旅行業界にサブスクという新しい風を吹き込んだ『HafH(ハフ)』。
毎月定額のコインを積み立てることで、人気の宿にも平日価格でいつでも泊まれるというのが人気の秘密。
その一方で、「魅力的だけど、ちょっと不安」「なんとなく怪しい」…と入会まで踏み込めない人もいるのではないでしょうか?
かくいう当サイト管理人Uni も検討中だけど疑心暗鬼に駆られている1人(笑)。
せっかく調べたので、同じく検討中の方と情報を共有したいと思います!
HafH(ハフ)に興味を持っている人や入会を検討している人に向け、メリット・デメリットもしっかりリサーチ!
主婦目線かつ元リケジョの分析力でガッツリ調べたので、悪い口コミが気になっている人もぜひご覧ください。
旅のサブスクHafH(ハフ)とは?
定期的に料金を支払ってサービスやコンテンツを楽しむサブスク(サブスクリプション)は、今や様々な分野で展開しています。
その中でも異彩を放つのが、旅のサブスクを提供する『HafH(ハフ)』。
HafH(ハフ)では毎月一定額を支払って、ハフ内で利用できる仮想の通過❝ハフコイン❞に引き替えます。
このコインを使って、人気の宿・ホテルにお得に泊まれたり、航空券の予約ができたりするサービスなんです。
使わなかったコインは繰り越しでき、足りない時は買い足すこともできます。
2023年現在、47都道府県はもちろん36カ国の宿泊施設が利用可能。
その数、国内813拠点・海外227拠点というのですから驚きです。
また、ホテルや旅館のみならず、ゲストハウスなどの多様な宿泊施設を扱っているところも魅力の一つでしょう。
しかし、最大のポイントは休前日や繁忙期なども平日と同じ料金という点。
また、いつでも無期限で休会でき、その期間の負担額は0円というのも嬉しいサービスです。
気軽に試し、合わなければ休会にできるのは、サブスクにつきものの不安を払拭できますね。
以下、『HafH(ハフ)』の概要や基本的な利用方法を見ていきましょう。
メリットやデメリットも別項にて解説しています。
HafH(ハフ)の会社概要
運営会社は『株式会社 KabuK Style(カブクスタイル)』で、2019年にHafH(ハフ)のサービスを開始しました。
社名の❝KabuK❞は❝歌舞伎・傾奇者(かぶきもの)❞が由来とのこと。
企業のビジョンが名前に込められていますね。
また、HafHとは❝Home away from Home❞の頭文字を取ったものだそう。
訳すと❝第二のふるさと❞。
…ハフを使って第二の家へ帰るように旅を楽しもう、といったイメージでしょうか。
創業3年で時価総額100億円を超える急成長!
旅をサブスクリプションで提供するという新しいサービスを生み出し、ライフスタイルの固定観念を打ち崩すようなアイデアと革新に満ちた会社です。
ハフ展開のスタートとなった長崎と、東京・恵比寿にオフィスを構えています。
でも、HafH(ハフ)の提携先が海外にも急増しているので、❝海外支店❞ができるのもそう遠い未来の話ではないかもしれません。
サブスクは解約が分かりづらかったり、サービスが見えにくかったりと不安な要素も多いですが、日本人が運営する会社のためか、Uniが調べていても非常に明快な印象を持ちました。
旅行業界にサブスクという定額制で革新をもたらし、世界を見据えた日本のスタートアップ企業として、テレビ東京『カンブリア宮殿』ほか多数のメディアからも注目を浴びています。
また、『日本サブスク大賞2021』ではグランプリを受賞!
提携施設もどんどん増え、多彩な旅がますます楽しめるようにサービスが拡大しています。
出典元:
「カンブリア宮殿」でHafH/KabuK Styleの特集が放映!番組内で紹介されたホテルまとめ – HafH
旅系サブスク「HafH」がサブスク大賞を受賞! | 株式会社バルコムテクノロジーズのプレスリリース (prtimes.jp)
ハフの仕組み:料金とプラン、コインについて
ハフは会員登録し、利用プランを選択して決済に利用するクレジットカードを登録すると利用できます。
※ 支払い方法については別項参照
プランは月々支払う代金により次の2種類があり、HafH(ハフ)内で使えるコインの月々の受け取り枚数が異なってきます。
- ベーシックプラン
毎月2,980円 を支払う ⇒ 毎月80コインを受け取れる - スタンダードプラン
毎月9,800円 を支払う⇒ 毎月300コインを受け取れる
宿泊するときは現金ではなく、自分が所有しているコインを使います。
2023年9月末現在、このコインを使って国内外30カ国、2,000以上の宿泊施設(ホテル・旅館・ゲストハウス・ホステルなど)の利用と、JAL航空券の購入ができます!
250コインから利用できる宿・ホテルもあるので、入会してすぐに旅に出ることも可能。
使わない月(=旅行に行かない月)はコインを貯めておけるので、都合の良いタイミングで旅行に行けます。
退会するまでコインは消滅しないし、有効期限もないので安心です。
また、所有コインが足りなくても大丈夫!追加購入できますよ。
- コインの追加
3,300円で100コイン購入可能
※ 購入は100コイン単位で、1か月の上限20万円(6,000)
このように、プランの違いは月額費用とそれに伴って受け取るコインの枚数のみ。
利用できるホテルや旅館、航空券などのサービスに違いはないので、良心的ですね。
ただし、ハフが年に数回行うキャンペーンにはスタンダードプラン限定のものもあります。
お得なチャンスを存分に活用したい人は、スタンダードプランの方が還元率が高いのでおすすめです。
また、アップグレード、ダウングレード、休会といったプランの変更はいつでも自由。
特に休会中(おやすみプラン)は支払いを完全にストップできるので、かなり良心的!!
コインの積立は停止となりますが、貯めたコインはそのまま保存できます。
縛りが一切ないのも好感が持てました。
また、休会・退会の申し出がない限り自動継続です。
毎月の会費が引き落とされ、コインが溜まっていきます。
プランの変更方法や休会・退会については【ハフ(HafH)応用編】をご覧ください!
ただし、支払日の変更はできない(次項参照)ので、プラン変更のタイミングには気を付けてくださいね。
YouTubeの紹介動画(HafH公式)もありました。
気になる方はどうぞ!
支払い方法
HafH(ハフ)の月額料金(月会費)は前払い方式。
支払い方法はクレジットカードのみが使えます。
また、申込日の❝日付❞と同じ日が毎月の支払日になります。
【 決済方法 と 支払日 】
- 本人名義のみ
- クレジットカードのみ利用可
VISA、MasterCard、JCB、Diners、American Express のいずれか - 支払日
申し込みを行った日付けが毎月の引き落とし日
例:12月6日に申し込んだら毎月6日が決済日となる。
※ 申込日が29・30・31日で、その日付がない月の場合は末日が決済日になる。
今のところ、コンビニ決済や銀行振込、電子マネーなどは使えません。
また、請求日の変更は基本的にできないので、クレカ登録の銀行残高には注意してくださいね。
請求日のタイミングを変えたい人は、休会(おやすみプラン)か退会して引き落とし日にしたい日に有料プランへの品行や再入会をしましょう。
ただし、注意点もあるので、【ハフ(HafH)応用編】をご覧くださいね。
HafH(ハフ)の利用方法
日本内外の1,000を超える多様な宿泊施設を、平日と同じ価格でいつでも利用できるのがHafH(ハフ)の魅力。
ここでは実際にハフを利用する際の予約やキャンセル方法について紹介します。
ハフの使い方の核なので、入会前にしっかり理解しておきましょう。
なお、ハフの手続きはすべてインターネット上で行います。
初回の会員登録後、ログインして利用しましょう。
また、会員登録できない…という人は、次に該当する可能性があります。
この場合は❝退会手続きをした人❞とみなされるため、登録には注意が必要です。
詳しくは【ハフ(HafH)応用編】をご覧くださいm(__)m
予約のやり方と流れ
ハフ(HafH)での予約方法は一般的な宿泊予約サイトの使い方とほぼ同じ。
予約は宿泊施設・航空券とも90日前から当日まで可能です。
異なるのは、
- 即時に予約成立にならない場合がある
予約を申請した後、宿泊施設からの連絡を待つ時間(下記手順⑨)がある。 - 支払いにハフコインを使う
コインが足りない場合はコインを購入する必要がある。
という点です。
そのため、ハフでの予約から宿泊までの流れは次のようになります。
- ハフ(HafH)公式サイトにアクセスし、検索ウインドウをタップする。
検索ウインドウはサイト上部、または中間部にあります。 - 旅行の日程や目的地(都道府県でもOK)、人数の条件を入力し、検索する。
※ 日程が決まっていない場合は「日付未定」を選択(パソコンでは✓を入れる)。 - ②の条件に該当するホテル・旅館が表示されるので、好みのものをタップ。
※ パソコンではマップも表示される。 - ③で選んだ施設のページで、部屋タイプを選び「空室確認」をタップ。
- 宿泊人数をプルダウンメニューから選ぶ。
複数人で泊まる場合は間違えないように! - カレンダーからチェックイン・チェックアウトする日を選び、「次へ」をタップ。
- 予約情報のページが開くので、人数の内訳をプルダウンメニューから選択する。
- 予約方法(予約者が支払うor割り勘にする)を選択する。
※ ❝わりかん予約❞は利用者全員がハフの会員の場合のみ利用可能。 - 最下部にスクロールして「予約申請」をタップする。
【即時確定施設の場合】
予約申請と同時に予約が成立
【リクエスト申請の場合】
宿泊施設が空き状況を確認するので、メールで結果が届くまでしばらく待つ。
・空室あり→予約確定
・空室なし→受け入れ不可 - 予約完了。
旅行当日をお楽しみに!
キャンセル時はキャンセルポリシーに注意(次項参照)!
流れに沿って進めていけば、一般的な宿泊予約サイトと同様に手続き完了!
ただし、「リクエスト申請方式」の宿泊施設は❝予約申請❞をしたあと、施設からの返信があるまで予約が完了しません。
施設側がリクエストされた日程での空室状況を確認したうえで、宿泊可能のメールが来た場合のみ❝予約確定❞となります。
宿泊施設からの返信まで通常でも1~2日間ほどかかります。
「リクエスト申請方式」の施設を利用したい人は、余裕をもって予約申請するのがおすすめです。
また、「即時確定方式」の施設は申請と同時に予約成立となりますが、最低でもシステム上の処理に数時間~24時間くらいかかります。
予約がきちんと確定しているか、ログイン後の「予約一覧」で確認することを強くおすすめします。
キャンセルのやり方
予約成立後、キャンセルしたい場合はログイン後の「予約一覧」から手続きしましょう。
- ログイン後、「予約一覧」画面を開く。
- 「宿泊予約一覧」の今後の予約の中からキャンセルしたい施設を選ぶ。
- 予約詳細画面が開いたらスクロールし、下部の「予約をキャンセル」ボタンをタップ。
- キャンセル手続き完了のメールが登録済みアドレスに届く。
なお、キャンセル時は手続きのタイミングに注意!
いつまでに申し出るかによって、キャンセル料に違いが生じるからです。
確定済みの予約(予約成立)時のハフのキャンセルポリシーは、次の通りです。
- チェックイン前日(宿泊前日)
キャンセル料 無料 - チェックイン当日0時以降(宿泊当日)
キャンセル料 全額負担
宿泊当日のキャンセルはハフコイン全額返却不可となるので、予定が変わった場合は早めにキャンセルしましょう。
一方、宿泊前日なら利用予定のハフコインが全額戻ってくるので、ハフはとても良心的!
キャンセル完了と同時にコインが返却されますよ。
これなら返却されたコインを使って、別日程ですぐに予約を取り直すことも可能。
早めにキャンセル手続きして、コインを無駄遣いしないようにしましょうね。
なお、予約が確定する前(未確定予約)なら当日キャンセルも無料で可能!
予約確定になる前に、急いで手続きしてくださいね。
メリット・デメリット
ここまでハフについて紹介してきましたが、おすすめポイントと気になる点をメリット・デメリットに分けて簡単にまとめてみました。
【メリット】
【デメリット】
いろいろ調べると、以前は繰り越しできなかったハフコインが現在は可能になっていたり、宿泊施設が増えたりして、ハフも進化し続けています。
個人的な感想ですが、ハフにはサブスク特有の❝縛り❞がないので、気楽に始められると感じました。
HafH(ハフ)に向いている人・いない人
以上を踏まえて、ハフ(HafH)を利用するのに適している人や利用シーンを具体的にイメージしてみましょう。
【ハフを活用できる人】
【ハフを活用しにくい人】
提携している宿泊施設は増えたとはいえ、ハフが人気の観光スポットをすべて網羅しているわけではありません。
また、往復の旅程や現地でのアクティビティなどは自分で手配する必要があります。
(ハフでの航空券手配や宿泊施設のプランなど別途利用できるものもあります。)
夫婦や親子・友人2人での旅行は問題ないですが、2人部屋を超える部屋の予約枠がないため、3人以上のファミリーやグループ旅行にはあまり向いていません。
一方で、ドミトリータイプなど他とは違う旅行をしたり、日常から切り離してリモートワークするなど、多様な利用目的に活用できる側面もあります。
❝サブスク❞で楽しむ新しい旅のカタチ『ハフ(HafH)』。
お試し感覚で初めて、いつでも休会できる『ハフ』を使って、新しい❝何か❞を探しに出かけてみませんか?