韓国旅行には絶対に必要になったK-ETA。
アプリでもパソコンでも申請できるので、実は結構かんたんです。
でも、慣れないと思わぬところで先に進めなくなることも。
また、申請できたのに結果の通知が届かない、あるいは拒否されたというケースもあります。
そこで今回はK-ETA申請の手順を1ステップずつ徹底解説!
アプリでもパソコンでも分かるように、やり方やメリットをお伝えします。
また、よくあるトラブルの解決方法や問い合わせ先もご紹介。
72時間前までの認証が推奨されているK-ETA、この記事を読んでサッと終わらせちゃいましょう!
K-ETAとは(メリット・デメリット)

K-ETA(※)とは「大韓民国電子旅行許可」およびそのシステムのこと。
※ K-ETA:Korea Electronic Travel Authorization の略
簡単にいえば❝事前旅行許可書❞のようなもの。
韓国に旅行する人が事前に申請し、韓国政府に入国が許可されると韓国行きの飛行機に乗れるようになります。
重要なのは❝K-ETAの許可が下りていなければ、韓国行きの便にも搭乗できない❞という点。
日本の空港や港から出られないわけです。
近年では、自国を国際犯罪などの脅威から守るため、アメリカなど多くの国でK-ETAのような❝電子渡航認証❞が導入されています。
そして、私たち旅行者にとってもメリット・デメリットが。
まずはK-ETAの特徴を確認しておきましょう。
【メリット】
- 入国カードを書かなくて良い。
機内などで配られる入国カードへの記入が免除される。 - 家族など同行者分をまとめて申請できる。
一度に50名分まで。 - 入国審査がスムーズ。
イミグレーションではパスポートのICチップとK-ETAの情報を照合するだけで終了する。
(再審査される場合もある) - 一度申請が許可されれば、3年間は再申請不要。
【デメリット】
- 観光ビザが不要でもK-ETAを申請する必要がある。
- オンラインで手続きしなければならない。
- 代行業者に依頼する方法もあるが割高になる。
(悪徳業者や悪徳サイトも存在するので注意) - 専用アプリが落ちやすい、公式サイトのメンテナンス中は使えない。
実際にK-ETAの申請手続きをして、厄介だったのは突然アプリが落ちること。
1回の申請中に2回落ちたこともあります(iPhone利用)。
また、パソコンからK-ETA公式サイトにアクセスしようとしたら、メンテナンス中(平日の昼間なのに…)で使えず、その翌日も不具合があったのかサイトが開けず…ということがありました。
どんな事情やデメリットがあったとしても、K-ETAは韓国渡航に必要なもの。
自分にとってデメリットの少ない方法で申請しましょう。
そして、とにかく時間に余裕をもって、早めに申請することを絶対におすすめします!!
K-ETA の申請が必要な人
K-ETA申請の該当者は、
18~64歳で日本のパスポートを持ち、入国日から90日以内(滞在可能な最大日数)の短期滞在者
です。
目的は観光のほか、商談や会議、韓国内の展示会訪問なども含まれます。
報酬を伴わないコンテストやイベントに参加(出演)する場合も、K-ETAだけでOK。
個人旅行だけでなく、ツアー旅行のような団体でも申請が必要です。
一方、語学留学などで90日以上の滞在する場合や、韓国内で賃金(報酬)が発生するようなケースでは、目的に合ったビザ(例:留学ビザ、就労ビザなど)が必要。
ビザがあればK-ETAは申請不要です。
なお、2025年12月31日まで日本を含めた一部の国と地域を対象に、韓国政府は「K-ETA免除プログラム」を実施しています(当初の予定より1年延長となりました)。
この期間中は申請料が不要になるので、その分お得に旅行できるわけです♪
K-ETAアプリなど申請サイトのトップ画面に「あなたは免除プログラムの対象者ですよ。それでも申請しますか?」と告知されるので親切ですね。
ただし、K-ETAが免除でも入国カードは必要です。
機内で配布、または空港などのイミグレーション近くに設置されているので記入しましょう。
記入項目はK-ETAと共通しているので、本サイトを参考にすれば安心です!
なお、2025年2月24日からは韓国でも電子入国申告(e-Arrival card)が導入されます。
e-Arrival cardとは今まで機内などで配られていた入国申告書をオンラインで申請するもの。
入国審査にかかる時間が短縮できるので、電子入国申請を利用するのもおすすめです!
電子入国申請は72時間前から可能なので、出発前の余裕があるタイミングで済ませておくと楽ですよ。
基本情報(料金・有効期限など)
K-ETAはビザ免除で渡航する人に必要な❝事前旅行許可書❞。
一般的な旅行で韓国を訪れる人は全員が申請の対象となります。
以下にK-ETA申請に必要な基本情報をまとめて紹介しましょう。
誰が申請するかも気になるところですね。
原則本人が行いますが、代行業者や旅行代理店にやってもらうこともできます。
料金は様々で詐欺まがいのところもあるので、信頼できる業者に依頼しましょう。
自分で申し込むなら安いですし、アプリなら偽サイトの心配がないのでおすすめ!
流れに沿って登録していくだけですし、アプリは写真のアップロードも不要なので簡単ですよ。
(詳細は別項の手順にて。)
手数料は10,000ウォン。
為替レートにもよりますが、日本円にすると1,000円くらいです。
クレジットカード決済ですが、親名義など本人以外のクレカでも使えますよ。
カード名義人の名前を間違えないように入力してくださいね。
なお、最終的な入国可否の判断は、現地のイミグレーション(入国審査カウンター)で行います。
申請内容に不備があった場合、韓国まで行っても空港や港で入国拒否される可能性があるので、注意してくださいね。
申請方法・必要なもの
初めに必要な書類やものを準備しましょう。
顔写真はいわゆる❝証明写真❞をイメージして撮りましょう。
背景は単色、派手な服や帽子を含めた装飾品はなし。
正面を向き、できるだけ影が入らないように撮りましょう。
顔の大きさは画面全体の面積の4分の3(75%)くらいが適当です。
パスポートの写真と違うものでも大丈夫ですよ。
メールアドレスは審査結果の受け取り用として必要です。
受信拒否設定をしないよう、注意してください。
その他の詳しいやり方やポイントは、下記手順の中でご案内していきますね。
アプリでのやり方
まずは手軽なスマホアプリでの申請方法を紹介します。
※ iPhoneの画面で説明していますが、アンドロイド端末もほぼ同じ。
アプリだと一連の登録作業の中で顔写真を撮影し、そのまま登録ができるのも便利なところ。
カメラ機能へのアクセスを許可するか聞かれたら、許可しておきましょう。
撮影ができるようにヘアメイクを整えておくことをおすすめします!
ただし、パソコン利用の方が便利な点もあります。
後述するパソコンの項をご覧くださいね!
また、K-ETAの申請は出発の72時間以上前に完了させるように気を付けましょう。
さて、K-ETAアプリを開くと、はじめに下記画像のような案内画面が立ち上がります。
…しかし、アプリのアップデートに対応しておらず、現在の画面とはボタンの位置が異なっています。
読まなくても困ることはないので、下部の×印(Close)で閉じてしまいましょう!

するとトップ画面が表示されます。
「Apply for K-ETA」をタップすると新しいメニューが表示される(下記画像参照)ので、「Create new application」を選択してください。

ここから本格的な登録作業の開始です。
画像とともに解説していきますね。
ステップ① 居住エリアなどの登録
- Select continent/region:居住エリアの選択
→「ASIA-PACIFIC」を選ぶ。 - Select the citizenship /nationality shown on your passport:パスポート記載の国籍を選択
→「JAPAN」を選ぶ。

ここで日本を選択すると、下記画像のようなインフォメーションが表示されることがあります。

これは2025年末まで日本人がK-ETA免除プログラムの対象なため。
2026年1月1日以降は日本人でもK-ETAの申請が必要になります。
また、免除期間でもK-ETAを申請しておくと、K-ETAの有効期間内は入国カードの記入が免除されます。
申請料(約1,000円)が必要ですが、手間を省きたい人は「Agree(申請を続ける)」をタップして先へ進んでください。
国籍の選択画面の下には、K-ETA申請に必要な情報や用意すべきものが一覧表になっています。
前項の通りなので、ここでは割愛しますね。
さらに下へ進むと、個人情報の取り扱いなどについて同意を求められます(画像参照)。
「Agree(同意)」「Disagree(拒否)」の質問にはすべて同意してください(拒否すると先に進めません…)。

- Do you agree to the collection and …などの質問事項すべて
→ 「Agree(同意)」を選択
一番下までスクロールすると「Next」が出てくるのでタップしましょう。
ステップ② メールアドレスの登録
- Passport Number:パスポート番号
→ 申請者のパスポート番号を入力 - E-mail Address (Correct input upper and lowercase is required.)
:メールアドレスを入力(大文字・小文字も正確に)

次のページではパスポート番号とメアドを登録します。
どちらも間違いのないように正確に入力してください。
念のため、メールアドレスは韓国内でも受け取れるものがおすすめです(Gmailやyahoo!メールなど、どこからでもアクセスできるもの)。
入力が済んだら、下部の「Next」をタップしてください。
ステップ③ パスポート情報の入力
次はパスポート記載の国籍・有効期限などの詳細な情報を入力していきます。
手入力もできますが、便利なカメラ読み込みがおすすめ!
手元にパスポートを用意したら、下記画像の「Add File」をタップしましょう。

するとカメラ機能が立ち上がります。
枠の中に自分の顔写真があるパスポートページが収まるように調整しましょう。

カメラ入力に成功すると、次の画像のように国籍や性別、氏名、生年月日、パスポート番号、有効期限などが反映されます。

間違いがないか、必ず目視で確認しましょう。
読み込めない・反映された情報に間違いがある…等の場合は修正してくださいね。
ここまで入力した情報は下部の「Save Temporarily」をタップすると一時保存できます。
K-ETAアプリが作業中に突然落ちたことがあるので、一時保存をおすすめします(^^;
終わったら「Next」をタップしてください。
ステップ④ 申請情報の入力

1つめの質問は「日本以外の国籍を持っていますか?」というもの。
日本国籍だけの人が大半だと思うので、「No」を選択してください。
2つめは「携帯電話の番号の登録」です。
初めから国番号は「JPN 81」が選択されていると思うので、その後ろのボックスに自分の携帯番号を090,080などから続けて入力してください。
3つめは「韓国に旅行したことがありますか?」という質問。
なければ「No」、あれば「Yes」を選択しましょう。
4つめは韓国入国の目的です。
個人旅行なら「Tour(Individual Travel)」、グループ旅行なら「Tour(Groupl Tour)」でOK。
会議や打ち合わせなどの商用なら「Meeting」、治療目的での滞在なら「Medical Treatment」となります。
なお、「韓国旅行前に入国の目的が変わった場合は修正してください」という注意が朱書きでされています。
後述するやり方で正しく修正してくださいね。
さて、次が最難関!
韓国での滞在先情報の登録です。
宿泊するホテルの住所などを入力して検索するという、少々面倒くさいやり方になっています。
まずは、下記画像のように言語を選択してください。
ハングルがわからない人は英語「ENG」を選ぶのがおすすめです!!

言語をタップすると下に示した画面に変わり、住所の入力を求められます。
住所の他、郵便番号・通り(道路)の名称・建物名でも可能です。
…が、ホテル名を入れても検索できず、結局住所を入力することに。
ホテルの住所がわからないときは「Booking.com」「agoda」「Hotels.com」などのホテル検索サイトで調べるのがおすすめですよ。

例えば住所を入力すると、その付近の建物と思われる住所がずらっと出てきます。
その中からホテルの住所と一致しているものをタップすればOK。
すると、1つ前の画面(言語を選択した画面)に住所が入力されます。
下の枠にホテル名など滞在先の名称などを英語で手入力しておきましょう。
まだ宿泊地が決まっていない場合は「利用する空港の住所」でも大丈夫。
日帰り旅行の場合も空港の住所でOKです!
【 日帰り・宿泊施設未定の場合の住所入力例 】
- 仁川国際空港(ソウル)の住所
第1旅客ターミナル:22382 仁川市中区空港路272
第2旅客ターミナル:22382 仁川市中区第2ターミナル大路446 - 金浦国際空港(ソウル)の住所
ソウル特別市 江西区 果海洞274番地 - 金海国際空港(プサン)の住所
釜山市 江西区 大渚2洞 2350 - 済州国際空港(チェジュ島)の住所
済州特別自治道 済州市 空港路2(済州道 済州市 龍潭2洞 2002番地) - 大邱国際空港(テグ)の住所
大邱広域市 東区 枝底洞 400-1
さらに下の枠に韓国での連絡先(電話番号)を入力し、現在の職業を選択しましょう。
職業リストの和訳は下記を参照くださいね。
- Please enter your contact number in Korea.:韓国での電話番号を入力
ホテルや知人宅など滞在先の電話番号が一般的。
宿泊先が未定の場合は、自分の携帯電話番号(注:090や080などの前に「81」を付けて入力) - Select the category that best represents your current job.:現在の職業を選択
Unemployed:無職
Self-employed:自営業
Agricultural and livestock industries:農業・畜産業・水産業
Office worker:会社員
Public officer:公務員
Student:学生
Housewife:主婦/主夫
Other:その他

続いて現在の健康状態の確認です。
次にあげる15種類の感染症にかかっていなければ「No」を選択してください。
また、犯罪歴などについても聞かれます。
なければ「No」を選択してください。
- Are you currently suffering from any of the following diseases?
:現在、以下の病気にかかっていますか?
:コレラ、ペスト、黄熱病、SARS、動物性インフルエンザへの感染、新型インフルエンザ、MERS、エボラ出血熱、結核、マールブルグ熱、ラッサ熱、クリミア・コンゴ出血熱、天然痘、ジフテリア、新興感染症
→なければ「No」を選択 - Have you ever been arrested,charged、or convicted of a criminal offense in your country or abroad?
:日本または海外で、刑事犯罪で逮捕・起訴・有罪判決を受けたことがありますか?
→なければ「No」を選択
次は顔写真の登録です。
アプリならそのまま顔の撮影ができるのも良いところ。

パスポートと同じ写真をアップロードする必要はありません。
現在の状態で大丈夫。
ですが、いわゆる❝証明写真❞と同じように背景はできるだけ単色にし、無帽、派手な装飾品・メイクはせずに、真正面から撮影しましょう。
サングラスはNGですが、メガネはしたままでOKです。
画像サイズは20MB以下にしてください。
撮影が終わると画面に「Inform」と表示されるので「Close」で閉じると顔写真がアプリ内に埋め込まれます。
撮り直したいときは「Deleate」をタップしましょう。
念のため、この段階でも入力情報を一時保存しておくことをおすすめします。
「Save Temporarily」をタップしてから「Next」をタップしましょう。
すると、「!」が出て、入力情報に間違いがないか聞かれます。
なければ「Confirm」をタップし、先へ進んでください。
ステップ⑤ 入力情報の確認
ここでK-ETAアプリに入力した情報の最終確認を行います。
一覧で表示されるので、もう一度よく確認してください。
下部の「See More」をタップして、隠れている入力内容も漏らさずチェックしましょう。
※ 「No」と回答した部分は「N」と表示されています。
もし間違いを見つけたら、その下部にある「Edit」をタップすると修正できますよ。
問題がなければ下部の「Make Payment(支払い)」をタップしてください。
すると「!」が表示され、仮に間違いなどがあって審査に落ちても手数料は返金されないことが説明されます。
申請して良ければ「Confirm」をタップし、支払いに進んでください。
K-ETAの申請手数料は KRW 10,000(日本円で約1,000円)です。
支払い方法はクレジットカードまたはデビットカードのみ。
利用可能なクレジットカードは、VISA、MasterCard、AmericanExpress、JCB です。
これらのカード会社のロゴをタップすると、下記の画像のようにカード情報の入力を求められるので、打ち込んだら「Next」をタップ。

ステップ⑥ 申請が終わったら
「Confirm」をタップして支払いが完了すると、登録済みのメールアドレスに❝申請完了メール❞が届きます。
そして審査が行われ、早ければ30分後、多くはその日のうちに❝審査完了メール❞が届きます。
遅くても72時間以内には届くので、メールには注意していてくださいね。
審査完了メールは韓国旅行に行くときに持っていくスマホに保存しておくのがベスト。
スクショを撮っておくと安心ですね。
印刷して持参するのもおすすめです。
…といっても入国審査時はパスポートを提示するだけ。
K-ETAはパスポートと連動しているので、通常であればK-ETAのどこの画面も見せる必要はありません。
メールが届かない場合は別項をご覧ください。
パソコンでのやり方
パソコンでの申請方法も、流れはK-ETAアプリとほぼ同じです。
K-ETA公式サイトから申請手続きを始めましょう。
Official Korea Electronic Travel Authorization Website, Korea Immigration Service < K-ETA
偽の業者サイトに注意(非常によく似ていて紛らわしいです)!
韓国政府の正規のサイトであれば、手数料は10,000ウォンのみです!!
手数料参照:K-ETA 申請手数料 < K-ETA ガイド < K-ETA
なお、パソコンでの申請には大きなメリットが!
なんと申請項目の表示が日本語対応なんです♪
日本語に対応していない部分もあるので、前述のアプリ版の説明にある和訳を参考にして頂ければ問題なく申請できると思います。
その他の大きな違いといえば、K-ETA申請用に登録する顔写真をアップロードする点。
そのため、パソコンで申請するときは事前に撮影しておくと良いでしょう。
申請作業を中断/再開したいとき
K-ETAの登録作業をしていると、ページ下部に「Save Temporarily(一時保存)」というボタンが表示されることがあります。
このボタンをタップしておくと、そこまでの入力内容が保存される仕組み。
中断したい場合はこのボタンのある所まで入力し、必ずボタンをタップしてからアプリを閉じましょう。
申請作業を再開したいときは、K-ETAアプリのトップ画面で「Continue existing application」を選択します。
パスポート番号と登録済みのメールアドレスで認証が必要なので、入力しましょう。
そのあとは未記入項目の入力を続けてくださいね。
2回目以降の韓国旅行のための修正方法
一度申請しておけば、K-ETAは3年間有効です(2023年7月3日以降の申請分)。
しかし、前回の旅行とは滞在先(ホテルや知人宅など)が変わることが多いと思います。
旅行の目的が異なる場合もあるでしょう。
このような場合は情報を上書き修正しなければなりません。
K-ETA有効期限内なら滞在先などの情報変更は何度でも無料でOK!
入国できなかった…というトラブルがないように、事前に正しい情報に修正しておきましょうね。
【 修正のやり方 】
- K-ETAアプリのトップ画面を開き、右上のメニューボタン「=」をタップ。

- 「Check K-ETA Results」をタップし、展開したメニューの中から「Eddit Information」を選択する。

- 登録済み情報の検索を行うため、下記情報を入力する。
・「Application Number or Passport Number」:申請番号またはパスポート番号
・「Date of Birth」:生年月日
ちなみに申請番号は前回旅行時の申請完了メールに記載されています。
メール削除済みの人は迷わずパスポート番号を入力しましょう!
入力したら「Check Status」をタップ。
- すると❝入国カード❞の画面に切り替わる。
前回の韓国旅行時の情報が記入されているので、下部の「Eddit(編集)」ボタンをタップ。 - 下記のどちらかの方法で今回の旅行の滞在先情報を入力する。
・「Find Postal Code」:郵便番号での検索
・「Road Name address」:通りの名称からの住所検索 - リストの中から一致するもの・近いものを選び、下の空欄にホテル名などの詳細情報を入力する。
- 続けて、滞在先(ホテルや知人宅)など韓国での連絡先となる電話番号を入力する。
- 旅行の目的をリストから選ぶ(和訳は前項参照)。
- 最下部の「Save」をタップ。
- 先ほどの入国カードの情報が、新しい情報に上書きされていることを確認する。
以上で修正は完了。
この作業は再申請ではないので、手数料は無料です。
余計なトラブルに巻き込まれないためにも、きちんと修正しておくのがおすすめです。
K-ETAの再申請・新規申請が必要になる場合
K-ETAの有効期間内でも再申請が必要になるケースがあります。
2回目以降の韓国旅行の人は該当していないか、下記一覧をチェックしてくださいね。
【 K-ETAの再申請が必要なケース 】
K-ETAにはパスポート情報を登録し、それに基づいた入国審査が行われています。
そのため、有効期限や氏名などパスポートの記載事項に変更が生じた場合は、再申請が必要になります。
検疫情報や犯罪に関する申告の変更がある場合も、再申請の対象です。
また、パスポートに関係ないですが「メールアドレス」を変更した人も再申請が必要です。
なお、再申請する場合は、初回と同様の手続きとなるため申請手数料も必要です。
クレジットカードを用意して、手続きに進みましょう。
また、入力の途中で、
「すでに有効なK-ETA承認記録があります。申請を続けますか?キャンセルを押した場合、ホームに移動します」
というメッセージが表示されます。
確認ボタン(「Confirm」など)を押して先へ進んでくださいね。
また、注意したいのが「前回の韓国旅行時は18歳未満のためK-ETA免除対象」だった人。
18歳以上は新規での申請が必要になります。
❝韓国旅行=K-ETA必須❞という感覚が乏しいため、旅行の準備の段階で申請手続きが漏れないように気を付けてくださいね、
なお、K-ETAの対象年齢は「韓国入国時点で18歳の人」です。
入国日と誕生日が同じ日なら、K-ETAが必要。
入国した翌日以降に誕生日を迎えて18歳になる人は、申請不要ですよ。
なお、変更の回数には上限があります。
【 再申請ができる回数(申請後にやり直せる回数) 】
180日間で3回以上申請を行った場合、そのうち1回目の審査完了日から180日間は再申請できない。
既に旅行のスケジュールがある場合は、実質的にはやり直しは2回までということ。
くれぐれも変更回数制限に引っかからないよう、入力時には最新の注意を払って申請しましょう。
渡航認証拒否の通知メールが届いた場合は、後述する別項をご覧ください。
解決編・お問い合わせ先
比較的スムーズに申請できるK-ETAですが、実際にやってみると分かりにくい部分も多々ありました。
ここからは管理人Uni が困ったことや疑問に感じたことを、覚え書き的に【K-ETA解決編】としてまとめておきます。
併せて【問い合わせ先】や問い合わせ方法もご紹介しておきますね!
有効期限の確認方法
有効期限が3年間と長めのK-ETA。
手近な海外旅行先のため、頻繁に韓国旅行へ行く人には有難いですよね。
一方、その長さゆえに「いつまで有効かわからない」と期限を忘れてしまった人もいるでしょう。
まずはK-ETAの❝審査完了メール❞が残っていないか、受信トレイを確認してみましょう。
メール受信日がわかれば、そこから3年後が有効期限です。
手掛かりが何もない場合は、下記の【お問い合わせフォーム】を利用して確認しましょう。
少し時間がかかるので、余裕をもって行うのがおすすめです。
【 K-ETAの有効期限 確認方法 】
- K-ETAの【 お問い合わせフォーム 】を開く。
- お問い合わせの種類にあるメニューから「K-ETA 有効期限に関するお問い合わせ」を選ぶ。
- 申請者を選択し、わかれば申請番号を入力する。
- 言語を選択する(英語がおすすめ)。
- 内容欄に記入する。
例:Please let me know when the K-ETA expires.
(K-ETAの有効期限を教えてください。) - 「Ask Us(お問い合わせ)」ボタンを押す。
問い合わせメールを送ると、照会内容を確認してくれるので回答メールを待ちましょう。
なお、新たに申請することにした場合、有効なK-ETA承認記録があると、その旨のメッセージが表示されます。
これはその日時点で有効なK-ETAがあることに間違いありませんが、具体的な期限は不明なままです。
もしかしたら、韓国入国当日は期限切れになっている可能性を否定できません。
「そろそろ期限が切れる時期だった気がする…」という人は申請手数料がかかりますがそのまま進み、新しくK-ETAを取得するのもおすすめです。
申請内容を変更したいとき
K-ETA申請完了後、登録情報の間違いに気づいた場合、その内容により対応が異なります。
K-ETAの再申請や修正のやり方は別項で詳しく紹介しているので、そちらをご覧くださいね。
なお、90日以内の観光・商用(会議・商談)・ホームステイなどK-ETA対象の入国目的であれば「修正」の手続きだけで問題ありませんが、報酬が発生する場合はビザを取得しなければなりません。
ビザの取得については後述する「渡航認証拒否」の項で解説しています。
審査完了メールが届かない・審査結果がわからないとき
前述の通り、申請内容に問題がなければ、早ければ30分後、多くは当日中に審査完了メールが届きます。
申請完了メールにあるURLから審査の進捗状況が確認できるので、審査完了メールが届かない・結果がわからないときはアクセスしてみましょう。
また、フリーメール(Gmail、Yahoo!メール、iCloudメール)などを使っている場合、申請完了メール・審査完了メールが迷惑メールフォルダに振り分けられていることがあります。
72時間を過ぎたのに受信しない場合は、別のフォルダを確認することをおすすめします。
ログインできない
管理人Uni も申請手続きを一時保存し、しばらくしてから再開しようとしたらログインできないことがありました。
はっきりとした原因はわかりませんが、翌日もう一度やってみたら無事にログインできました。
前述のデメリットの項でお伝えしたように、メンテナンス作業が入ったり(事前告知が分かりにくい)サーバーが重かったりするのかもしれません。
時間をおいて再ログインするなどが必要になりますから、K-ETA申請は早めにやっておく方が無難です。
また、審査完了後に再ログインできない場合は、後述する「お問い合わせフォーム」を使って問い合わせることも可能です。
その際、申請番号などの情報が必要になるので、申請完了メールなどは保管しておくことをおすすめします。
渡航認証拒否(不承認)になったら
K-ETAの申請をしたのに渡航認証拒否の通知メールが届いた場合、どうすれば良いでしょうか?
この場合、まず申請内容に間違いがなかったかを確認してください(可能な場合)。
もし間違いに気付いたら、前述の『K-ETAの再申請』の項を参照に申請をやり直しましょう。
再申請をした結果、3回以上「渡航認証拒否」となった場合は、もうK-ETAでの渡航が認められません。
駐日本国大韓民国大使館または総領事へ行き、目的に応じたビザを取得する必要が生じます。
大使館・領事館に相談してみてください。
駐日大韓民国大使館公式サイトはコチラ
駐日大韓民国総領事館の電話番号・所在地はコチラ
(大阪・福岡・名古屋・広島・横浜・新潟・札幌・仙台・神戸)
お問い合わせ先
K-ETAに関しては、指定の「お問い合わせフォーム」から質問・問い合わせが可能です。
K-ETA公式サイトの左下にある「Ask Us」、日本語の場合は「お問い合わせ」をクリックしましょう。
下記リンクからK-ETA公式サイトの「お問い合わせフォーム」へ行けるので、ご活用くださいね。
K-ETA公式 お問い合わせフォーム
「K-ETA 問い合わせ先」などで検索すると、代行業者サイトもヒットします。
必ずK-ETA公式サイトから手続きしてください!
初めに個人情報に関する同意と、メールアドレスの入力が必要です。
フォームを開くと質問のジャンル、質問者を選択するようになっています。
下記の中から近いものを選びましょう。
【 質問のジャンル 】
- K-ETA questions about Application
:K-ETAの申請に関するお問い合わせ - K-ETA Questions about mistakes and errors in an application
:K-ETA 申請失敗やエラーに関するお問い合わせ - K-ETA Questions about Approval(Disapproval)
:K-ETA 許可(または不許可)に関するお問い合わせ - K-ETA Questions about validity period of K-ETA
:K-ETAの有効期間に関するお問い合わせ - K-ETA Questions about Fee
:K-ETA手数料に関するお問い合わせ - Questions about modifying e-Arrival card
:e-入国申告書修正に関するお問い合わせ - Other
:上記以外の質問
【 質問者 】
- Myself:本人
- Proxy(ex. Parent of minor, tour guide,etc ):代理人(保護者、引率者など)
- Airline employee:航空社職員
- Travel agent:旅行社職員
- Other:その他
申請済みのK-ETAに関する問い合わせには、K-ETA申請番号が必要な場合があります。
分かる場合は「K-ETA Application Number」の欄に記入してください。
なお、回答の言語は英語・タイ語・ロシア語・韓国語の4種類から選べます。
やはり英語を選択しておくのが無難だと思いますw
問い合わせの具体的な内容は「Question details」の欄に600字以内で記入しましょう。
申請完了メールなどから必要な情報を漏れなく提供して、返信を待ちましょう。
窓口の対応時間は平日の9時~18時。
韓国の祝祭日と土日はお休みです。
回答までの時間は問い合わせ内容により異なるので、余裕をもって問合せしてください。
前項の【解決編】も参考にしてくださいね。
なお、帰国時の手続きは事前登録できるサービス「Visit Japan Web」が超便利!
詳しくは上記リンク記事をご覧ください!
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