英語のスキルを磨きたいけど、いきなり留学するのはハードルが高い…。
そんな人にピッタリなのが、日本にいながら英語漬けの生活が体験できる『ブリティッシュヒルズ』!
でも国内とは言え、どんなところで・どんな体験ができるのか、価格に見合った価値があるのか…と疑問に感じる人も多いことでしょう。
そこで、今回は『ブリティッシュヒルズ』の利用方法や基本情報を宿泊体験に基づくリアルな声を交えてお届けしたいと思います!!
それでは、イギリス旅行の経験もある当サイト管理人Uniのレポート、ぜひご覧ください↓↓↓
※ 掲載内容は記事執筆時のものです。最新情報は公式サイトにてご確認ください。
ブリティッシュヒルズってどんなところ?
ブリティッシュヒルズはホテルをメインに、レストランやお土産ショップ、プールやテニスコートなどのアクティビティなどを併設した宿泊施設。
福島県の羽鳥湖高原にあります(詳細は基本情報の項にて)。
でも、ただの宿泊施設ではありません!
ブリティッシュヒルズの公用語はなんと英語!
チェックインカードも英語表記、パブやお土産店の料金単位も£(ポンド)という徹底ぶりです。
※為替レートはいつでも「1£=¥100」です(笑)
それもそのはず。
ブリティッシュヒルズは国内留学施設として有名なホテルなんです。
公用語ですから嫌でも英語を使わないわけにはいきません、笑。
さらに、中世のイギリスに迷い込んだかのような外観とインテリア…。
対応するホテルスタッフがほぼ外国人ともなれば、もはや日本にいることを忘れられるというもの!!
まさにブリティッシュヒルズのコンセプト通り、❝パスポートのいらない英国❞が実現しているんです。
※一部、日本人スタッフが行っていた業務も見られました。でも英語で対応されたw。
さらに、ブリティッシュヒルズには英語でコミュニケーションをとるための様々なプログラムが用意されています。
詳細は後述しますが、いろんな体験を通して自然に英語のレッスンができるようになっているんです。
でも、英語を使うなら英会話教室でもいいんじゃない?…という人もいるかもしれません。
ですが、海外旅行がそうであるように、日常と切り離された環境では想定外のコミュニケーションを図る機会も生まれます。
滞在中には「聞かないと解決しない困ったこと」も起こりますよね。
つまり、ブリティッシュヒルズで過ごす間は、必然性に迫られて意思の疎通を図る❝本物の英会話❞もできるんです。
シナリオやテキストに頼らず、自分の英語力を試せる絶好の機会が得られるというわけ。
しかも、スタッフや講師の方々はとても親切!
何度も聞き返しても、辛抱強く笑顔で対応してくれます。
英語初心者でも「話しかけてみよう」という気持ちになれますよ。
実はこのブリティッシュヒルズ、神田外語大学などの語学スクールを運営する❝神田外語グループ❞の1つ。
一般の旅行客だけでなく、企業や高校・大学の語学研修にも利用されている施設なんです。
徹底した英語の学習環境と、それを裏付けるノウハウが詰まった『ブリティッシュヒルズ』。
そこにホテルとしてのホスピタリティと、イギリス文化の雰囲気と格式も堪能できる、おすすめしたい旅先なんです。
なお、レストランやお土産店情報やブリティッシュヒルズを楽しむ方法・注意点については別記事【 ブリティッシュヒルズ後編 】に引っ越しましたm(__)m
【後編】では、行ってみないと分からないお役立ち情報をたっぷりご紹介。
レストランやお土産情報も盛りだくさんです。
イギリスの❝常識❞に戸惑わないためのポイントや楽しみ方も紹介しています。
まるでイギリス旅行の気分に
公用語が英語のブリティッシュヒルズは、イギリス文化や生活を体験できるテーマパーク、あるいはコンセプトホテルといった方がイメージが伝わりやすいかもしれませんね。
ブリティッシュヒルズに滞在するだけで、イギリス旅行をしているような気分が楽しめます。
同じ英語圏でもアメリカに比べるとイギリスは長い歴史を持つ国。
ロイヤルファミリーに代表される、気品と格式が尊重されるお国柄です。
管理人Uni も、イギリス旅行中はその格式の高さに何度も驚きました。
朝食ですら男性はネクタイとジャケット着用のドレスコードがあったことも。
ブリティッシュヒルズでもディナーなどではドレスコードがあります(詳細は【ブリティッシュヒルズ後編】)。
こういった❝英国の流儀❞を自然と受け入れさせるのが、ブリティッシュヒルズの徹底したこだわり。
まず、広大な敷地に中世イギリスの街並みを再現。
建材はイギリスから取り寄せ、正確に時代考証したうえで設計されているとのことです。
9つあるゲストハウスのすべてが中世イギリスの建築様式で建てられ(スチュワート様式・ヨーマン様式・チューダー様式など)、それぞれにイギリスゆかりの偉人の名が付けられています。
万有引力を発見したイギリス人物理学者ニュートンの名を冠したハウスも。
また、メインとなる建物「マナーハウス」には、領主と夫人の部屋「キングズルーム」「クイーンズルーム」などがあり、優雅なイギリス貴族の生活が窺える調度品に彩られています。
映画『ハリーポッター』での食事風景を彷彿とさせる大食堂「リフェクトリー」があるのもココ。
ちなみに❝マナーハウス(manor house)❞とは荘園領主の館という意味。
食事の作法や礼儀を学ぶ場所という訳ではありません。
中世の貴族たちは自分の領地(荘園)にマナーハウスを建て、一年の半分をロンドンの邸宅で過ごし、残りはマナーハウスで過ごすという生活を送っていたそうです。
彼らが愛用したであろう調度品を建物内の至るところで見られるのも、ブリティッシュヒルズの嬉しいポイント。
優雅なウイングバックチェアや毛足の長い絨毯、美しいステンドグラスなど、目を奪われまくりですw
アンティーク好きな人には別の楽しみ方もできそうですね。
こういった❝中世英国へのこだわり❞は、外観やホテル施設だけでなく客室にも徹底されています。
例えば、猫足のバスタブ、艶やかな飴色のアンティーク家具、海外らしい四柱式ベッドなど、クラシックな雰囲気を演出するインテリアで統一されています(グレードによる)。
ブリティッシュヒルズの敷地に一歩踏み込めば、そこには完璧な中世英国の生活が待っているんです。
ここに外国人スタッフとの英語でのやり取りが加わるわけですから、イギリス以外の何物でもない!?
…というわけで、海外留学はちょっと…という人や、英会話教室より本格的な英会話に挑戦したい人、手軽に海外気分を楽しみたい人にもピッタリの旅行先なんです。
ブリティッシュヒルズの楽しみ方
さて、イギリス旅行の雰囲気を楽しむには宿泊利用が最もおすすめですが、食事や体験プログラムだけに参加する日帰り利用も可能で、十分堪能できます。
ブリティッシュヒルズでできる主なことを挙げますね。
【楽しみ方の例】
- 入場(ブリティッシュヒルズの見学)
日帰り:大人200円・小人100円
宿泊者:無料 - マナーハウスツアー
ブリティッシュヒルズのシンボル❝マナーハウス❞の中を巡る見学ツアー(所要時間 約40分)。
中世イギリス領主の優雅な生活と習慣が学べる。
英語と日本語で開催される(時間別)。
日帰り:大人600円・小人300円
宿泊者:無料 - 英語カルチャーレッスン(体験プログラム)へ参加
日帰りもOK。下記本文参照。 - 食事をする(一部日帰り利用OK、別項参照)
食事のみの利用OK:リフェクトリー、アスコットティールーム、フォルスタッフパブ
宿泊者専用:エグゼクティブラウンジ - イギリス土産を買う(日帰りOK、別項参照)
- 結婚式を挙げる(ウェディングプラン)
- アクティビティを利用する
テニス、バスケット、ガーデンゴルフ、クロスカントリー、そり、ジム、スヌーカーなどの利用。
※季節・時間・年齢などによる制限があるものも有り。
このように、日帰り旅行でもブリティッシュヒルズが提供する❝語学を含めた英国文化❞を十分に楽しめるというわけ!
でも、この❝英国文化❞には、とてもたくさんのコンテンツがあります。
例えば、自然の景観を活かしたイングリッシュガーデンも見応えがありますし、前述の中世建築様式もマニアなら別の視点から楽しめるでしょう。
豪華なインテリアはアンティーク好きにはたまらないでしょうし、本場イギリスのグルメを味わうのもいいですよね。
贅沢なロケーションを使って結婚式を挙げることもできます。
それでも、やっぱりおすすめしたいのは、中世イギリスの雰囲気をたっぷり味わえる ❝マナーハウスツアー❞!!
宿泊客は無料ですが、日帰りでも大人600円で参加できるので、ぜひ立ち寄りを♪
館内に一歩入ると、豪華で優美な装飾が施されたインテリアの数々が出迎えてくれます。
各部屋を巡りながら、特徴や由来を説明してくれるので、本当にイギリスで観光ツアーしている気分になれますよ!
日本語の案内もありますが、せっかくだから英語のツアーに参加してみましょう (^-^)ノ
ゆっくりと分かりやすい英語で説明してくれるので、大丈夫!
聞き取れなくても、なんとなくフィーリングで理解できるというものですw
興味深い❝うんちく話❞もたくさん聞けます。
ここでお伝えしてしまうとブリティッシュヒルズでの楽しみが減ってしまうので、あえて書きません(笑)。
現地ツアーを是非どうぞ!
そうそう、ブリティッシュヒルズは様々なドラマやPVなどのロケ地としても有名です。
どこを切り取って撮影しても、絵になりますからね~。
中でもドラマ『花より男子』には度々登場し、特に嵐の松本潤さん(道明寺司)が腰かけたイスは大人気。
松潤と同じポーズで座り、写真を撮るファンも多いのだとか。
最近では、2022年公開の映画『ブラックナイトパレード』のロケ地もブリティッシュヒルズ。
吉沢亮さん・橋本環奈さん・中川大志さん・渡辺圭祐さんなどが撮影で訪れていると思うと、気分も上がりますね!
さて、もう少し踏み込んだ英会話をやってみたい人におすすめなのが、❝英語カルチャーレッスン❞!
いずれも外国人講師が英語で教えてくれる(!)というもので、イギリス文化と英会話を同時に経験できるプログラムになっています。
【 英語カルチャーレッスン 】
参加者1人あたり3,800円(1講座:材料費・参加費込み)。要予約。
小学生以上(保護者も参加)・中学生以上などの参加条件があるものも有り。
どれもイギリスの伝統的な文化を体験できるので、本当に行ったときに会話のきっかけにできますよ。
英語で説明…と言われると難しそうに感じますが、体験してみると外国人の先生は皆とてもフレンドリー!
わかりやすい英語と大きなボディランゲージ(ジェスチャー)で表現してくれるので、なんとなく理解できた気分になれます(#^.^#)
失敗をしても笑顔でフォロー!
思わず「あ、こう言えばいいんだ!」と、思わぬ学びがあったりして(笑)。
レッスンの受講には予約が必要ですが、うまく予定を組めば色々体験することも可能!
旅の思い出に持ち帰れるものもあるので、記念になりますね。
リティッシュクラフトは複数の参加者がいる場合、どのクラフトに取り組むかは相談して決めるそうですよ。
その過程も旅先の思い出に。
ぜひ挑戦してみてください!
なお、マンツーマンでレッスンが受けられる「Highland Life」などのプランもあります。
一人参加なら濃厚な英語時間を過ごせそうですね。
食事とお土産
日本に居ながらにして本格的なイギリス料理が食べられるのも、ブリティッシュヒルズの楽しみの1つ!
もちろんメニューは英語、オーダーするのも料理の説明も英語ですw
この【前編】では概要だけお伝えします。
食事やテイクアウト、ギフトショップについては別記事【ブリティッシュヒルズ後編】にて1店ずつご紹介!
予約やドレスコードが必要な店や、宿泊者専用のエリアもあるので、ぜひご覧くださいね。
どの店もイギリスの❝違った表情❞を見せてくれるので、食事やショッピングをするだけでも海外旅行の気分が味わえますよ。
店舗周辺の街並みもイギリスそっくりなので、散策する価値ありです。
次は別の季節に訪ねてみたいな♪
なお、ドレスコードについても【 ブリティッシュヒルズ後編 】にて詳しく解説しています。
服装の具体例も紹介しているので、心配な方はチェックしてくださいね。
基本情報(住所/電話番号/Wi-Fi/問い合わせ先など)
※ 宿泊や日帰りでの利用方法については後述の別項をご覧ください。
アクセス
ブリティッシュヒルズは羽鳥湖高原の北側に位置します。
車でも電車でも行けるので、意外と楽にアクセスできますよ。
最寄りの駅やインターチェンジなどは下記をご覧ください。
都心からの所要時間も記載しますが、あくまでも目安です。
冬季の積雪時には余裕をみて出かけてくださいね。
また、飛行機を利用する場合は福島空港より車(所要時間1時間10分)となります。
送迎バスはないのでタクシー利用となりますが、一般よりも乗合タクシーの方がかなり割安に。
福島県の補助を利用できるので、1人でもお得に利用できますよ。
ただし、乗合タクシーは予約制なので、忘れずに予約を入れておきましょう(帰りの分も)。
乗合タクシー予約サイト(公式)
利用方法・施設情報
ブリティッシュヒルズは泊まる以外にも、食事やアクティビティ、英会話レッスン、など日帰り利用も可能です(別項参照)。
英語の勉強をしに行く訳でなくても、中世英国をモチーフにしたテーマパークへ遊びに行くつもりで利用するのもOK。
宿泊・日帰りそれぞれでの利用方法を簡単にまとめておきます。
予約前にぜひ参考にしてください!
宿泊
一般のホテルと同じように、宿泊は部屋のタイプをメインに、食事やアクティビティなどのプランを組み合わせて決まります。
宿泊客は「マナーハウスツアー」には無料で参加できるのが嬉しいですね。
その他の各レッスンは有料となります。
少々異なるのが、部屋タイプ「ドミトリー」とアクティビティ「英語カルチャーレッスン」の存在です。
「ドミトリー」とは寄宿舎のこと。
ブリティッシュヒルズでは語学研修で利用する学校や企業が利用している部屋タイプで4棟あります。
食事はビュッフェスタイルが主流。部屋はツインのベッドとデスク、タンス。
タンスの中には例の防寒マントが人数分用意されています。
ベッドはヘッドボードがあるタイプで、サイドテーブルが置かれ、タンスや床材とともにイギリスの学生寮らしいシックな色合いでまとめられています。
他の部屋のような優美さには欠けますが、質実を重視した部屋のイメージは、ハリポタの世界感に通じるかもしれませんね。
さて、ドミトリーの大きな特徴は、部屋にお風呂とトイレがないこと。
その分、他の部屋タイプよりリーズナブルに利用できるという訳です。
でも、共用のバスルームとトイレが同じフロアにあるのでご安心を。
個室のシャワーブース・洗面台・トイレが数個ずつ、同じ場所に設置されています。
共用とは言え、さすがブリティッシュヒルズ!
重厚なバスルームなので、高級感たっぷりです。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープも完備。
ドライヤーも洗面台に備え付けられています。
フェイスタオルやバスタオルは団体利用でも部屋に置いてありますよ。
ただ、ドミトリー用のアメニティ(共用)は残念ながらグレードダウン。
部屋タイプがスタンダードであれば、イギリスで人気の「Miller Harris(ミラー・ハリス)」、デラックスルーム以上であればイギリス高級デパートのみが取り扱う「REN(レン)」のアメニティが備えられていますよ。
そうそう、ドミトリーでは共用ラウンジにティーセットが置かれています。
紅茶は❝ダージリン❞や❝イングリッシュブレックファスト❞のティーパックが置かれていました。
各部屋にないのは残念ですが、他のお客と触れ合う機会にもなるので、ぜひ利用してみてくださいね。
自販機は宿泊棟やマナーハウスにもあります。
一方、スタンダード以上の部屋なら猫足のバスタブや凝ったインテリアや高級アメニティが置かれているのは前述の通り。
ティーセットも部屋で利用できます。
防寒マントのほか、バスローブも備えられており、イギリス生活を満喫できる設備が整えられていますよ。
宿泊料金は部屋タイプに料理やアクティビティのプランが組み合わさって決まります。
ブリティッシュヒルズにはレストランが3つあるので、どこで夕食をとるかがポイントに。
リフェクトリーを選んだ場合はドレスコードに合った服装も持って行きましょうね。
また、アクティビティ付きのプランはシーズン毎に異なります。
公式サイトで最新の情報を入手するのがおすすめ。
英語カルチャーレッスンだけでなく、期間限定の謎解き英語レッスンなども開催されるので、お見逃し無いように!
日帰り利用
ブリティッシュヒルズを日帰りで利用するには、入館料 200円(子供100円)が必要です。
この入館料のほか、食事代や各アクティビティの代金など利用した分だけかかります。
メインの建物内を英語で見学できる「マナーハウスツアー」は大人600円なので、ぜひ参加したいところ(別項参照)。
せっかくなので英語カルチャーレッスンにも参加して、作ったスコーンやクラフトを持ち帰るのはいかがでしょう(#^.^#)
待ち時間は敷地内の散策などをして、イギリス郊外の雰囲気を満喫するのがおすすめです。
もちろんレストランだけ利用するのもOK。
コース料理などは予約が必要な場合もありますが、食事だけならフラっと立ち寄るという手もあり。
イギリス雑貨などのお土産だけを買いに寄ることもできますが、それだけじゃもったいないというのが正直な感想です。
ぜひゆっくりと見学して海外旅行気分を味わってください♪