新型コロナに便利!街中でも旅先でも使える無料アプリ4選

アプリ

新型コロナウィルスが流行していても、日々の生活を止めることはできません。
でも、感染リスクを背負っていることを考えると、不安を感じる人も多いことでしょう。

日常生活だけでなく、出張や旅行など幅広い場面で正しい対策を取ることが大切です。

それなら、手軽に使えて最新の情報を入手できるアプリも利用してみませんか?

自分の感染リスクを下げることは、大切な人の健康も守ることに繋がります
無料アプリなので、ぜひ活用してください!

COCOA – 新型コロナウイルス接触確認アプリ

  • 無料アプリ
  • 厚生労働省公式
  • のべ1364万ダウンロード
    (2020年8月18日現在)
  • 登録陽性者との接触を通知
  • プライバシーは保護される

厚生労働省の鳴り物入りで提供が開始されたアプリ「COCOA」。

新型コロナ陽性者との接触があったかどうかが通知・確認できるアプリです。

利用方法と仕組み

  1. 利用者はCOCOAをインストールしたうえで、Bluetoothをオンにする。
  2. 陽性と判明した人はCOCOAを通じて登録する。
  3. 陽性登録者と半径1m以内で15分以上接触した場合、利用者に通知が来る。
  4. 上記の近接に関する情報は暗号として保存され、14日後に削除される。

 

本アプリは近距離無線であるBluetoothさえオンにしておけば、通信費不要で接触の有無を確認してくれます。

アプリを起動しておかなくても、バックグラウンドから停止しても、機能するので大丈夫。

また、位置情報は記録されません

Android端末の場合は位置情報をオンにすることを求められますが、これは端末のシステム上、Bluetoothをオンにするために必要な設定であるだけで、実際には位置情報は利用していません。

COCOAより

さらに、Apple社とGoogle社が共同声明として本アプリへの支援を表明しており、両社のプライベート保護技術が活用されていることを公表しています。

巷ではプライバシーの漏洩を懸念する声が上がっていますが、SNSやゲームなどで位置情報などを利用している人にとっては杞憂といえるでしょう。

統計上、本アプリは日本人の6割が利用することで価値が高まるといわれています。
多くの方の協力が必要ですね。

いろいろな憶測が飛び交ったので、利用に踏み切れなかったスマホユーザーも多いと思いますが、7月末には発熱した人が接触通知を受け取ったことにより保健所へ相談するきっかけになったという事例も出ています。

どうやら電車内で居合わせた可能性が高いとのこと。
日常に潜んでいたリスクに気付かせてくれたというわけです。

下記も併せてご覧いただき、ぜひインストールして頂きたいと思います。

メリット

「もしかしたら感染者と接触したかもしれない」というリスクにいち早く気付けるのが最大のメリット

そのため、自主的に外出自粛などの行動をとり、発熱や味覚異常などの変化に注意するといった対策をとることができ、自分自身の健康と周囲への感染拡大リスクを低減する効果が期待されています。

例えばショッピングモールや映画館など不特定多数の人が行き交う場所へ出かけたとき、COCOAを利用していれば陽性者と接触があったかどうか、確認することができるわけです。

また、陽性者との接触があった場合は通知が表示され、アプリの手順に従って症状などを選択していくと帰国者・接触者外来などの連絡先が表示され、検査の受診などが案内されます。

「どうしたら良いのかわからない」ということがないように、対応を案内してくれるのがありがたいですね。

なお、嘘の陽性申告をすることはできません

アプリに陽性の登録をする場合には、保健所が陽性者に発行する処理番号が必要になるため、この番号の一致がなければアプリが真の陽性者だと認めないからです。

このシステムによって、第三者が悪意をもって虚偽の申告をしたり、利用者が事実でない接触情報に振り回されたりすることはないと言えるでしょう。

デメリットと開発の真実

接触を確認できるメリットがある一方で、大きな問題が一つ残されています。

それは、陽性者の登録が本人の意思に委ねられている点です。

陽性者が申告をしていなければ、仮にその人と接触があったとしても、それを知る術はありません。

そのため、アプリの利用者が増え、陽性者が確実に登録してくれることがとても重要です。

ただ、COCOAは厚生労働省が主導しているので、個人情報を政府に利用されるのでは…といった懸念や、アプリの性能を疑問視し、ユーザー数が伸び悩んでいる現状があります。

しかし、前述の通りアプリが認識できるのは接触情報だけなので、個人情報が洩れたり収集されたりすることはありません

また、アプリの基盤開発は厚生労働省ではなく、「COVID-19 Radar Japan」という有志のエンジニアたちが無償で開発したもの。

まるで政府が開発したように発表したために「監視用アプリなのか」と誤解を招きましたが、日本を憂えたエンジニアたちがSNSなどを通じて同志を集め、感染拡大防止のために作り上げたものなのです。

こういった背景を広く知らしめ、多くの人が不安なく利用できるようにしてほしいと思います。

参照:厚生労働省「接触確認アプリ利用者向けQ&A」

LINE:都道府県別の新型コロナ情報

  • 無料アプリ
  • SNS機能がベース
  • 都道府県別の公式アカウントから独自の情報を入手可能
  • 「Q&A」や「お医者さんに質問」などの機能あり
  • 新型コロナにまつわる教育や経済支援を行う省庁の公式アカウントも開設

最も日常的に使われているアプリと言っても過言ではない「LINE」。
そのLINEを利用すれば、自分の都道府県や厚生労働省の新型コロナに関する情報を入手することができます。

方法はとっても簡単!
情報が欲しい都道府県や省庁の公式アカウントを友だちに追加し、利用規約や感染症対策に関する学術研究に情報提供(大学など)することなどに同意したうえで、いくつかの質問に答えるだけです。

アカウントにより多少異なりますが、質問の内容はこんな感じです。

  • 37.5℃以上の発熱、強いだるさ、息苦しさ、解熱剤の服用など現在の体調に関するもの。
  • 年齢・性別・職業・郵便番号・渡航歴(14日以内)
  • 現在治療中の病気や妊娠の有無
  • 過去1か月間の病歴
  • 感染予防のために行っている対策

項目数が多いと感じるかもしれませんが、ほとんどプルダウンメニューから選んだりチェックを入れるだけなので、あっという間に終わりますよ。

回答を送ると登録した都道府県のトーク画面に、

  • 最新情報
  • よくある質問
  • スマホでお医者さんに相談

という機能が追加されます。

この中で、いざというときに頼りになりそうなのが「スマホでお医者さんに相談」の機能。

タップすると登録している医師のリストが表示され、その医師の専門分野やポリシー、過去の相談回答事例などが見られます。

受診の必要があるかなどを相談する人も多いようです。

LINEより

ちなみに、2020年8月現在、LINEの公式アカウントを持つ都道府県や省庁は次の通り。

区分公式アカウント
都道府県【北海道・東北】
北海道、岩手県、宮城県、秋田県、福島県
【関東】
東京都、神奈川県、埼玉県
【中部】
富山県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、愛知県、三重県
【近畿】
滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県
【中国・四国】
鳥取県、島根県、岡山県、香川県、徳島県
【九州・沖縄】
福岡県、長崎県
【アカウントがない地域の方】
神奈川県が全国向けに発信しています。
省庁厚生労働省
経済産業省 教育産業室
文部科学省 子供の学び応援
消費者庁 新型コロナ関連消費者向け情報 など
LINE公式 自治体や省庁の公式アカウント より

都道府県によっては定期的に感染状況が配信され、感染拡大が心配されるエリアを把握することも可能です。

なお、独自のアカウントがない県は神奈川県の「新型コロナ対策パーソナルサポート(行政)」を登録すると、新型コロナに関する質問や疑問に自動チャットが応じたり、厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症について」を閲覧することができます。

一方、省庁のアカウントは、新型コロナによって影響のあった消費や教育に関するサポート情報を提供するものです。

特に文部科学省のアカウントは小中高生等を対象に自宅等で学習できる教材や動画を配信しており、休校などによる不安を取り除くのに役立ちます。

ただし、これらのアカウントは新型コロナに関するものなので、感染拡大の終息時に閉鎖されるものもあります。
注意しましょう。

Yahooマップ:混み具合がわかる便利機能

  • 無料アプリ
  • 地図機能がベース
  • 混雑状況の表示
    (20分前&24時間分)
  • 中食検索にも対応
  • 宿泊施設検索OK

地図アプリとしてダウンロードしている人も多いのが「Yahoo!MAP」。
新しい機能が追加され、当サイト管理人Uniも再インストールした1人です。

「Yahoo!MAP」は駅の出口情報や防犯マップなど便利な機能が追加され、続々と進化していますが、ここでは新型コロナウイルス感染拡大に役立つ機能に絞ってご紹介します。

混雑レーダー

このアプリの機能として復活したのが「混雑レーダー」。

なんと、調べたい場所の混雑状況を、直近20分前から24時間前まで遡って調べることができるんです。

「▶(再生)」ボタンを押すと混雑具合がどのように移り変わっていくのか見られます。
可視化されているので、とてもイメージしやすいですよ。

また、マップを拡大していくと、店舗・施設周辺の混雑状況が一目でわかるアイコンが表示されるという新機能も加わりました!

さらに店舗ごとの時間別混雑レベルがわかる機能もあり、現在は全国で5万件の情報が提供されています。

例えば「混雑を避けてショッピングに行きたい」というときに、一日の中の空いている時間を調べたり、行く前に混雑状況を確認したりすることができ、とても便利ですよ。

テイクアウト・デリバリー可能店舗

マスクを外さなければならない飲食シーンは、感染リスクが高くとても危険。

緊急事態宣言以降、自粛が解けた後も外食を避ける傾向は続き、テイクアウトやデリバリーの需要がとても高まりました。

しかし、同じ店舗だけでは飽きてしまうのも事実。
新しいお店を開拓したくても、どこがテイクアウトやデリバリーに対応しているのか探すのも一苦労ですよね。

そんなときにも使えるのが「Yahoo!MAP」。

地図の下部にある「テイクアウト」や「デリバリー」のアイコンをタップするだけで、簡単に検索できるんです。
※公式に登録されている店舗のみ表示。

オンライン飲み会のお供やコロナ禍での気分転換にも役立ちそうですね!

さらに、テイクアウトやデリバリーをしている店舗を見つけたら、その情報を登録することもできます。

新型コロナの感染が拡大してから新たにテイクアウトやデリバリーを始めた店も多いですから、まだまだ未登録の店舗もたくさんあります。

自分の知っている情報をシェアすることで、多くの人を感染から守ることができますし、経済的な打撃を受けている店を助けることにもつながりますね。

Go To Travel

さらに最近になって追加された機能が、この「Go To Travel」。

エリア内の宿泊施設が表示され、そのまま予約まで進める手軽さです。

施設を選ぶと最低料金や口コミ情報のほか、混雑の時間帯がわかるのも嬉しい機能。

画像も表示されるので、イメージもつかみやすいですよね。

現在地から最寄りの施設を探すのも簡単です。

でも、感染拡大を受けて「県境を跨いでの移動は気が引ける」「感染リスクが怖い」…という人もいますよね。

そんな人にはコロナ禍で注目の「マイクロツーリズム」がおすすめ!

遠出をせずに、近場を楽しむ新しい旅行のカタチです。

Yahoo!MAPなら近隣のホテルをワンステップで検索できるので、マイクロツーリズムにも使えますね。

なお、旅に出たいけれどリスクはできるだけ下げたいという方、ぜひこちらの記事をご覧ください!

NewsDigest:少人数の感染者も把握

  • 無料アプリ
  • ニュース機能がベース
  • 新型コロナ感染者の人数をマップ上で見ることができる。
  • 少人数の感染情報にも対応
  • GPS利用

NewsDigest(ニュースダイジェスト)」はもともと速報ニュースを提供するスマホ用のアプリ。
このスピーディさを最大限に活用して、新型コロナの感染状況をマップとして確認できるようになりました。

自分の家の近所や会社、立ち寄る先の発生状況は誰もが気になるところ。
でも、ニュースとして取り上げられるのは大きなクラスターが中心で、すべての感染情報が報道されているわけではありません。

また、地方自治体のホームページなどでも状況が発表されていますが、実態を掴みにくいのが玉にキズ。

それを一目でわかる地図上で示してくれるのがこのアプリの優れた点です。
少人数の感染にも対応しているのが感動モノ!

使い方は簡単!
マップ下の「コロナ・防災」タブを選択するだけでOKです。

GPSで現在地付近の感染状況をすぐに表示することができ、マップを動かせば知りたい場所の感染状況を把握することもできます。

追跡アプリではないので、GPSを利用していてもユーザーの経路を記録したり追跡したりすることがないので安心。
プライバシーにかかわる情報に触れることなく利用できるようになっています。

感染者の少ない行き先やルートを選ぶのにも役立つほか、すでに行ってしまった場所がクラスターになっていないかも知ることができます。

NewsDigestより

気になるのは情報元が確かなのかという点ですね。

「NewsDigest」ではリスク情報収集を行うAIが、自治体・厚生労働省・企業・店舗・報道発表などから情報を集めたあと、アプリ提供元の専門スタッフが24時間体制で真偽を確認してから反映させているとのこと。

SNS上の古い情報・偽の情報はAIによって除外され、最新のエビデンス(証拠)がある情報に集約する仕組みになっているそうです。
これに人間の目による確認作業も入るので、信頼度は高そうですね

さらに、感染者が出ても外出を控えて勤務先など外部に影響がなかったケースは除外されているので、本当にリスクの高い情報だけを得ることができます。

また、風評被害にも考慮し、感染状況マップに掲載されたのち、一定期間経過した情報は消去されるようになっています。

もちろん、ニュースアプリとして政治・経済、芸能に関するニュースが充実しているのも嬉しいところ。
多少通知がうるさく感じるときもありますが、スマホの設定でコントロールすれば非常にありがたいアプリです。

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