JAL国際線 事前登録でオンラインチェックインする方法と対象路線、登録後の流れなど徹底解説(旧 Webチェックイン)

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日本航空(JAL)の国際線を利用する人にイチオシしたいのが、この❝オンラインチェックイン事前登録❞。

設定しておけば自動的にチェックインしてくれるという便利なサービスです。

でも、すべての飛行機が該当するわけではなく、利用にあたっては少々注意も必要。

そこで、ここでは「JAL オンラインチェックイン事前登録」を徹底解説!!
メリット・デメリットと併せて、事前登録や空港での流れもわかりやすく紹介していきます。

JAL便を購入したら、ぜひお読みください♪

※ 掲載内容は記事執筆時のものです。最新情報は公式サイトにてご確認ください。

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オンラインチェックイン事前登録とは

大手航空会社を中心に導入が進められている、インターネット上で搭乗手続きが行える❝オンラインチェックイン❞。

JALでは2023年9月中旬より「Webチェックイン」から「オンラインチェックイン」に名称が変更され、本サービスも「オンラインチェックイン事前登録」となりました。

名称が変わったものの、内容は従来の「Webチェックイン事前登録」とほぼ同じ。
どんなサービスなのか概要だけ述べると、こんな感じです↓

【オンラインチェックイン事前登録】

  • 事前登録の設定をしておけば、便出発の24時間前に自動的にチェックイン(搭乗手続き)を完了し、搭乗前日に自動で搭乗券を届けてくれる。
  • 受付期間
    航空券購入後から、便出発予定時刻の24時間前まで
    (複数の便を予約している場合は一番早い旅程のもの)
    ※ 旅行開始後にも予約している便がある場合、前便の搭乗後24時間以降から、次の予約便出発24時間前まで

出典:JAL | オンラインチェックイン事前登録(JAL公式サイト)

飛行機に乗る際には航空券の購入だけでなく、搭乗手続きをすることが必要です。

従来通り、空港到着後にチェックインカウンターや自動チェックイン機で行う方法もありますが、繁忙期は長蛇の列になることも珍しくありません。

そこで前述のオンラインチェックインが導入されたのですが、手続き開始時間が❝便出発の24時間前から1時間前❞など決まっています。

海外へ旅立つ前日の慌ただしさの中、慣れないチェックインを一人で行うのは不安…という人もいることでしょう。
これを全面的に解決してくれるのが、今回ご紹介する「オンラインチェックイン事前登録」なんです。

なお、通常のオンラインチェックインはこちらの記事で解説しています(^-^)

メリット

では、事前登録にどんなメリットがあるのでしょうか?

  • 時間に余裕をもって、落ち着いて手続きができる。
  • 教えてもらう・一緒に操作してもらう機会を確保できる。
  • 空港で手続きが必要なケースが早く判明する。

通常のオンラインチェックインは出発の24時間前から手続きできますが、旅行の前日はウキウキ・ソワソワ…といった気分になりませんか?

持ち物の最終チェックや出発時間の確認など、やることも多いですよね。

そんな状況でチェックインの手続きすることを、億劫に感じる人もいることでしょう。
また、慣れた人ならともかく、Webでの操作を自力でやることに不安を感じるかもしれません。

でも、オンラインチェックインの事前登録なら、購入後すぐに取り掛かれるので、好きなタイミングで搭乗手続きができます。

さらに、わからないところがあれば中断し、別の日に誰かに教えてもらいながら進めることだって可能です。

JALのチャットサービスなどを活用する、時間的な余裕もあります。
通常のオンラインチェックインだと、聞ける相手は限られてしまいますからね。

また、意外と見落としがちなのが、オンラインチェックインが利用できないケースがあるということ。

でも、事前登録の手続きを始めれば、その事実に早く気づけます
あらかじめ空港カウンターで手続きをしなければならないと分かれば、当日の行動予定も修正できるというもの。

また、予約/購入時に座席の指定をしていなかった場合、少しでも早いタイミングで確保できるという点も、メリットといえるでしょう。

なお、オンラインチェックイン事前登録を利用しても、マイルをためることができます
マイル登録のやり方は【 解決編 】をご覧ください。。

デメリット

一方で、デメリットがないわけではありません。

  • すべての便で事前登録が利用できるわけではない。
  • 搭乗券を受け取り忘れる。
    (オンラインチェックイン完了メールに気付かない)

次項で詳しく触れますが、オンラインチェックイン事前登録を利用できる人や対象路線には、条件があります

また、通常のオンラインチェックインが搭乗手続きから航空券の発行まで一貫して行うのに対し、事前登録にはタイムラグがあります。

このため、便出発の前日に配信される❝完了メール❞を見落とすなどして、うっかり搭乗券を受け取り忘れた…という事態もないわけではありません。

事前登録を利用しても、出発前日にもやるべきことがあることを忘れないようにしてくださいね。

利用できる路線と条件

簡単にいうと一般的な旅行客の場合、❝JALで購入したJALグループの国際線航空券で、ツアーを利用しないもの❞であれば、オンラインチェックイン事前登録が利用できます。

…が、細かい条件もあるので、対象路線を詳しく見ていきましょう。

  • JALグループが運航する国際線の航空券であること
    ※ 日本トランスオーシャン航空利用の場合は、第一区間以外であること。
  • JAL公式サイト・JAL窓口などで購入していること
  • 個人手配の便であること(ツアー不可)
  • 搭乗に関して航空会社のサポートが不要であること
    2歳未満の子供がいる場合は座席指定まで可能(メールで搭乗券を受け取れない)。
    搭乗券は当日、空港のチェックインカウンターで受け取る。
  • アメリカへ行く場合、有効期限内の米国査証(ビザ)を持っていないこと
  • 予約記録に同日・同一空港発の予約便がないこと
  • 予約記録に同姓同名の同行者がいないこと

出典:JAL | オンラインチェックイン事前登録(JAL公式サイト)

逆に言えば、事前登録しようとしてもできなかった場合、上記いずれかの条件が満たされていない航空券ということが言えるわけです。

もう少し、この条件を掘り下げて説明しましょう。

まず、「JALグループの運航便」について。
JAL便はもちろんOKですが、コードシェア便はJALが運航するものだけが対象です。

ちなみに、❝日本トランスオーシャン航空❞はJALのグループ企業ですが、これに乗る場合は、旅程の最初が他のJAL運航便であれば事前登録の対象になります。

いきなり❝日本トランスオーシャン便❞に搭乗する旅程だと、対象外になっちゃうわけです。

また、JALグループの運航便であっても、パッケージツアーやダイナミックパッケージは対象外。
いわゆる個人旅行のような、航空券単体で、しかもJALで購入した国際線航空券だけが対象です。

ただし、JALが運航する国内線(国内区間)が国際線航空券に含まれる場合も対象となります。
チャーター便や、他の航空会社が運航するコードシェア便では事前登録が使えません。

そのほか、車椅子や特殊な医療器具を機内で利用する方、歩いて搭乗できない方など、飛行機の乗り降りや機内でのサポートが必要な場合は、事前登録だけでなくオンラインチェックイン自体が利用できないこともあります。

こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

さらに同じ認証番号で管理される予約記録の中に、紛らわしい航空券が含まれていると事前登録が利用できないとのこと。

同姓同名の同行者や、同じ日に同じ空港から飛び立つ飛行機の予約などは、システム的に区別ができないのかもしれませんね。

注意したいのが、予約を変更したあと、「eチケットお客様控え」の情報を新たに取得し直していないとき。

古い情報のままでは事前登録できません。
必ず最新のeチケット情報を取得し、それに基づいてオンラインチェックイン事前登録を行いましょう。

事前登録のやり方と空港での流れ

このように、とても便利な事前登録サービスですが、それで全てが完了するわけではありません。
前日や当日にやらなければならないこともあります。

そこで、ここでは事前登録の方法について、搭乗当日の流れも含めてご紹介していきます。
事前登録の手順は①~⑥、その後の流れは⑦~⑪なので、必要なステップをご覧くださいね。

なお、手順①で利用するwebブラウザは、
・Android端末:Google chrome
・Apple端末:Safari
が推奨です。

特にApple端末で Safari 以外のwebブラウザからアクセスすると、JALサイトで手続きできない不具合が発生することが知られています(解消されている不具合もあり)。

JALアプリ自体もApple端末だと正常に動作しない事例も報告されているので、うまくいかない場合は Safari からJAL公式サイトへアクセスしてみてくださいね。

それでは手順です。
・eチケットお客様控えなど予約の詳細がわかるもの
・パスポート
を用意したら始めましょう。

  • JAL公式サイトのトップページを開く。
    「予約管理」ボタン→「国際線」を選択→「航空券/特典航空券」を選択。
    ※JALアプリ利用の場合は、「オンラインチェックイン事前登録」をタップ。
  • 「予約確認」画面が開いたら、次のどちらかの方法で航空券を検索する。
    ・JMB会員:JMBお得意様番号・パスワードを入力するか、SNSのアカウントを利用してログインする。
    ・JMB会員以外:便名・搭乗日・姓名・予約番号を入力し、「予約詳細」をタップする。
  • 「予約詳細」画面が開き、予約の一覧が表示されるので、該当する予約を選択する。
  • ③の画面を下へスクロールすると「オンラインチェックイン事前登録」ボタンがあるのでタップ。
  • 「オンラインチェックイン事前登録」画面が開く。
    姓名、性別、生年月日、パスポート番号・有効期限・国籍、メールアドレス(搭乗券受け取り用)などの必要事項を半角英数字で入力し、できれば座席指定も行ってから「登録」ボタンをタップ。
    ※ 印刷またはモバイル搭乗券の保管が可能な端末で受け取れるアドレスを登録すること!
    ※ JMB会員情報に「メアド1」と「メアド2」を登録している場合は、後者(携帯用メールアドレス)に届く。
  • 「予約詳細」画面に戻れば事前登録完了!
  • 便出発の24時間前に、⑤で登録したメアド宛てに搭乗券が届く。
  • メールには「ホームプリント搭乗券」と、利用可能路線であれば「モバイル搭乗券」が添付されているので、使いやすい方を選んで受け取る。
    ※ ホームプリント搭乗券は印刷して当日持参、モバイル搭乗券はWalletなどに保存。
    ※ 搭乗券の印刷/保存方法は【 基本編 】を参照
  • 出発当日は⑧で受け取った搭乗券と、eチケットお客様控え、パスポートを忘れずに空港に持参する。
  • 空港到着後、預けたい荷物がある場合は手荷物カウンターへ、なければ保安検査場へ向かう。
    ※ ⑧で二次元バーコード付きの搭乗券(ホームプリント/モバイル)を持っている場合は、当日にチェックインカウンターへ行く必要はない。
  • 保安検査場を通過したら出国審査、税関などを通り、航空会社の指定時刻までに搭乗口へ向かえばOK。

出典:JAL | オンラインチェックイン事前登録(JAL公式サイト)

このように、事前登録しておけばチェックイン開始となる24時間前に自動で手続きが開始されます。
あとは、出発前日に搭乗券が配信されてくるので、印刷またはスマホに保存するだけ。

なお、⑦で自動配信されるメールを再送信することはできません。

もし、⑦のメアドに不具合があって、別のアドレスで搭乗券を受け取りたい場合は、次のようにタイミングによって変更方法が異なります。

  • 便出発の24時間以上前(⑦のメール配信前)
    予約管理画面から該当の航空券を検索し、登録済みのアドレスを変更する。
  • 便出発の24時間前過ぎ(⑦のメール配信後)
    通常のオンラインチェックイン(【基本編】参照)をやり直し、受信したいメアドを登録する。

事前登録しても搭乗券の受け取りは必須なので、絶対に発行してから空港に行ってくださいね!!
(モバイル搭乗券なら空港に向かう途中で発券できますがw)

特にスマホの機種変更などをした方はご注意ください。

万が一、24時間前を過ぎてもJALからのメールが受信できない場合は、こちらの【 解決編 】にて対応策をご紹介しています。ぜひご確認ください。

なお、日本帰国時の手続きは事前登録できるサービス「Visit Japan Web」が超便利!
詳しくは上記リンク記事をご覧ください!