年3世代で沖ノ島へ通う当サイト管理人Uniが、沖ノ島海水浴場の魅力を徹底的に解説します!

アクセスやトイレ、海の家はもちろん、子供連れならではの海水浴情報や、生き物好きとしてのシュノーケリング情報も満載!

ぜひご覧ください!

なお、沖ノ島周辺の観光スポットについては、こちらの記事にて特集しています !

沖ノ島とは

沖ノ島には貴重な自然が残っています。
「次世代へ素晴らしい島と海を残したい」「そのためなら多少我慢できる!」という人にだけ訪れてもらいたい場所です。
難しいことではありません。
ゴミを捨てない、自然を壊さない…そういった当たり前のルールを守って楽しんでくださいm(__)m
また、最新の情報は各公式サイトにてご確認ください。

千葉県館山市にある無人島…それが沖ノ島です。
周囲約1kmなので、歩いて回れるほど。

かつては完全な島でしたが、関東大震災による海底の隆起と、砂の堆積によって地続きとなりました。

一帯は南房総国定公園に指定されており、島の大部分が「沖ノ島公園」となっています。

島へ続く約150mのビーチは両サイドが海水浴場で、抜群の透明度を誇っています。

ちなみに令和5年度の環境省「水浴場(開設前)水質調査結果」でもAAランク!
シュノーケリング情報は後述しますね!

また、沖ノ島の植物群落は❝極相林❞です(いや、でした)。

自然界において、更地に地衣類や草が生え、やがて低木が茂り、さらに森林へ…と植物の種類が変わっていくことを❝遷移❞、これ以上変化しない安定した状態を❝極相❞といいます。

日本の極相は生い茂った陰性樹林の森林になることが多く、これを極相林と呼んでいます。
寺や神社の境内をイメージすると分かりやすいですね。

沖ノ島
沖ノ島公園での森林再生活動

沖ノ島も極相林でしたが、2019年の台風により大きな被害を受けてしまいました。

本来なら日の挿し込まない森だったのに、強風による倒木で環境が変化してしまったのです。

これを機に、島の岩盤の乾燥化や海中の磯焼け問題が明らかとなってきました。

現在は沖ノ島公園の至るところで50年後を見据えた森の再生プロジェクトを展開中(参考:NPO法人 たてやま・海辺の鑑定団)。

折れた木々も廃棄せず、森のものは森へ還し、栄養源として循環させる取り組みが行われています。

また、沖ノ島公園内のトイレはバイオトイレとなっています。

バイオトイレとは、人の排泄物を微生物の力で分解して処理するもの。

水を使用せず、排泄物と微生物層を混ぜ合わせて分解を促進。

これにより排泄物を二酸化炭素と水に分解し、残った有機物は堆肥として活用されます。

私たち自身も自然の一部なんだと再認識させてくれる、エコなシステムです。

沖ノ島
手前がバイオトイレ、奥が休憩スペース

注意点としては汲み取り式ほどではないものの、利用者が多い海水浴シーズンは匂うことが…。

また、微生物の分解が追い付かなくなると、人数制限され使えなくなります
そんなときは駐車場の仮設トイレまで行きましょう。

沖ノ島で知る、自然と人間との共生。
再生への50年に及ぶプロジェクト。
島を管理する館山市やボランティアの皆さんには本当に頭が下がります。

活動を応援したい方は、島を訪れた際に「沖ノ島環境保全協力金」のご協力をお願いしますm(__)m
1グループにつき1,000円程度です。
(※ 個人的な呼びかけです。)

また、協賛金の領収書は協力店舗で特典が受けられる協力証になっています。
飲食店やアクティビティで利用できるので、特典内容をチェックしてくださいね!

アクセス・地図

沖ノ島の住所は、
千葉県館山市富士見(〒294-0035)

館山湾へと突き出した陸続きの島です。

対面は海上自衛隊の「館山航空基地」になっており、島へは自衛隊の敷地沿いに進んでいけばOK。
とても分かりやすい場所です。

遊んでいると、自衛隊のヘリが離発着する光景を間近に見られますよ。
乗り物好きの子供なら、かなり嬉しいかも♪

それでは、沖ノ島へのアクセス方法を手段別にご紹介しましょう。

夏には沖ノ島海水浴場の駐車場ゲートで、ガイドブックを配布しています。

沖ノ島の生き物や危険生物、島の案内図、協力金などについて載っているので、もらっておきましょう!

車での行き方

子供連れで沖ノ島に行くなら、断然、車がおすすめです。

富津館山道路の終点❝富浦IC❞から約11kmとアクセスも良好。
通常なら富浦インターから沖ノ島まで25分です。

途中にはファミレスなどの飲食店や大型スーパー、ガソリンスタンドもあります。
最後の曲がり角にはコンビニがあるので、食事の買い出しにも困りませんよ。

コンビニのあるT字路の正面が自衛隊の敷地になっているので、ここを曲がったら道なりに進みましょう。

沖ノ島
Google Map より

途中から砂利道になりますが、進んでいくと沖ノ島駐車場のゲートが見えてきます。

場所や道順がわかりにくい場合は館山市公式サイトに丁寧なルートの説明があるので、見るのがおすすめです。

海水浴シーズンはゲートにスタッフがおり、注意事項や協賛金への協力を呼び掛けています。
協賛金の支払いはビーチでも可能ですが、ここで渡した方が楽ですよ。

車を停めれば、目の前に沖ノ島へと向かって伸びる砂浜が!
ビーチに直結しているのも、子供連れには嬉しいポイントです♪

【 駐車場について 】

  • 無料
    1台1,000円程度の協力金をお願いしています♪
  • 500台
    中央が通路で、護岸(海)側と自衛隊側の2列で駐車。
    奥まで入ると大型車はUターンできないかも。
  • 駐車場内や護岸でのテント・テーブル・イスの設置、BBQ・ガスコンロ・ホットプレートなどの使用は禁止。
  • 全長6mを超える車は駐車できない。

駐車場は広いですが、それでも混雑時は埋まってしまうことも。

さらに、沖ノ島に近い場所から駐車していくため、到着が遅くなるとビーチまでかなり歩くことになります。

荷物が多い・小さな子供連れなどの場合は、見つけた駐車スペースを荷物などで確保したうえで奥まで車で入り、子供や重い荷物を降ろしてからUターンして戻る…というのがおすすめです。

くれぐれも子供だけ下ろしたり、貴重品を置いたりはしないでくださいね。

ただし、昼過ぎには帰る人も出てくるため、意外とビーチ近くに停められるケースもあります。
この辺は運ですね(;^_^A

後述する館山市の「リアルタイム混雑状況」を活用するのもおすすめです。

電車での行き方

沖ノ島の最寄り駅は、JR内房線「館山駅」です。

駅からは次の方法でアクセスしましょう。
おすすめはタクシーです!

【 JR 館山駅から沖ノ島への行き方】

  • タクシーの場合
    館山駅→沖ノ島駐車場:約2,300円(約5km・15分)
  • バスの場合
    その①:日東バス「館山航空隊ゆき」にて終点下車後、徒歩約25分
    その②:JRバス「洲崎方面ゆき」にて「宮城(みやぎ)」下車後、徒歩約30分
  • レンタサイクル(電動アシスト)の場合
    館山駅 西口「観光街づくりセンター」:無休
    電話 0470-22-2000
    1日レンタル:1台1,500円(身分証明書提示)
    約5km・17分

海水浴は荷物が多いので、交通費と労力・時間を考えるとタクシーがお得だと思います。

子連れでも友人同士の場合でも、人数で割れば一人当たりの料金は抑えられますからね。

一方、周辺を散策して楽しむなら、バスやレンタサイクルという方法もあり!

レンタサイクルは2時間500円など時間単位でも借りられ、他の観光スポットにも立ち寄れる身軽さが魅力です。

館山駅 東口にもレンタサイクルがあるので、観光ルートに応じて使い分けると良いでしょう。

海水浴場の基本情報(海の家・シャワー・トイレなど)

ここでは海水浴シーズンを中心とした基本情報をお伝えします。

2023年(令和5年)の海水浴場の開設期間は7月15日(土)~8月20日(日)となりました!

近年、口コミで沖ノ島の人気が高まっているせいか、お盆休みや土日はかなり混雑します。

ビーチが狭いと感じたことはありませんが、駐車場が満車になってしまうことも…。

沖ノ島
海水浴場と沖ノ島
館山市公式サイトより

混雑状況を確認し、状況次第で近くの海水浴場に変更するのも一案です。

館山市では沖ノ島を含めた海水浴場の混雑具合をリアルタイムで発信しています(海水浴期間中のみ)。
ぜひ活用してくださいね。

それでは「沖ノ島海水浴場」の基本情報と、左右にあるビーチの特徴をご紹介しましょう。

【 海水浴場について 】

  • 遊泳期間と遊泳時間(ライフセーバー監視時間)
    7月15日~8月20日(2023年度)
    9:00 ~ 16:00
  • 海の家 営業時間
    9:00 ~ 16:00
    ラーメン、カレーライス、焼きそば等食事系、かき氷、ビール、ジュースなどの販売、浮き輪などのレンタルあり。
    早めに閉店支度が始まることも。
  • アクティビティ
    シュノーケリング、沖ノ島探検ガイドツアー、海釣りなどの各種体験ツアーあり。
    詳細はたてやま・海辺の鑑定団公式サイトへ。
  • トイレ(無料)
    沖ノ島公園(バイオトイレ)
    駐車場(仮説トイレ)
  • シャワー(有料)
    海の家利用者のみ利用可。公営はなし。
  • 駐車場(アクセスの項も参照)
    無料、500台(全長6m以下)
    ※ 1台1,000円程度の協力金をして頂けるとありがたいです♪
  • 注意事項
    ・沖ノ島・ビーチ・駐車場で火器の使用は不可(バーベキュー、キャンプ禁止)
    ・駐車場・護岸部分での調理・バーベキュー、テント・テーブル・イスの設置、キャンプは禁止

沖ノ島の見どころは、関東でも抜群の透明度を誇る❝海❞!

日本の北限とされるサンゴ礁は、美しく貴重な生態系を育んでいます。

写真のように、岩礁や魚の群れが確認できるほど透明度は高いです。

沖ノ島
沖ノ島のきれいな海!

沖ノ島海水浴場の特徴は、島へと続く砂浜の両サイドがビーチとして利用できるところ。
遊び方も泳ぐ・シュノーケリング・磯遊び・釣り(釣りは海水浴場不可)など様々です。

沖ノ島
Google Mapより
手前が駐車場

ただし、駐車場を背にして右側(北)・左側(南)で違いがあります。

子供連れの場合は、年齢やアクティビティ、当日の天気や風向きに注意してビーチを選ぶようにしましょう。
(特徴は後述します。)

ビーチは風が吹き抜けるため、いつ行っても風がそこそこ強めです。
パラソルよりもテントがおすすめ。

浮き輪やフロートなどの遊具は砂浜に引き上げた後、必ず重しを載せておきましょう。

万が一、海へ飛ばされたら自分で取りに行くのは危険(ビーチでアナウンスしています)。
ライフセーバーの方にお願いした方が良いでしょう。

それでは左右のビーチの特徴をまとめておきますね(Uniの個人的な所感も含みます)。

海水浴場の開設期間であれば、9時から16時までライフセーバーの方々が見守ってくれています。

海の危険をきちんと認識した上で楽しんでください!

【 北側のビーチ(駐車場を背にして右) 】

  • ビーチの長さ:約180m
  • 割と混雑している印象
  • 砂が細かく砂遊びに最適。
  • 海岸線から近い所でも水深があるので、浮き輪で泳ぐのにも丁度良い。
  • シュノーケリングスポット多数
  • 左側よりも水温が低い日が多い。
  • 護岸で釣りをする人がたまにいる(監視員が注意してくれる)。
  • 夏場は南西の風が多いので、沖に流されやすい
沖ノ島
右のビーチ。奥が沖ノ島公園

【 南のビーチ(駐車場を背にして左) 】

  • ビーチの長さ:約200m
  • どちらかというと人が少ない印象。
  • 北のビーチよりも水温が1℃くらい高め
  • ビーチの奥(島の周辺)に大きな潮だまりができる(魚いっぱい)。
    この岩場の横の浅瀬もシュノーケリングポイント
  • きれいな貝殻がたくさん拾える(ビーチコーミング向き)。
  • 砂が粗く、ビーチに砕けた貝が多い日がある(素足はやめよう)。
沖ノ島
左のビーチ(奥が駐車場)
沖ノ島
島の周囲にできる大きな潮だまり

また、日によってクラゲの出現頻度がビーチの右側・左側で違うので注意!

今年の夏は子供2人と行ったのに、私だけクラゲに4回も刺されました…。
アンドンクラゲが出没するので、姿は見えなくても長い触手に触れてしまうみたいです。

できれば長袖のラッシュガードと、10分丈スパッツがあると安心。

浅瀬でシュノーケリングするなら、軍手の着用もおすすめします。
潮の流れに煽られて、岩で手を擦ってしまうことがありますからね。

また、シュノーケルだけでなく、フィン(足ヒレ)の着用もおすすめします。
風や潮の流れがあっても、フィンを付けていれば断然楽に泳げます。

ただ、フィンを付けると、水中で歩きにくい・立ちにくいという状態に…。
慣れない子供には片足だけ装着すると、反対は自由が利くので便利です。

なお、安全のため、シュノーケリングは必ず2人以上で行いましょう


管理人Uniや子供は、いつもマリンシューズを着用し、片足だけフィンを付けてシュノーケリングしています。
特に子供はシュノーケルの水抜きやマスククリアが装着したままできないので、しばしば立つ必要があるからです(;^_^A
経験上、片足装着でも何の問題もありませんが、以上は個人的な見解です。
安全には十分に配慮して楽しんでくださいね。

沖ノ島の見どころ

沖ノ島に生息する生き物たちは次項で紹介しますが、見どころは生き物だけではありません!

ビーチの奥にこんもりと茂る森には、冒険心をくすぐるスポットが待っています。

小さいですが、無人島探検の気分が味わえますよ!

  • 宇賀明神:本文参照
  • 洞窟(洞穴)
    第二次世界大戦など、東京湾の入口を見張るために軍事的に造られたもの(一部見学可)
  • 太古の地層
    かつて沖ノ島が海底だったころの地層が海岸段丘として確認できる。
    化石が見つかるかも!?
  • 海中遺跡
    土器や黒曜石の石器、大量のイルカの化石が発見されている。
    約1万2000年~1万年前の縄文時代のもの。

…と、歴史にも自然にも触れられる、絶好のスポットなんです。

沖ノ島
島の中はジャングル気分

中でも宇賀明神はぜひご覧いただきたいところ。

御祭神は農業・漁業・商工業の女神である倉稲魂神(うかのみたまのみこと)です。
樹齢推定300年の御神木は2019年の台風により倒れてしまいました。

なお、❝宇賀❞という言葉は❝蛇❞に通ずるとされ、白い蛇を表すと言われています。
確かに鳥居もお社も白いですね。

そして、宇賀明神は❝出会いの神様❞とのこと!

昔から沖ノ島の周囲にはイワシの群れが集まり、赤く見えるほどだったそう。

そして、宇賀明神の白蛇と深紅のイワシが出逢ったという伝説があり、今では❝幸せを呼ぶスポット❞となっています。

※「出会い伝説」案内板より

境内には赤いモールを結びつける場所があり、中にはハート形で取り付けてあるものも♡

御利益がありますように!

沖ノ島
海が見下ろせる宇賀明神
沖ノ島
「出会い伝説」
赤いモールがびっしりと!

海を見渡せる絶景スポットでもあるので、参拝したらぜひ海を眺めてください。
夕方にいけば西日できらめく海を見下ろせますよ!

沖ノ島の生き物たち

千葉県はサンゴの北限とされ、特に館山では熱帯を代表するサンゴも確認されています(参照:国立環境研究所)。

これは南方から流れ込む黒潮がサンゴの卵(サンゴは刺胞動物)を運んでくるからなのですが、本来であれば冬場の低水温に耐えられずに死滅するはず。

それが越冬できるということは、日本近海の海水温が上昇していることを示しています。

その反面、本来の生息地では海水温が上がりすぎ、すでに沖縄の一部地域では9割のサンゴが死滅(白化)しているという由々しき事態となっているのです。

サンゴの北上は手放しで歓迎できることではありませんが、南方で生き残れなくなった貴重なサンゴを守るための取り組みが沖ノ島で行われています。

シュノーケリングなどでサンゴを見つけても、そっと見守るようにしてくださいね。


さて、沖ノ島で毎年シュノーケリングを楽しんできた管理人Uni一家 が出会った生き物たちをご紹介します。

ポイントによって魚種が変わるので、狭いエリアでも色々楽しめるのが沖ノ島のスゴイところ。

ですが、子供連れでシュノーケリングするなら、駐車場を背にして右側(北側)の遊泳エリア内がおすすめ!

鮮やかな熱帯魚を見たいなら島の近く(ブイ2個目辺りの水深がある所)がイチオシです(^-^)

コバルトブルーに黄色い尾のソラスズメダイや、真っ青なルリスズメダイ、白黒のストライプに背中の黄色がポイントのオヤビッチャ(オヤピッチャ)など、南国気分に浸れますよ。

海の生き物たち

2022年の初めに出会った生き物は、なんとウミガメでした(左側(南)のビーチ)!!

残念ながら死骸でしたが、こんなに大きなウミガメが館山近辺にいるとは知らず、本当に驚きました。

彼らが安心して生きられる、キレイな海を守りたい…そんな気持ちにさせてくれた彼(彼女)に感謝です。

沖ノ島
左側(南)のビーチに打ち上げられたウミガメ

さて、この年に見つけた海の生き物たちはコチラ⇩
魚種は伊豆の海と比べても遜色ないと思います。

生物名は生き物好きの管理人Uniによる同定ですが、間違いがあるかもしれません。あしからず。
※ 画像(PhotoACより)は沖ノ島で撮影されたものではありません。

【シュノーケリングで見た生き物たち】

  • ルリスズメダイ
  • ソラスズメダイ
  • ハコフグ
  • オヤピッチャ
沖ノ島
ルリスズメダイ
沖ノ島
ハコフグ
  • キタマクラ(フグ)
  • チョウチョウウオ
  • タカノハダイ
沖ノ島
キタマクラ
沖ノ島
チョウチョウウオ(手前)
  • カゴカキダイ
  • ベラ(ニシキベラ、ホンベラ、キュウセン)
  • ネンブツダイ
沖ノ島
カゴカキダイ
沖ノ島
ホンベラ

その他、クサフグ、シマスズメダイ(幼魚)、アジの仲間、メジナの仲間、ボラ(幼魚)、などなど。

また、沖ノ島周辺の岩場では干潮時(夏なら昼前後)に磯遊びが楽しめます。
大小たくさんの潮溜まり(タイドプール)ができますよ。

完全に閉ざされた潮だまりが多いのは、南側のビーチ奥の岩場。
小さい子供でも網(目の細かいもの)とバケツで捕れます!

大物を狙うなら、波の侵入がある北側ビーチの潮だまりで遊ぶのがおすすめです。

【潮だまりで見た生き物たち】

ダイナンギンポ(多分。20㎝オーバー!!)、ハゼの仲間(素手で捕まえられるくらい多数)、カニの仲間、チョウチョウウオ(2cm)、カゴカキダイ(2㎝)、ムラサキウニ、ナマコ、ウメボシイソギンチャク、クモヒトデなどなど

また、海水温が変わると、見られる生き物たちも変化します。

この年は8月上旬に訪れたのですが、下旬に行ったときは以下のような魚種も見られました。

沖ノ島の海水温が一番高いのは9月頃なので、熱帯魚をたくさん見たい人は8月下旬がおすすめです。

【沖ノ島で8月下旬に見た生き物たち】

トゲチョウチョウオ、ハタタテダイ、ツノダシ、ミツボシクロスズメダイ、キヌバリ、イシダイの幼魚、ゴンズイ(毒あり)

沖ノ島
トゲチョウチョウウオ
沖ノ島
ハタタテダイ
沖ノ島
キヌバリ

紹介した魚たちの何種かは黒潮に乗って流れ着いたので、館山周辺では越冬できないそう(死滅回遊魚といいます。呪術廻戦みたいw)。

かわいそうですが、越冬できたら温暖化したことになってしまうので、自然の法則に従って冬までは元気に過ごしてほしいものです。

陸の生き物たち

管理人Uni はほとんど海の中。
あまり沖ノ島公園内で過ごしたことはありませんw

それでも散策のたびに花々や昆虫たちを見かけます。

沖ノ島
西側の出口付近
沖ノ島
カイコウズ(画像提供PhotoAC)
  • 鳥類
    トビ、ウグイス、カケス、メジロ(多分)、コゲラ(多分)
  • 昆虫類
    タマムシ、カナブンの仲間、トンボ(ハグロトンボ、イトトンボ、)、アゲハ蝶(アオスジアゲハ、カラスアゲハ、キアゲハ)
  • 植物
    スカシユリ、シャリンバイ、ハマヒルガオ、カイコウズ、ソテツ、シュロ

などなど。
植物は花のシーズンじゃないと種類がわからないものが多くて…すみません。

この年は魚を仕留めたトンビが、高い木の上まで運んで食べているのを目撃しました。

海辺でトンビは珍しくありませんが、ハンティングから食事風景まで通して見られるのは沖ノ島ならでは。
自然豊かな島であることを実感できるひとときです。

また、ウグイスの声はよく聞きます。
テントを沖ノ島公園近くに張ると、さわやかな鳴き声を聞きながら海を眺めるという贅沢もできますよ。

ぜひ沖ノ島で飛び切りの夏休みを楽しんでください!!

周辺スポットへの立ち寄り情報はコチラをご覧ください 。

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